2020年米国大統領選挙戦で対立したのは,BLM(奪税 抗差別)勢力とhillbilly(貢税 置き去り)群だった
一方は,差別抗議に応える政策的優遇が必要という扇動に乗せられ「Black lives matter」を掲げて米国民主党を支持する人々だった.「Black lives matter」とは,「黒人容疑者が逮捕される際,警官の暴力で死亡した」旨のプロパガンダで盛り上がった抗議活動のことである
学術エリート達が,大都市に集まるマイノリティを
革命戦士化
するのは,共に[税金に集る]仲間だからでもある
他方は,納めた税金を浪費され置き去りにされたと感じ「Deplorable lives matter」を掲げて米国共和党を支持する人々だった.「Deplorable」は,2016年米国大統領選挙戦で,ポリティカル・コレクトネスに異議を唱える人々を貶す為にヒラリー候補が発した言葉である
差別抗議に応える政策的優遇に納得できない山間部の土着民達は,米国民主党に拒否反応を示した
2020年米国大統領選挙戦は過熱し,数々の不自然な現象を示しながら終了した
hillbilliesは,[バイデン勝利]に承服できず,国会議事堂前の抗議集会に結集した.そのとき,群衆の議事堂侵入を扇動する者達が居た.彼らは,執務室ドアの窓を破って警官の発砲を誘発し,被弾者女性が死亡した旨叫んで群衆を興奮させた後,身を隠した.その一人が,CNNに出演して当時の様子を話した.2021年1月14日,彼は,議事堂乱入事件で告訴され,BLM指導者
ジョン・アール・サリバン
だということが判明した.2020年5月にミネアポリスで起きたフロイド事件後に「黒人の暴動」という活動組織を作ったのも彼だと言われている
BLM指導者による扇動があったことを報道する大手メディアもSNS各社も皆無である
「アメリカ合衆国議事堂乱入は,トランプ大統領に扇動された支持者達の仕業で,民主主義を破壊するものである」旨,一方的に報道され,これに反する情報は遮断され,口を封じられた状態になっている
香港立法会乱入事件に於ける中共的手口そっくりのデジャブがアメリカに出現したのだ
ニッキー・ヘイリー
元米国連大使(2018年6月19日に「米国が国連人権理事会を離脱した」旨発表)が,米国共和党の希望の星となった
動画
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勇気を出して
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元米国国連大使のニッキー・ヘイリーが問いかけます
私たちの時代の公民権問題とは,言論の自由や知的自由を巡る問題である.こうした自由を守る勇気や準備があなたにあるだろうか?
単純な真実すら異質な概念のように聞こえる部屋に入っていくときどんな気持ちになるのか,私はよく知っている.自分の気持ちを率直に話すことでさえ気が重くなるような場所だ
アメリカ合衆国の建国の理念があからさまに嘲笑されるような場所だ
私はアメリカ合衆国の国連大使を2年間務めた
国連がどれだけおかしなことが起きる場所か知りたいなら,人権理事会がどのような国に支配されているかを考えてみればいい
中国,キューバ,ベネズエラ.世界でも有数の人権侵害国だ
真の民主主義国家は日常的に罵られている
世界中で何億人もの天与の権利を保護してきたアメリカは,あからさまに批判されている
なぜ私がこんな話をしているのか?
多くの大学キャンパスが国連と同じくらい反米になった,つまりアメリカが道徳的に遅れた国だと見なすようになったからである
そして,これを正すことができる唯一の人物はあなたである
たいへんな重荷を背負うことを求められているように聞こえるのなら,まさしくそれこそが私が求めていることだからだ
あなたにその能力がないと思っているなら,私はこんなことを頼みはしない.あなたにはその力があると心から信じている
私は数多くの大学で講演を行った.ほとんどの学生には,この国に対する直感的で揺るぎない愛があると私は確信している.だからこそ私はアメリカの未来について楽観的なのだ
しかし,声を上げるのが難しいこともわかっている
大学当局はあなたの味方ではないだろう
簡単にできることだとは私も思わない.しかし,これは必要なことなのだ
では,私はあなたに何を頼もうとしているのか?
