20191113
美智子さま「皇居の自然林伐採」の真相
平成の世になりひと段落ついた1993年ごろ, 『週刊文春』や『宝島30』が,俗に「美智子さまバッシング」と呼ばれる記事を相次いで発表した.これらの記事に対して宮内庁と『週刊朝日』は猛烈に反論.一体この背景には何があったのだろうか?
平成5年10月20日,59歳の誕生日を迎えた皇后さまが赤坂御所での祝賀行事を前に,天皇陛下,長女の紀宮さまと談話室で懇談中に突然,倒れられた
間もなく意識を取り戻したが,言葉を出されなくなった.祝賀行事は当然,取りやめになった.病名は明らかにされなかったが,いわゆる心因性の「失声症」だった
直近には「週刊文春」が9月23日号で「昭和天皇が愛した皇居自然林が丸坊主美智子皇后のご希望で」という記事を掲載していた.両陛下の新御所建設のため吹上御苑の自然林が伐採されたという内容.直前に発売された月刊誌「宝島30」8月号では,宮内庁勤務と名乗る人物が「皇室の危機」と題して,両陛下の私生活を「快楽主義的」と批判していた
この時期に,批判報道が相次いだのは「週刊誌の部数競争が無関係だったと思えない」と,日本テレビのアナウンサーとして皇室番組を長年担当した久能靖氏(80)は話す.「国民は昭和に比べ,皇室に親近感を持っていたからこそ,暴露話に興味を持った.週刊誌側がそれを利用したのだろう」
1993年は皇室にとって大きな節目を迎える年となった.昭和の時代,公務といえば基本的に天皇陛下一人でこなすものであり,平成流のように夫婦二人で参加されることなどなかった.女性皇族が「大活躍」し始めたのは美智子さまから,より正確に表現すれば平成の時代からだ
美智子さまは,誤解を恐れず表現すれば「女優」であり,人前に出ることに大変な「喜び」を覚えるタイプであった.ほとんど表に出てこなかった香淳皇后とは全く性格が異なる.当然,嫁姑バトルというのはあり,お二人の仲は良くなかった.これについては散々報道されているので知っている人も多いだろう
昭和から平成に御代がかわるや,美智子さまは速やかに皇居に住まいを新築し自分の荷物を送りこみ,香淳皇后には速やかに御退場いただいた.旧東宮御所への引越しを熱望し,未だ引っ越し作業の終わらない美智子さまは,当時を振り返って何も思われないのだろうか?
美智子天皇居に住まわれた美智子さまは,平成流に従い,昭和を過去の遺物とばかりにすべて排除しようとした.多くの職員が配置転換となった.昭和天皇の身近に仕えていた方々は中央から遠ざけられた.私はこの時,まだ若く,そのため「昭和色が強くない」という理由からか,比較的,美智子さまに近しい立場に配置替された.運が良かったのか悪かったのか…
先にも述べた通り,香淳皇后と美智子さまの仲は良好ではなかった.皇太子妃時代の美智子さまは,順列の上で香淳皇后に頭が上がらなかったから,色々と衝突があるたびに一歩,引き下がらざるを得なかった
皇室内において「順列」は絶対的な意味を持つ.ゆえに「皇后」になってしまえば,逆らえる人はいない.美智子さまは「皇后」になられるや,強権を発動した.当時の週刊誌には「最近の皇室は,皇后の意向で動くといわれ,眉をひそめる関係者も多い」などと書かれていたが,まさにその通りの状況だった.美智子さまに仕えていたある職員は「美智子天皇が,陛下に指示を出していましたよ」などと冗談気味によく言っていたものだ
そんな美智子さまが皇后となり,真っ先に手を付けたことの一つが,自らが住まう御所の新築だった.昭和天皇と香淳皇后をそのまま使用することは,どうしても生理的に受けつかなかったらしい
そして総額56億円以上かかったこの工事は,皇居の自然林を大きく伐採し建てられた.昭和天皇は自然を愛した方であったため,この伐採には宮内庁内で大きな反発を呼び越した.そもそも「もともとあった御所を二世帯住宅にして使えばよい」という考えが宮内庁では支配的だった.だが先ほども言ったように,皇室において「順列」は絶対的な意味を持つ.“美智子天皇”の決定に異を唱えることなど誰もできなかった
当時,皇太后であった香淳皇后は,この伐採をひどく悲しまれ動揺されていたという.当然のことだろう.だが,脚も悪くなっており車いす生活だったこともあり,美智子さまに「忠言」することはできなかった.この伐採事件以降, 香淳皇后の「老人特有の症状」は加速度的に進んだ.だが嫁姑の宿命であろうか,美智子さまは,あまりお見舞いなどに積極的ではなかった
このような美智子さまの態度はもちろん宮内庁内で更なる反発をうんだ.敬意を払った表現を用いるならば,宮内庁は旧態依然とした場所であるため,美智子さまがあまりにも「斬新」過ぎてついていけなかったのだ.ゆえに宮内庁職員の誰かがこの「自然林伐採」を『週刊文春』に流した.その結果生まれたのが「美智子皇后のご希望で 昭和天皇が愛した皇居自然林が丸坊主」(93年9月23号)だ
この『週刊文春』記事は,美智子さまの評判を落としかねない内容だった.もちろんこれに過敏に反応したのは,美智子さまご本人だった.余談になるが,新聞や雑誌に皇室報道が含まれる場合,職員は発売日未明のうちに現物を手に入れ,該当記事を切り取りスクラップ帳に張り付けておかなければならない.そして朝食の時に,美智子さまにスクラップ帳をお届けし,美智子さまのお言葉,感想をいただくのだ
今でも思いだす.美智子さまはこの記事…「美智子皇后のご希望で 昭和天皇が愛した皇居自然林が丸坊主」…を眼にするや朝食を中断し,対策チームを編成して対処にあたった.まさに鬼の形相だった
美智子さまの考えた反撃方法は次のようなものだ.この記事の中には不正確な情報が含まれている.この点を指摘して,記事全体が「誤り」であるかのように声高に叫べば,自然林伐採も「誤り」であると皆受け取るに違いない,というのだ
この不正確な情報とは,具体的には「紀宮さまのベルギーお見合い」というものだ.海外公務中には現地で様々な人と会食する.その会食のうちの一つが,間違って「お見合い」と受け取られ記事にされていた
続いて問題となるのは「紀宮さまのベルギーお見合いが“誤りである”と誰が指摘するのか?」ということである.宮内庁側からこれを必死に主張したのであっては「何か隠そうとしているのか?」と怪しまれかねない.そこで美智子さまが考え出した妙案が「メディアに情報を意図的にリークして記事を書かせる」だ.結論的には朝日新聞系列に情報が流されることになり,その後『週刊朝日』が美智子さまを擁護する記事を連発するようになる
これが美智子さまによるメディア操作の始まりだったと言って過言ではないだろう.退職した今も,この時のことをよく思い出す
20191114
美智子さま「姑には皇居から出て行って欲しい」と漏らして,珍しく「夫婦喧嘩」
上皇ご夫妻はとても仲の良いご夫婦であることにだれも異論はない.ほとんど喧嘩もないが,一度だけ大喧嘩を目撃したことがある.それは嫁姑合戦の延長戦であった
引越しにはお金がかかる.少し前に東京から千葉に引っ越したが,トラック1台で事足りたにもかかわらず20万円もかかった.これが皇族の引越しともなれば桁違いの費用が必要になる
平成から令和になり皇族方の大引っ越しが始まる.本来ならば高輪御用邸が空いているのだから,上皇ご夫妻がそこを利用し,これまで使われていた御所に現天皇皇后両陛下が入り,秋篠宮ご夫妻が旧東宮御所に入られれば問題なかった
しかし,美智子さまが旧東宮御所へのお引越しを大変強く望まれたため,引っ越しはかなりアクロバティックになった
第一の問題は旧東宮御所に上皇ご夫妻が入られる場合,秋篠宮家の行き場所がなくなってしまうのである.皇嗣となる秋篠宮殿下にとって,これまで使われてきた宮邸のままでは明らかに狭い.そのため新秋篠宮邸を新築する必要が生じた.この総額が50億円以上となる
第二の問題は旧東宮御所の改修工事が終わるまで,上皇ご夫妻は高輪御用邸に一時引っ越しされるが,この高輪御用邸が狭いのだ.引退された上皇ご夫妻に広大な家を必要ないかと思われるかもしれないが,上皇職は減員されず60人のまま.上皇ご夫妻は引退後も,現役時と同等の生活を望まれているのだ.そのため高輪御用邸の改修工事もかなり大規模なものになってしまった
このアクロバティックな引っ越し作業は,まさに美智子さまの“ご希望”に沿った故に起きたもので,総額100億円以上かかる見込みである.最もシンプルな引っ越し案が採用されたならば,皇居と東宮御所の小規模な改修工事だけで済んだはずだったのだが…
美智子さま「吹上大宮御所には住みたくない」
ところで上皇職の減員が見送られた折,上皇ご夫妻には,現在使われていない吹上大宮御所を改修してそこに移っていただく案も出た.吹上大宮御所は,もともと昭和天皇の御所として使われていたもので,崩御後は香淳皇后の住まいとしてそのまま使われていた.仙洞御所の北に位置し,距離も近いため荷物の運搬なども楽だ.なにより広さも十分あるため,改修工事も小規模で住む
だが美智子さまはこの案を断固拒否.嫁姑の拗れは20年もの時を経ても未だ色褪せないようだ.もちろん世間一般でも似た様な嫁姑関係はよくあるし,姑の“お古”を使いたくないという美智子さまのお気持ちも理解できなくはない
だが皇室内で嫁姑合戦をされると,ともかく費用が掛かる.そしてその原資は税金である以上,配慮のある行動をとっていただきたいと願わずにはいられない
このように令和のお引越しは大規模になったが,平成のお引越しもこれに負けず劣らず大規模なものとなった
昭和天皇が崩御され,香淳皇后の住まいをどうするのかが重大懸案となった.当時は現在の高輪御用邸のように,引っ越しに適した御用邸が都内になかったため事態はより複雑だった.いくつかの案が出た
宮内庁内で最も支持された案は,昭和天皇が使われていた御所を改修し,そこに香淳皇太后と新天皇皇后両陛下が二世帯住宅として利用していただくというものだった.当然ながらこれが最もお金がかからずシンプルだ
この案に天皇陛下(現上皇陛下)は理解を示したが,これに美智子さまは激怒.美智子さまが「怒り」の感情を表に出すことはほとんどないのだが,この時だけは違った.「皇太后陛下には,吹上皇居から出て行ってもらいたい.那須とか葉山とか京都には空いている御用邸があるでしょう」とはっきり仰ったのを覚えている
この言葉に当時の天皇陛下もさすがに声を強めた.「父が崩御した途端,葬儀も終わっていないのに,母を“都落ち”させるようなことはできない」と.温和な上皇陛下が,美智子さまの言葉をさえぎって自身の感情を強く表現されることはめったにない.この日は珍しく「夫婦喧嘩」となった.もっとも皿などが飛び交うわけではないが…
それから数日「無言」による夫婦喧嘩を経てたどり着いた妥協案が,皇太后にはこれまで住んでいた御所をお使いいただき,自分たちには自分たちの新御所を建築するというものだった.この新御所は総工費56億円.地上2階地下1階で計62部屋と,旧御所よりもはるかに広く大規模なものになった
この新御所建築で,皇居の自然林が大規模に伐採され,それが「美智子さまバッシング」に繋がっていく.そう思うと,嫁姑合戦に勝利した美智子さまの悪手が,自らに帰ってきたとも言える.令和の時代はこのようなことが再び起こらないことを願わずにはいられない
美智子さま「皇居に映写室とステージはあったのか?」の真相
いわゆる「美智子さまバッシング」の一つに,「贅沢三昧をしている.新築した御所には映写室やステージがあり,ご友人たちを夜な夜な呼んでパーティをしている」というものがある.この報道を宮内庁は真っ向から否定した.宮内庁がメディアを批判することなど前代未聞だったため,これは波乱を呼び起こした.一体何があったのか?
93年に起きた「美智子さまバッシング」は起こるべくして起きたと言える.宮内庁は旧態依然とした場所であり,表に出て活躍するタイプの美智子さまの振舞は「おもしろい」モノではなかったことは確かだ
たとえば今では皇族方が公務へ行けば,膝を折り国民と言葉を交わされることが当然の光景だ.上皇陛下は在位時には,老人ホームでご老人の肩もみをした.このような国民に寄り添う姿勢は,令和の時代にも続いている.今上陛下はスピーチの中で「敬語」を使われた.以上のような光景は平成・令和になって初めて生まれたものだ
昭和天皇は決して国民の前で膝を折られることはなかった.もちろんこれは昭和天皇が「冷たい人物」であるとか「国民と寄り添っていない」という意味ではない.昭和の時代において天皇とはそもそもそのような存在だった
時代時代の天皇像は,その時代時代に応じて柔軟に変化していきた.令和の御代は御代で今上陛下が,これまでの象徴天皇制をさらに発展させていけばよいと思う
だが平成に御代が変わったときは,未だこのような心境にはなっていなかった.単純に変化が怖かったのだ.皇室が「開かれ過ぎる」ことに,漠然とした恐怖を覚えたし,私以外にも多くの職員が同じ心境だっと思う
そしてこの「開かれ過ぎた皇室」を最も望みプロデュースしたのが美智子さまだったがゆえに,バッシングが起こったのだろう
今の時代に美智子さまが同じことをしていたならばここまでバッシングは起こらなかったに違いない.そういう意味で,美智子さまは時代を先取りしており,先見の明があったと尊崇申し上げるほかない.だが,起こったバッシングに対して美智子さまがとった行動については,いささか疑問を抱かずにはいられない
93年に相次いで週刊誌が報道した,いわゆる「美智子さまバッシング」.その急先鋒は『週刊文春』による連続記事だった.その中で美智子さまが最も過敏に反応した記事は,「美智子さまが贅沢をしている」「無駄遣いをしている」という報道だ
その記事によれば,海外公務で3500万円もの衣装代が計上され,総額56億円もかけた新御所は贅を尽くしたものであり,質素を宗とした昭和天皇とは全く異なる皇室になったというのである.さらに新御所のプライベート部分には「映写室」や「ステージ」があり,夜な夜な美智子さまは知人らを呼んでは娯楽に興じているとまで書かれた
もちろん皇族とはいえ人間である以上,娯楽に興じてもよいではないかと思う.そして天皇は国の象徴であるのだから,皇族方は国の象徴的一族といえる.だから,衣装代に多少お金がかかり,大きな問題ではないと思う
だが,美智子さまはこの報道を大変気にされた.美智子さまが理想とする“美智子さま像”からかけ離れていたからだ.その理想像とは「国民と家族のために私を捨てて一身に尽くす,質素倹約の良妻賢母」というものであり,まさに美智子さまは,この“役”を徹頭徹尾演じ切ろうとする「女優」であった.映画ならアカデミー賞レベルであったと思う
もちろん女優であること自体に何ら問題はないし,どんな人間でも「演技」するものだ.ただ美智子さまの場合には,やや度が過ぎていたように思えてならない.というのも,実際,御所に「映写室」と「ステージ」はあったのだ.もちろん映画館やコンサートホールにある大掛かりなものではなく,あくまで個人向けのものであり,地上2階地下1階計60部屋以上を備える巨大建造物ならばあってもおかしくない程度のものだ.ステージに至っては単なる「台」に過ぎない
だが,美智子さまは「御所の応接部分に映写室とステージがある」という事実を認めることができなかった.実際には御所に映写室もステージもあったのだが,メディアで否定的に取り上げられてしまうと,この事実を認めることができないのだ
そこで美智子さまがとった奇策はまさにシンプル,なんと自宅から映写機とステージを撤去してしまうというものだ.私も含め職員3人が深夜に呼び出され,幹部の一人から「不要になった家具を倉庫に移してほしい」と指示されこれを運んだ.その時は映写機とステージには布が被せられ,何を運んでいるのかよく解らなかった.だが,その三日後に宮内庁が『週刊文春』に対して「御所に映写室とステージはない」と発表したのを聞いて,ようやく自分が運んでいたものがなんであったかを理解した
20191115
雅子さまイジメの主犯は誰か?