勇敢になることだ.あなたの権利を守るために声を上げることだ.アメリカを守ることだ.友だちと話すときに.大学の教室で.キャンパスで.あなたがどこに行くときでも
声を上げることは,無礼になることでも,ましてや暴力に訴えることでもない
それは,事実を確かめ,明瞭に,そして目的をもって真実を語ることだ.そして,もしあなたが真実を話しているのなら,クラスメートや教授があなたを愚か者のように見せようとしても,…
…私の場合で言えば 193 の政府の代表者が私を愚か者のように見せようとしても,けっして引き下がらないことだった
アメリカを守るには,アメリカの歴史を知る必要がある.最近の歴史教育の質が落ちたことを考えれば,授業以外に自分で学ぶ必要があるかもしれない
自分でアメリカの歴史を調べよう.自分自身で態度を決めよう
まず,一次資料にあたることだ.独立宣言,憲法,フェデラリスト・ペーパーズ,ジョージ・ワシントンの辞任挨拶,ゲティスバーグ演説,リンカーンの二期目の就任演説.そこから広げていけばいい
アメリカを現実と比べているのであり,ユートピアと比べているのではないことを常に心に留めておこう
また,現代の基準ではなく,当時の状況に照らし合わせて人々を評価する必要があることも覚えておこう.そうすれば,間違いなく私と同じくらいこの国を好きになる
アメリカには,語るべき素晴らしいストーリーがある
しかし,まずあなたがそれを語る勇気を持つ必要がある.前の世代にとっての人種的平等を求める戦いは,あなたの世代にとっての言論の自由や知的自由を求める戦いだ.あなたは最前線にいる.あなたは反逆者だ
私が生きてきた中で,これほど多くのアメリカ人が,何を考え,何を話すことが許されるのかを日常的に指図され,抑え付けられるような時代はなかったと記憶している
では,アメリカでは何を話すことが許されているのか?
アメリカの一流大学において「洗練されている」と考えられているトレンディーな考え方とは何なのか?
多くの場合,人権理事会のならず者たちが信奉する考え方とまったく同じである
いわく,アメリカはレイシストだ.いわく,アメリカの問題の根源は資本主義だ.資本主義こそ,何十億もの人々を貧困から救った唯一の経済システムなのに.いわく,社会主義は至福だ.いわく,言論の自由はそれほど重要ではない
これらはとても悪い考え方だ.完全な間違いでもある
アメリカはもっと良くなることができるし,良くならなければならない.その点に疑いはない.私たちの前には困難な作業が山積みだ.しかし,アメリカの民主主義や,アメリがすべての人に提供してきた機会に関して中傷をやめないのなら,ずっと酷い将来が待っているだけである
アメリカを何か別のものに作り変える必要はない.たしかにアメリカは完璧ではないだろう.だが,あらゆる人種,民族,宗教の人にとって,これほど寛容で,裕福で,自由な国が世界の歴史上存在しなかったことも偶然ではない
国連大使として働いていたとき,私は言論が保護されない国々のことを知るようになった
政府与党の見解に異議を唱えるとき,オンライン・ハラスメントや悪い成績よりももっと酷いことを覚悟しなければならない国々だ
あらゆる価値には代価がある
しかし,その代価は支払う価値がある.なぜなら,アメリカにはその価値があるからだ
真実を話すのは困難である場合も多い.だからこそ,勇気が必要だ
アメリカと自由を守るために多くの人が死んだ
.誰もあなたの命を賭けるように頼んではいない.しかし,あなたの世代が立ち上がるべきときがきた
手をこまねいていては,あなたの国も,あなたの自由も失うことになるだろう
2020年8月24日の共和党全国大会で,トランプ大統領が共和党候補に指名される前に,ニッキー・ヘイリー前国連大使(民間企業,州議会議員,サウスカロライナ州知事を経験.インド系移民の子)が大会中に平易な言葉で演説した内容(外交政策や経済政策の実績,民主党の反米的左傾化に対する懸念,マイノリティーの可能性)は,共感をよんだ
共和党保守派が開催したCPAC(Conservative Political Action Conference)会場の売店では,MAGAハット(トランプ大統領のシンボル)の横に,Nikki Haley 2024の文字が刻まれた帽子が置かれていた
保守派以外との関係良好化に努める柔軟性も持ち合わせている.2016年大統領選挙では,マルコ・ルビオ上院議員→テッド・クルーズ上院議員→民間人トランプ氏 と支持先替えるのを躊躇わなかった
ボーイング社の取締役をしていたとき,政府が過剰な救済策を提示したのを快しとせず,辞職した
共和党重鎮 グローバー・ノーキスト全米税制改革協議長も彼女を高く評価している
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してくだされば幸いです.言論封殺勢力に抗する決意新たに!