「浩宮の乱」と呼ばれた当時の皇太子殿下の異例のご発言.それは,苦しむ雅子さまをかばうものだった.当初メディアは雅子さまに同情的で主犯探しが始まったが,徐々に「雅子さまバッシング」に繋がっていく序曲となった.この「人格否定発言」とは一体何だったのだろうか?
美智子さまバッシングがあったように,雅子さまバッシングもまたあった.そしてこちらのほうがより長期間にわたり,より激しいバッシングとなった.雅子さまはご成婚後から即位直前までの25年にわたってバッシングを浴び続け,その攻撃の度合いは2006~2016年あたりがピークだったのではないかと思う
2004年に皇太子殿下は,記者会見で「それまでの雅子のキャリアや,そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」という異例の発言をし,メディアのみならず宮内庁,天皇皇后両陛下さえも驚愕させた.平成の時代,私は天皇皇后両陛下周辺の役職を転々としていたが,確かに宮内庁内で「雅子さまを訝しがる」声はあった.正直に告白しよう,私もその一人であった
雅子さまは海外留学なども長く,バリバリのキャリアウーマンであり,皇室のなかでも明らかに“違い過ぎる存在”だったため,旧来的な価値観に縛られている宮内庁と度々衝突があった.美智子さま以上に,雅子さまは新しい時代の先駆者だった
宮内庁としては「男子のお世継ぎが優先で,公務などは控えめに」という要望を度々東宮職に伝えていたが,雅子さまは「自由にやらせてほしい」という立場を崩さなかった.この両立場の衝突が,宮内庁による「雅子さま人格否定」に繋がったのだ.つまり「いくら学歴があっても,石女は不要」といったような発言がおおっぴらに宮内庁内で囁かれるようになった.雅子さまは“美智子天皇”との折り合いが今一つであったため,この雅子さまの人格を否定する流れは一層加速した
なぜこの時,美智子さまは雅子さまを庇わずに,人格否定の流れを黙認したのだろうか? 当時は解らなかったが,今でこそよく解るような気がする.美智子さまは,雅子さまを恐れていたのだ.美智子さまは姑と折り合いが悪く,皇太子妃時代は常に一歩引き下がり我慢を強いられた.だが自身が即位するや,香淳皇后に“意趣返し”とばかりに様々な措置を取った.「いずれは私も皇太后になり,雅子さんが皇后になれば同様に追い詰められる」….そのような思いが美智子さまの胸中を巡ったに違いない
だがここで…そのような恐怖を抱きながらも…美智子さまが雅子さまとの仲を改善しようとしなかった事実は興味深い.これは推測でしかないが,美智子さまは紀子さまと良好な関係を築いていたことがその背景にあるのではないかと思う.将来,自身が皇太后になっても秋篠宮家が自分をサポートしてくれるに違いないから,東宮家は放置してもよいという算段があったということだ
女性週刊誌などをはじめ,毎週のように信じがたいような嫁姑合戦や醜聞が皇室から漏れ伝わり驚く人も多いだろう.だが,はっきりいって皇室はこういうスキャンダルの塊なのが事実だ.立場も立場であり,世間一般の常識が通用しないため,毎日のように浮世離れしたエピソードが生まれているのである
このような雅子さま蔑視の潮流は,ある意味,美智子さまのお墨付きを得た形でどんどん加速し,「雅子さまより紀子さまのほうが上」というような雰囲気さえ生み出した.今から考えれば皇太子妃よりも宮妃のほうが格が上などおかしな話だが,これがまかり通ってしまうのが「平成皇室」の恐ろしさだ
「石女」などと揶揄された雅子さまのご心労は計り知れない.その時,私は何もできなず,むしろ傍観することを良しとしていた.この罪悪感に今も後悔の念が堪えない.もちろん個人個人としては雅子さまを応援し,同情する宮内庁職員もいたことは事実だ.だが「宮内庁」という組織そのものが,雅子さまの人格を否定していた事実は動かせないと思う.本記事タイトルの結論を言うが,雅子さまをイジメていたのは「宮内庁」という組織に他ならない.それが私の結論だ
このような雅子さま「四面楚歌」の状況で,唯一声をあげたのは皇太子殿下だ.忘れもしない2004年の会見の場で「それまでの雅子のキャリアや,そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」とメディアに告白した.これは本当に勇気のいるご発言だったと思う.それと同時に,雅子さまへのプロポーズの時に仰った「雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」という言葉を貫いたのだ.皇太子殿下の誠実なお人柄を端的に示すもので,今思い出しても涙が出る
だが正直に告白したい.このような心境に至ったのは,「人格否定発言」が起きてから10年以上たってからだ.皇太子殿下のご発言があった当初は「未来の天皇になり象徴となられるお方が,日本ではなく自身の配偶者の心配ばかりしているのは如何なものか」と複雑な思いを抱いていた
言い訳したくはないが,私と同じ考えを持つ人は,保守派と呼ばれる人たちを中心に当時多くいた. 保守派重鎮の西尾幹二「皇太子さまに敢えて御忠言申し上げます」(WiLL 2008年5月号)や,保坂正康「秋篠宮が天皇になる日」(文藝春秋 2009年2月号),橋本明『平成皇室論』(朝日新聞出版 2009),山折哲雄「皇太子殿下,ご退位なさいませ」(新潮45 2013年3月号)のなかで,雅子さまを庇う皇太子殿下の態度が天皇として相応しくないとばかりに叩き,離婚や退位すら薦めるという暴挙に走った
さすがに私はここまで過激な意見は持っていなかったが,宮内庁は旧態依然とした場所だ,やはり当初は保守的な考えを持っていた.この考えが変わっていった理由は一つではなく色々ある.何かをきっかけに一度に変わったのではなく,徐々に10年ほどかけて徐々に変わっていったのだ
今思い返すと次のような経緯があったと思う.バブルが崩壊して,企業戦士という言葉がもはや死語になり,ブラック企業や過労死などが社会問題となった.この時,「会社のために家族を犠牲にする夫と,会社よりも家族を大切にする夫のどちらが尊いか?」としばしば考えるようになった.答えは明らかだろう.皇太子殿下は,まさに本来あるべき家庭像を身をもって呈したのだ.妻を守れない方が象徴になるよりも,妻を必死に守る方が象徴になったほうが尊いと私は信じて疑わない
このことに気付かされてから私は皇太子殿下を心より尊敬するようになった
20191116
美智子さま「雅子さまイジメ」の実際
「美智子さまは雅子さまをイジメていたのではないか?」と話題だ.このお二人の関係がぎくしゃくしていたことは事実であり否定しようがない.では実際に美智子さまはどのように雅子さまをイジメていたのだろうか?
多くのメッセージをいただき,その反響に驚いています.激励や叱正のほかにも,不安の声までいただいており恐縮です.コメントが多く,その全てに返信できていませんが,どうぞご容赦ください
宮内庁に務めていた時,ある職員がこんなことを言った.「皇室って昼ドラそものですね…」と.この言葉の通り,本当に馬鹿げた事件が毎日のように起こる場所なのだ.「天皇陛下は信号機で止まるべきか? 止まらないように常に青信号になるように調整すべきか?」など,実生活とはかけ離れた議論が延々と繰り返されるのだ
プライドの高い皇族だと,公務先での「順列」などに誤りがあると,やんごとなき本人はその場はすまし顔で過ごされるが,帰宅後,宮内庁にクレームを入れ,宮内庁経由で公務先に是正を求めさせるといった回りくどい手順を踏まれる方もいる
やんごとなき方々の日常生活は,まさに庶民にとって非日常だ.嫁姑合戦も,昼ドラ顔負けの展開が続出して,職員の胃痛をいつも引き起こす
美智子さまと雅子さまの関係と,ヒエラルキーの問題
皇室における嫁姑合戦の大きな特徴は,皇后陛下を頂点とするヒエラルキーが明快な点だ.一般家庭だと姑が年老いるとともに,嫁が強くなるのだが,皇室だとこのような経歴変化はない.基本的に下にいるものは上には逆らえない
下剋上があるとすれば,天皇が崩御し,存命の皇后が皇太后になる場合だ.この場合,新天皇の配偶者が新皇后となり,ヒエラルキーの頂点につくことになる.この明快な下剋上は,昭和天皇の崩御にともなう美智子さまだ.昭和天皇が存命中は,嫁姑合戦が起こるたびに美智子さまは,香淳皇后の前では一歩引かねばならなかった.だが昭和天皇が崩御するやこの立場は逆転し,メディアがこの嫁姑合戦を紹介する際にも「美智子さまはイジメられていた」と表現されるようになった
ところで,雅子さまと美智子さまの嫁姑合戦の評価が逆転するためには,「雅子さまが皇后になられるまで待たなければならない」と思っていたが,なんと皇后となる前から逆転現象が起き始めていたのには驚かされた.即位される前から雅子さま歓迎ムードが国民の中に広がり,愛子さまの立太子を期待する週刊誌記事まで現れた
ヒエラルキーを超越した「雅子さまの評価上昇」は一体何を意味するのか?
各自考えていただきたい課題である
ところで,未だ紙メディアではあまり言及していないようであるが「美智子さまが雅子さまをイジメていたのか?」ということが度々騒がれている.これについては隠そうと思って隠しきれるものではないのかもしれない.明らかになっている事実のいくつかについては,皇室ファンの方々の丹念な探索によって解明されたものまである
「美智子さまは雅子さまをイジメていたのか?」というこの究極の問いに,私は答えることができない.弱気になるな!とお叱りをいただくことだろうが許していただきたい.長年使えた身として,直接的に表現するのはあまりに辛いのだ.心が落ち着くまで,私が見聞きした実際を紹介するにとどめたい
悠仁さまがお生まれになって半年ほど過ぎたころに,皇居で雅子さまや紀子さまなどを招いてお茶会が開かれた.こういうお茶会でのテーブルの席順は,厳密に指定されいるわけではないが,ヒエラルキーによって順序が明確に決まっている.皇太子妃の席が,宮家妃の席の下に来ることは通常考えられない
もちろん当時皇太子妃であった雅子さまが美智子さまに次ぐ上座につくことが常識だ.だがこの日は違った.まず美智子さまと紀子さまが部屋に入られ,本来ならば皇太子妃が付くべき席に紀子さまが座ったのだ.その後,4~5名ほどご友人らが続いて入り,違和感を感じつつも美智子さまに指定された通り上座から順に座っていく.なぜか呼ばれているはずの雅子さまの姿がない.最後に残されたのは一番末端の下座だ
定刻が過ぎたが,雅子さまはいらっしゃらない.女官たちは,雅子さま不在に戸惑いながらも,美智子さまの指示に従いテーブルにはお茶が運ばれていく
開始から30分後に雅子さまがようやく到着される.部屋に入り驚いたような顔をされ残された下座に座り,後から出されたお茶を前に会話の輪にも入れず気まずそうにお茶会を過ごされた…
あとから東宮職から聞いた話では「私に聞き間違いがあったようでお茶会の時間を間違えてしまいました….雅子さまにはなんとお詫びすれば…」とのことだ
本当に東宮職は聞き間違えたのだろうか? 私の考え過ぎかもしれない
あえてこの記事冒頭の写真には,退位前に全国赤十字大会で雅子さまを“暖かく”紹介する美智子さまの写真を使った.この演技力こそが美智子さまのすごさなのだ
美智子さま「メディア支配」の証拠
美智子さまとメディアのつながりは深く長い.しかし実際にどの程度の影響力があるのかはあまり知られていないように思う.引退され上皇后になったいまもメディアが美智子さまに配慮している「証拠」を考えていきたい
美智子さまは「美智子さま」という役を演じ切る女優だ
テレビや新聞などを通して知れる美智子さま像は,まさに聖母マリアだ.美智子さまは大学時代に演劇で聖母マリア役をしたことがあると聞いたことがあるが,そういった経験を通してご自身のイメージを確立して至ったのかもしれない
美智子さまの皇后としての30年間の道のりは,まさにアカデミー賞女優の半生を描く映画だったように思えてしまう.もちろん究極の公人である以上,女優であることは褒められるべきことだ.公務の場に普段着で現れてあくびをして良いはずがない
ただ美智子さまは,女優であることに徹し過ぎており,自身が望む「美智子さま」という役のイメージから離れた報道の存在が許せないという一面があった.宮内庁がメディアに対して反論するようになったのは美智子さまが皇后になってからだ
93年に様々な媒体で「美智子さまバッシング」が突如渦巻いたが,宮内庁は断固として反論を発表し,加えて美智子さまの失語されたことをもって,女性週刊誌などは突如として「擁護論」を展開した.この一件以降,週刊誌などによる「美智子さまバッシング」は鳴りを潜め,「雅子さまバッシング」が本格化し始めていく
この93年の一件以降の週刊誌での,美智子さまはまさに聖母マリアそのものだ.被災地で花を捧げる写真など,感動すら覚えるレベルだ.だがあまりにも出来過ぎた写真に,違和感を感じる人も多いようだ.当然と言えば当然だろう
ところで,記事のタイトル「美智子さま「メディア支配」の証拠 今でも続く情報操作」に迫っていきたい
陰謀論のように聞こえる人もいるだろうが,実際,美智子さまのメディアへの影響力は退位した今も落ちていないと思う.「支配」という表現が適切かどうかより吟味すべきであるが,これ最も端的な表現だったので用いた.不快な思いをさせてしまった人がいるのであれば深くお詫び申し上げたい
さて,私が「美智子さまが未だメディアを支配している」と思う根拠は次のようなものだ
つまり,週刊誌というものは,基本的に“売れる”ものを記事にする.週刊誌とはワイドショーのようなものであり,いわばエンタメニュースなのだからこれは当然だろう
現在,ネットの掲示板やニュースサイトに寄せられたコメントを読めば瞭然だが,そのほとんどが美智子さまへの「批判」であり,「称賛」はほとんどない.民意がどこにあるのか誰でも解る
ゆえに今,週刊誌などで「美智子さまバッシング」の記事を出せば確実に売れるにもかかわらず,どうしてかこれを週刊詩は書いていない.なぜ書かないのか? それは美智子さまの影響力がまだ残っているからだろう
驚いたのは『女性自身』(2019年8月6日号)の「美智子さまご心痛…「雅子さまへのいじめ」心なき誹謗が!」という記事だ.何と週刊誌が,わざわざ「美智子さまが雅子さまをイジメているのでは?」というネットのコメントを拾ってこれを批判し,美智子さまを擁護しているのだ.そんなことをする必要性が一体どこにあるのか謎でしかない
ようやく出てきた批判めいた記事が『女性セブン』(2019年11月21日号)の「雅子さま「ドレス」を曇らせる美智子さま「純白の和装」茶会事件」だが,単に美智子さまの和装が目立っていたというだけの記事で,何が言いたいのかよく解らない.なお記事タイトルでは「純白」とあるが,どうみても「純白」ではない
あえて純白でないものをわざわざ「純白」といって懸念する記事を書く前に,本丸に迫る記事を書くべきではないだろうか? どうも週刊誌が美智子さまに遠慮しているようにみえてならないのである
以上の私の理解を要約すれば次のようにまとめられる
民意は明らかに美智子さまに批判的な流れになっている
この状況で美智子さまを批判する記事を書けば,多くの人がそれを読む可能性が高い
にもかかわらず週刊誌は,美智子さまを絶賛したり擁護する記事ばかりを書いている.基本的に週刊誌は売れる記事を優先して書くにもかかわらずだ
このような絶好の状況下にあっても,週刊誌が美智子さまバッシングをしない理由は,未だ美智子さまの影響力が週刊誌に残っている可能性が高い
もちろん中には「美智子さまには責められる非など少しもないから,記事が書けないだけ」と思われる方もいるかもしれない.だが雅子さまバッシングの時には,週刊誌があることないこと書き立てて売り上げを伸ばしていたことを思い出すと,今の状況は不自然でしかないのだ
これについては私の推論が多く含まれている.多くの方の意見を賜れれば幸いである
20191117
紀子さま「交際関係」への宮内庁「懸念」
小室圭さんの「皇室利用」がたびたびメディアで取り上げられているが,「皇室利用」は昔から宮内庁を悩ませてきた事件の一つである.今回は,紀子さまのとそのご実家の「交際関係」について宮内庁がどのような「懸念」をしてきたのかを紹介したい
宮内庁は「省庁」の一つであり,特殊な技能が必要な部署を場合を除いて,そこの職員は数年ごとに配置換えされる.私も長年宮内庁を務めてきたので,もちろん宮家の担当になったことも,ご難場として知られる秋篠宮家に関係する部署についたこともある.幸いにも私は男性だったためか,メディアで噂されるような仕打ちは受けたことはない
だが秋篠宮家がご難場というのは事実だ.とりわけ女性職員はとっては非常につらい職場であり,離職者が後を絶たない.ご難場として有名であるがゆえに,そこに行きたいという希望者も少ない.このご難場の人材不足についてもたびたびメディアで取り上げられているためご存じの方がも多いだろう
天皇家の日常生活は基本的に宮内庁に完全管理されている.だが,宮家の活動については,その全てを宮内庁が把握しているわけではない.とりわけ秋篠宮家は,自由を好む家風であるため,宮内庁職員を歓迎して迎え入れるという雰囲気ではない
秋篠宮家は,二人の皇位継承者を擁する別格の筆頭宮家であり,高円宮家など傍系宮家とは明らかに立場が違う.悠仁さまがお生まれになり,より立場が重くなると,内廷皇族と変わらぬ対応が必要になり,皇嗣家となった今や「皇太子家」と同等の立場となった
が,これは同時に,宮内庁への干渉度は徐々に高まることを意味する.気ままな宮家の当主として一生を終える予定だった秋篠宮殿下にとってこれはかなりの苦痛であるようだ.職員増員などについて,ともかく難色を示したことが記憶に新しい
ここで余談となるエピソードを失礼したい.三笠宮家の故・寛仁親王殿下は,銀座の高級クラブの常連であり,風俗店に行ったことを告白したり,テレビのトーク番組に出演したりと,いろいろ「お騒がせ者」だったが,大きなバッシングを浴びることなく国民から愛された.一方,秋篠宮殿下は,タイへ旅行へ行くたびに「タイ現地に愛人疑惑!」などとメディアを騒がせた
タイ愛人疑惑が持ち上がったのは1996年ごろだが,この時,秋篠宮殿下は次にように声を荒げられたという.「タイで少し遊んだだけなのに,なんでこんな騒ぐんだ! やましいところは何もない! 寛仁殿下のほうがよっぽどだろう!」と.この言葉を聞いたのは,私ではなく秋篠宮家の職員の一人だ.直接聞いたわけではなく,又聞きに過ぎないが,私は秋篠宮殿下の言葉を信じたい
秋篠宮殿下は,天皇に即位する可能性があることなど齢30過ぎるまで気付かずに過ごされた方だ.秋篠宮家派,悠仁さまがお生まれになるまでは,むしろ一般家庭に近しい感覚を持たれた一家だったのだ
このように庶民感覚を持ち合わせた秋篠宮家は,人の出入りも天皇家とは比べ物にならないほど自由だ.その交際関係も幅広い.実はこの交際関係に大きな問題があるのだ.宮内庁は度々,この交際関係問題について秋篠宮家に苦言を呈している.この問題はかなり深刻なので,すでにメディアで取り上げられておりご存じの方も多いだろうが,あえてこれを今回紹介したい
秋篠宮家の交際関係で問題があるのは,紀子さまとそのご実家の界隈だ
紀子さまの実弟・川嶋舟さんは,複数のNPO法人の会長を歴任し,一口10万円,100万円を求める広告塔の役割を積極的に担っている.「皇室利用」のために役職についている思われても致し方ない.また,日本食の伝統を守るという団体においては,保守系の論客として著名な竹田恒泰さんと並んで役員を務めている.竹田恒泰さんといえば,男系男子の皇位継承を推進する極めて政治色の強い人物であり,そのような方と並んでしまっているのは「変な誤解」を生む火種になりかねない
また,紀子さまの父・川嶋辰彦さんは,パチンコ業界の重鎮と深い友情を育まれているようだが,相手のおごりで韓国旅行をされるなどかなり脇がスカスカとしか言いようがない.ましてパチンコはグレー産業であり,イメージ的にはマイナスでしかない
また紀子さまの交際関係にも問題がある.とくに男系男子による皇位継承を力強く唱える保守派との関係が深い.高清水有子さんがその筆頭だ.高清水さんは,かつて秋篠宮家を出入りしていたジャーナリストで,秋篠宮家を絶賛する記事や書籍をいくつも出している.それだけなら問題ないのだが,自身のブログにおいて,雅子さまや皇太子ご一家に対し「ご公務のバラつきが激しすぎる.まさかお呼びがかからないのでは」「静養疲れになりませんように」「2週間も避暑地でレジャー三昧のご一家も」などと嫌味ともとれる発言を浴びせている.紀子さまと高清水さんの関係からして,この嫌味は「紀子さまが言わせているのか?」と疑られても致し方のないものだ
宮内庁は,秋篠宮家に皇統が移ること可能性が高くなると,これらの交際関係について秋篠宮家に何度も釘を刺した.特に問題なのは,紀子さま川嶋家が「男系男子による皇位継承」を推進する保守系の方々と交際を育まれている点だ.先に述べたように,川嶋舟さんは竹田恒泰さんと並び同じ会の役員に,紀子さまは高清水有子さんと親交があった
秋篠宮家は皇位継承の当事者であり,このような思想的に色濃い方々との接触は大変な誤解を生む恐れがある.そのため宮内庁では,悠仁さまがお生まれになった翌年に,まず紀子さまの交際関係について懸念を申し述べた.さすがの紀子さまも事の重大さに気が付いたのか「確かに配慮不足でした.今後気を付けます」と神妙な返答があったという
2010年に高清水有子さんが自身のブログ上で皇太子ご一家に嫌味を言った時も,宮内庁は紀子さまに再三再四確認を取ったが,紀子さまは「自分が書かせるなどあり得ない.高清水さんとの交際は控えている」との返答だった
だが宮内庁の懸念は次々と現実のものとなる.紀子さまのご実家,川嶋家が「火のない所に煙は立たぬ」と誤解を与えかねない交際関係を結んでいることが度々メディアで叩かれる.その都度,宮内庁は紀子さまを通じ「懸念」を申し伝えているが,どうも秋篠宮家に近寄ってくる人は後を絶たないようだ
もちろん川嶋家も宮内庁から懸念を伝えるたびに対策はとっている.たとえば実弟・川嶋舟さんは, 日本食の伝統を守るという団体の役員を辞退され,HPから顔写真が消えている.だが一度たった噂はなかなか消えないものだ.本当に「脇がスカスカ」としか言いようがない
こう思うと,雅子さまのご実家・小和田家の交際関係については,一度も宮内庁内で問題視されたことがなかったことには感嘆を禁じ得ない.少しは見習っていただきたいものだ
20191118
小室圭さん眞子さま「結婚問題」が解決しない理由
11月30日には秋篠宮殿下がお誕生日を迎える.昨年の誕生日では,秋篠宮殿下が,長引く眞子さま結婚延期問題について苦言を呈し,それにこたえる形で小室圭さんは「文書」を発表した.だが1年たっても未だ解決していないし,これからも解決しそうにない.袋小路に陥った原因の一端は「宮内庁」にもあると思う
多くの方から,「あれはどうだったのか?」といった事実確認のご連絡をいただいております.すべて目を通させていただいております.知っていることにつきましては,徐々に記事にしていきたいと思っています.どうぞ今しばらくお待ちを,また私が失念しておりましたら催促のコメントを頂ければ幸いです
過激な表現を含むコメントはお控えくださいませ
ここの所,週刊誌報道もワイドショーも眞子さまと小室圭さんの結婚問題を大きく取り上げることが少なくなったように思える.だが必ずしも解決に向かっているわけではなく,この先どうなるのか全く不透明だ.当初,眞子さまの発表によれば,来年2月までの延期だから,年が明ければまた報道が過熱するだろう
ここまで泥沼に陥るとは,秋篠宮家も宮内庁も誰も予想できなかった.「身元調査をどうしてちゃんとしなかったのか?」とお叱りを受けるかもしれない.そのお叱りは甘んじて受けなければならない
だが,交際・縁談が進んでいた時期に秋篠宮家は一宮家に過ぎなかったし,眞子さまは嫁降する立場だ.ゆえに秋篠宮家から要請がない限り,宮内庁が積極的に身元調査をするはずもない
また,騒動の発端となった小室圭さんの母・佳代さんの400万円超金銭トラブルは,元婚約者殿との間に起きた個人的な問題だ.ゆえに宮内庁が身元調査をしてもこれは解らなかったろう
眞子さまと小室圭さんの結婚問題に,宮内庁が関与するようになったのは,NHKがお二人の関係をスクープしてからだ.「さすがに宮内庁はその前から知ってたんじゃないの?」と思うかもしれないが,皇族方の恋愛や健康上の諸事情は,機密中の機密であり,本当にごく限られた人にしか知らされない
また何度も繰り返すが宮家と宮内庁の関係は,一般に知られているよりも希薄で,宮家側から特段の要請がない限り「動く」ということはない.今回の縁談についても,NHK報道を受け,はじめて宮内庁として式の予定などの調整に入ったというのが真相だ
宮内庁から婚約発表がなされてから,小室母子は秋篠宮邸のみならず,宮内庁にもたびたび足を運び,日程の調整などを詰めていったが,正直,担当した職員は「少し変わったご家庭のようだけど,本当に大丈夫か?」と不安をのぞかせた
特に母・佳代さんのインパクトは強い.なによりファッションセンスがすごい.本人はオシャレのつもりなのかもしれないが,体のラインがはっきり出るボディコンの如き服で宮内庁にいらっしゃた時は度肝を抜かれた
こんな感じの服装が多かった.出典:フライデー
小室母子の印象は,強い母,主導権を握る母といったイメージだ.息子を育て,眞子さまのを射止めたことをとても誇りに思っていることがよく伝わった.「海の王子」になったことを自慢げに職員に何度も語り,キメ顔の小室圭さんの写真を何枚も見せてくれた
宮内庁から報道する際の小室圭さんの写真について,公開する前に佳代さんがチェックしたいと言い出して,職員一同腰を抜かしたのは良い思い出だ
「小室家って大丈夫なの?」と懸念した宮内庁と小室家の話し合いの中で,納采の儀には両家を行き来する使者を決めなければならないがこれが難航した.小室佳代さんの配偶者は自殺で亡くなっている.佳代さんの父親がこの使者になれないかと提案があったが,かなりの高齢であることなどがネックになった.佳代さんは小室本家とは絶縁状態とのことで,まさか不仲疎遠にしている本家から慶事の使者を出してもらうのも変な話のため,色々と調整が必要になった
小室家と話し合いを重ねるたびに「小室家って大丈夫なの?」という不安の空気が広まっていった.配偶者の自殺や,親族間の不和などは一般家庭でも見られることであり,ただそれだけならば問題ない.だが小室佳代さんのというキャラクターのインパクトがあまりに強すぎたのだ
逆に小室圭さんは以外にも「普通の青年」というイメージだった.ただ親の求める「イケメン・アイドル的理想像」に自らも積極的に従い,それに酔いしれているナルシスト的な雰囲気を感じた.歩き方や話し方などもやや演技がかっており,美智子さまのような「役者」の素質があるのではないかと思う.小室圭さんがマザコンではないかとメディアで騒がれたが,全くその通りだろう
このような親子関係は歪に感じられ,宮内庁では「絶対,佳代さんが息子に眞子さまを狙わせたよね」というのがもっぱらの“非公式見解”だった.「日本人の最大公約数として,小室家は眞子さまのお相手に相応しくないのではないか?」「本当にこのまま結婚していいの?」という空気が徐々に醸成されていった
このように宮内庁は,不安の空気で淀みながらも眞子さまと小室圭さんの結婚について何もしなかった.宮内庁というのは「省庁」の一つであり,就業マニュアルにそって仕事をするのが役目だ.一個人が不安を感じても,それをもとにスタンドプレイで仕事をすることなどあり得ない
かつては小泉信三といった個の強い人間が宮内庁で活躍した時代もあったが,いまは無味無臭が好まれる時代だ.これも皇室が世俗化した証であろうか
よって不安を覚えつつも,何もしてこなかった宮内庁にとって,小室佳代さんの「金銭トラブル」発覚は,「動く」良いチャンスであったことは間違いない.400万円の金銭トラブルが週刊誌で報じられるや,小室母子は秋篠宮家と宮内庁に事情を説明.400万円が贈与か貸与かで先方の認識の違いはあるものの金銭トラブルがあること自体は認めた
この報道が週刊誌に載るや,ものの数カ月の内に眞子さまは「納采の儀の延期」を文章で発表したが,このスピード発表の背景には既に秋篠宮家も宮内庁も小室家に一抹の不安を覚え続けていたことがあげられる.つまり,皇室・宮内庁関係者の多くがこの結婚にストップをかけられる「切っ掛け」を待っていたのであり,それが佳代さんの「金銭トラブル」だったわけだ.ある意味,関係者にとって「金銭トラブル」は待ちに待った慶事だったとも表現できる
しかし以上の対応から,宮内庁は「何かないと何もしない」という体質であると解っていただけると思う.眞子さまと小室圭さんの結婚問題は,延期が発表されて以来,実は何も進んでいない.宮内庁は何もしていない.もし宮内庁に電話で問い合わせたならば「結婚の準備は何も進んでいない.眞子さまのお気持ち次第」という返答が来るだろう.これは事実なのだ.良く表現すれば,眞子さまのお気持ちを尊重していることになるのだろうが,見方を変えれば事なかれ主義で放置しているだけだ
長引く眞子さまの結婚問題が一向に解決しない責任の一端には,宮内庁の「何かないと何もしない」という体質があるように思えてならない
20191119
秋篠宮家の「バイト公務」と「金銭感覚」
秋篠宮家の熱心な公務邁進は,称賛されることもあれば,批判されることもある.主に批判される場合には,「お手振り一回何百万」などというように,公務による高額な謝礼が的になっているようであるが,果たしてそんなにお金を得ているのだろうか?
昨日,ツイッターのほうで「皇族方の公務には高額の謝礼が生じているのは本当か?」という趣旨の質問をいただいた.実はこの回答はシンプルだ
天皇皇后両陛下ならびに内廷皇族の「公務」に謝礼は存在しない
宮家皇族の「公務」に謝礼が発生しているか否か,宮内庁には解らない
天皇皇后両陛下の公務は100%「公」のものとされるため,謝礼は発生しない.かかる費用は全て税金から捻出され,警備など含めたら,一回公務に行くだけで相当な赤字だ.赤字を切ってでも行く価値のある所にだけ両陛下は公務に行かれるのであり,これは後述する宮家の公務とは性格が異なる
宮家の公務には種々様々なものがあり,必ずしも100%「公」とは言い難いものも含まれる.たとえば名義貸しや,聞いたことのない法人の名誉総裁などである.名義貸しのなかには,かつては公営ギャンブルの宮杯も含まれており,多額の謝礼を受領しておきながら無申告だったことが国会で取り上げられたこともある
なぜこのような事案が生じたのかと言えば,宮家の財政事情は宮内庁に「報告義務」があるわけではなく,宮家のみしか知り得ないブラックボックスになっているからだ.宮家が公務で金銭を受け取っていても,それを宮内庁と報告しなければそのままポケットに入ってしまう.税務署や国税局が宮家を調査中だとか,査察に入ったという話も聞かない
「皇族方は年金が支払われるのだから公務の謝礼を受け取るべきではない」という正論を仰る方も多いだろうが,そもそも皇族に支払われる年金はそれほど多くはなく,宮家は自立して経済活動することが前提になっている.したがって,宮家が公務などを通じて経済活動すること自体は実は正しい.だが,宮家の財政事情の管理監督については法的不備があると言わざるを得ないほどザル状態だ
このような不透明な宮家の財政事情から,「秋篠宮家はバイト公務を荒稼ぎしている」という噂が度々聞かれるが,比較的間近で見てきた者として,「秋篠宮家は贅沢好きではないが,庶民感覚からすれば破格の金持ちだ」とフォローしておきたい
もちろん贅沢という概念自体が,皇族の方々のそれと,庶民とでは乖離がある.女性皇族がお召しになる和服は一着数百万円するし,洋装の礼服もオートクチュールであり一着100万円を超すことも珍しくない.宮家の場合,衣装代すらもすべて公費で賄えるわけではなく,私費から出さなければならない事態が多くある
皇族に見合った品位をたもつだけでも年間相当な金額が必要になる.秋篠宮家は皇嗣となり年額1億3000万円ほどの皇族費が支払われているが,公務をこなし生活するだけでこの大半が消える.秋篠宮家は職員50人からなる組織であり,大半の職員の給料は国庫から支払われているとはいえ,何かするにも経費は馬鹿にならない.そのため皇族としての品位を保つためには,どうしてもバイト公務に頼らざるを得ない状況だ
宮内庁にバイト公務について電話をかけたことのある方なら,おそらく電話窓口で「公務の対価・報酬はいただいておりません」といった返答が必ずあるだろう.が,実際には「お車代」などの名目で金銭を受け取っている.また先ほども言ったように,宮内庁は宮家の財政事情を全て把握しているわけではないため,秋篠宮家が公務で何らかの対価・報酬を受け取っていることすら本来ならば知らないのだ
この夏,秋篠宮ご夫妻は悠仁さまを連れてブータンに「私的」旅行されたが,「私的」なものであるがゆえに,1億円以上なるであろう旅行代金は全て秋篠宮家のポケットマネーから出ている.つまり秋篠宮家はキャッシュで1億円以上の預金があり,それを海外旅行で使えるくらいの余力があるということだ
庶民と比すれば破格に大金持ちであることは誰の目にも明らかだ
このように秋篠宮家が破格のお金持ちであることは間違いないし,その資金源はバイト公務だ.だがこのバイト公務は法的に認められたものであり,何ら問題はない
このような事情があっても私は秋篠宮家は贅沢好きではないと思う.というのも,蓄財しようにも世間の目が厳しすぎて,派手に使えないのだ
そもそも皇族方は我々庶民とは桁違いのセレブなのだ.ここで一つ実体験から例をあげたい.私は現役時代にとある宮家のヨーロッパ公務に付き添った時,行く先々でエルメスだのグッチだののCEOが現れて,ブランド品のプレゼントが次々贈られてきたことに面食らったことがある.向こうとしても皇族方に身に着けていただいたほうが宣伝になると解っており,頼んでもいないのにやってきては置き物していくのだ.およそ二週間ほどの海外公務だったが,いただいた贈答品は大型トランク10個以上の量だ.本来ならば皇族が受け取れる贈答品には制限があるのだが,そんなことまともに守っていたら大半の贈答品を受け取り拒否しなければいけなくなる.そんな失礼なことはできないので,結局,日本に持ち帰りざるを得ない
また日本に持ち帰っても,国民の厳しい視線があるため,解りやすいブランド品を大っぴらに使うことは憚られる.結局,いただいたブランド品はそのまま倉庫に死蔵されるのだ
時折,女性皇族が海外ブランドのストールやらバッグを持っていたとかで騒がれることがあるが,おそらくその女性皇族はそのブランドが好きで買って持っているわけではなく,たまたま家のそこらへんにあったものであったり,大切な知人からもらったものであったりするパターンがほとんどではないかと思う
かつて女性週刊誌で,美智子さまと紀子さまのファッションについて,海外ブランドが少なく,日本の象徴にふさわしい質素があるというようなアゲ記事があったが,お二人とも倉庫には死ぬほどブランド品の山が積まれているが,世論を気にして使わないだけだ.私はせっかくいただいたものだし使ってもよいと思うのだが,それでは海外ブランドの宣伝を皇族がしてしまうことになるので,判断が難しい
秋篠宮家は内定皇族として扱うべきではないのか…
話が脱線し,脱線したままこの記事も終わってしまいそうだが,最後に,秋篠宮家の財政のあり方について私見を述べさせていただきたい
秋篠宮家はバイト公務を多くこなして,庶民からすれば破格の金持ちであることは事実だ.だがこれは職員50人の「秋篠宮家」という宮家を維持するための「労働」であり,法律的に認められている行為だ.秋篠宮家は収入も多いが支出も多く,破格の贅沢ができる環境にはないように思える.また,眞子さまと佳子さまは庶民感覚が大変強いが,秋篠宮殿下と紀子さまはそこまで贅沢好きという性格ではないように拝察する
また秋篠宮家の今後の財政については,悠仁さまには皇太子と同等の教育を施す必要があり,これにもお金がかかる.先のブータン旅行で1億円以上かかっていることからもお解りいただけるだろう
このように秋篠宮家は立場が重くなるとともに,支出も多くなることが確実である.とりわけ悠仁さまの教育には万全を期したいというのが宮内庁の願いだ.そのため,悠仁さまがお生まれになった際と,御代替わりに伴い皇嗣になられることが決定した際に,秋篠宮家を「宮家」ではなく「内定皇族」として扱うべきではないかと秋篠宮家に打診した
内定皇族となれば,悠仁さまの教育代などは全て公費から捻出されるため,秋篠宮家にのしかかる財政負担は一気に取り除かれる
だが,この宮内庁の打診を,秋篠宮家は断り,宮家として自立していく道を選んだ.理由は定かではないが「これまで自由気ままに生きてきたのだから,今さら宮内庁が私生活にまで干渉する生活はお嫌なのだろう」というのがもっぱらの評判だ.どうも秋篠宮殿下はこの件を含め将来に対して乗り気ではないのだ.帝王学を受けていないという理由から「皇太弟」 という伝統的な敬称を辞退され,年老いてからの即位にも否定的な発言をされた.これらの現象は全てリンクしていると思う
だが,私は秋篠宮殿下の判断は良くなかったと思う.秋篠宮家は内定皇族になるべきだった.これを断った結果,秋篠宮殿下と宮内庁の溝は深まったし,小室圭問題などについてもお互い協力し合って解決していくという機運がそがれた
秋篠宮殿下が勇気ある「破談」の宣言を誕生日にされることを祈ってやまない
20191120
紀子さま「ブランド品転売」で荒稼ぎ
鬼公務で名高い秋篠宮家だが,皇族は公務に行くたびに大量の贈答品をいただくが,倉庫のスペースには限りがある.果していただいた贈答品はどのように消えていくのだろうか?
秋篠宮家はお金がない.秋篠宮家が皇嗣とったが秋篠宮殿下は,宮内庁の干渉を嫌がり内廷皇族になる道を選ばなかったため宮家待遇のままだ.皇族費が1億3000万円ほど秋篠宮家には振り込まれているが, 悠仁さまの教育費もかかるため,ともかくお金がない
秋篠宮家は品位ある生活を維持するために公務で謝礼を受け取っている.だが宮家はそもそも自立して経済活動することが前提になっているので,バイト公務自体を非難するのは筋違いであろう
だが,あまりにも秋篠宮家の公務数が多すぎるため,お金儲けにいそしみ過ぎているという批判があるようだ.この批判については一理ある.私は次期天皇の議論とは別に,秋篠宮家は内定皇族になるべきであると思っていた.皇室典範が改正され愛子天皇が実現しようとしまいと,次世代の皇室を担っていくのは愛子さまと悠仁さまの双肩にかかっているのだから,このお二人に最良の環境を用意するのは当然のことであると思う
にもかかわらず宮家のままの立場でいることは,悠仁さまの教育費稼ぎという大義名分を盾に,バイト公務で荒稼ぎしているのではないか? そう思う人が出てきて当然だろう
公務に行ってもらえるものは「謝礼」だけではない
ところでバイト公務での謝礼は「お車代」などの名目で現金で支払われることが通常だが,頂ける謝礼はこれだけではない.公務に行くたびに大量の手土産が贈呈される
皇族方が公務に行くと,着替えなど身だしなみを整えるために先ず別室に通されるのが通例だ.この別室には関係各位から送られた贈答品が山積みされている.受け取り拒否してかえるというのも皇室の「美風」に反するため,この贈答品も受け取るのだが,そのなかには非常に高価な品なども含まれていることが多い.余談になるが,「皇室御用達」などの売り文句で売られているものの中には,こういった方法で無理やり皇族方に受け取らせたものが少なからず含まれる
また,国際会議の名誉議長を務めたり,国際交流の親善の場に現れれば,控室にはヴィトンだのエルメスだのが山積みになる.これらブランド品はもちろん宮邸に持ち帰られるのだが,まさか皇族がバーキンやロレックスを堂々とお召しになって歩くわけにもいかない.これらは倉庫で死蔵される運命にあるのだが,倉庫のスペースも限りがある.だがブランド品を焼却処分するのももったいないので,秋篠宮家には,いただいたブランド品を買い取る専門業者が月一ほど頻度で定期的に訪れる
2018年,紀子さまはオランダで結核の予防活動にかんする国際会議に出られたが,先方からのお土産のなかにオレンジ色の箱があり,その中バーにはキン2つとロレックス3つが入っていた.世間の目を気にされ,これらブランド品を身に着けることには躊躇を覚えるようだが,受け取ることには抵抗がないようだ
数日後,引き取り業者がきて5点合わせて340万円で買い取ったが,妃殿下曰く「箱ごと持って帰れればもっと高く売れるのですが」らしい.どうやらエルメスのバーキンを入れる箱を日本に持ってこれなかったことを悔やんでいるらしい
秋篠宮家のバイト公務は二重においしい錬金術であるのかもしれない
20191121
美智子さまは「今もキリスト教徒」
美智子さまはクリスチャン家庭に育ち,大学のキリスト教系の大学を卒業された.もちろん美智子さまも皇室に入られる前まではキリスト教徒であった.皇太子妃,皇后となられてから後に,どのような信仰をお持ちであったのか,度々議論になる.だが間近で見てきた者として,美智子さまは今も筋金入りのクリスチャンにしか見えないのである.その逸話を紹介したい
美智子さまは昔も今もクリスチャンだ.それがこの記事で言いたい結論だ.結婚したというだけでそうそうに心まで改宗できるものでもない.今でもカラオケで歌うのはキリスト教の「聖歌」である
買われるCDも,クラシックの宗教音楽が多い.お気に入りは,アヴェ・マリアであり,1年に5,6枚は買わているように記憶している.公務で能や雅楽を鑑賞される機会が多いが,それらのCDを購入されたことは私の知る限り一度もない.もちろん頼まずとも演奏家から能や雅楽のCDが送られてくるのだが,それらは開封されることなく地下倉庫行きとなる
女官たちと合唱団を結成し,内内のパーティで讃美歌を披露されたこともある.皇室に入られてから,昭和天皇がご存命の間は,信仰を発露する術が限られていたので,女帝となってからその本領が発露されたように思う.思えば昭和の時代に「美智子さまのキリスト教信仰に昭和天皇が苦言を呈された」という報道が流れることがあり,その火消しに宮内庁は必死になったが,この必死さが逆に情報の真実性を力強く裏付けてしまったというのは皮肉でしかない
ところで香淳皇后が亡くなられたとき,美智子さまはモーツァルトの「レクイエム」ディエス・イラを繰り返し掛けられていた.いろいろな想いがあったのであろう
こんな逸話に欠かない美智子さまとキリスト教の関係.住まわれていた御所は,キリスト教の教会がイメージされていると噂されたが,「さもありない」というところだ.この御所の設計に美智子さまはあれこれ口を挟まれていた
また,御所の中に礼拝室があったのではないかと噂が流れているが,実際そのような部屋がある.御所の西側は私室となっているが,そのなかでも北側の地下部分は完全プライベート区域となっており,年に一度女官が入れるかどうかというレベルだ
だが,御代替わりに伴い御所から引っ越す必要が生じ,荷物の目録をつくるためにこのプライベート区域にも職員が入る必要が生じた.しかし,美智子さまはこれを執拗に拒んだ.その理由は簡単だ,ある一室の隅にキリスト教関連の書籍や十字架などが地下室に山と積み上げられ,さならがカテドラルのようになっていたのだ
美智子さま曰く「独身時代に荷物をここに置いてままで,散らかってるの」だそうであるが果たして….少なくとも私には秘密の礼拝室にしか見えなかった.
私が美智子さまが未だキリスト教の信仰を捨てていないと確信する理由は,皇后となられてから「本地垂迹」の理論を大変熱心に勉強しており,ビックリするような発言をされていたからだ
本地垂迹とは,「日本の八百万の神々は,実は様々な仏が化身として日本の地に現れた権現であるとする考え」のことである
つまり「天照大御神=大日如来」なとど解釈することによって,神道と仏教が矛盾なく共存できるようにした理論だ.外来宗教である仏教が布教先の現地宗教と混淆するにあたって,7世紀ごろの宗教家たちが考え出したものとして知られる.このような考え方が広く浸透したので,日本では長らく神道と仏教が併存できたのである
美智子さまはこの「本地垂迹」を,とある「ご進講」で知られるや,これに大変な興味を持たれたようだ.「ご進講」に呼ばれた講師は,その後,お茶会に招かれるのが通例である.そのお茶会の場で,美智子さまはその講師に「本地垂迹は現代でもあるのでしょうか? たとえば神道とキリスト教との融和はどのようになっていますか?」と聞かれた.その講師は「そのような試みもございます.宗教多元主義的な考えでございまして,宗教は様々に存在するがそれぞれの宗教が持つ意味は同じであるというような理解がございます」と.美智子さまはさらに「その場合,キリストと天皇の関係はどうなるのでしょうか?」と問われ,講師は「天皇はキリストであるという考え方もございます」と回答すると,美智子さまは大変満足げに「では,キリストに祈るということは,実は天皇に祈ることと同じなのですね」と総括された.この総括に歴史学者は「そのような考え方もございます」とだけ答えた
キリストに祈ることは,天皇に祈ることだからOK理論
私はこのお茶会の会話を傍らで聞いていて冷や汗が出た.というのも,美智子さまのキリスト教好きを知っていたからだ
その数か月後,美智子さまは御所内での内輪のパーティで聖歌を披露されると「讃美歌を捧げることは,日本の神々や天皇に祈ることと同じなのよ」と仰った
それからというのもの美智子さまは堂々と人前で讃美歌を披露されるようになった.そのような美智子さまの姿を拝して,私は言い知れぬ不安がこみ上げ来たのを覚えている
そして,私の危惧は現実のものとなった
美智子さまは地下室にカテドラルをつくっておいでだったのだ. 美智子さまのキリスト教信仰は今もない続いていると確信している
20191122
美智子さま「ロザリオ事件」
ある時,聖心女子大学の卒業生同窓会が,聖心女子関連の公務かなにかの折に来た美智子さまに,記念のロザリオを贈ったことがあった.だが皇室は神道を宗とするものであり,宮内庁から受け取りを丁重に断ったが…
美智子さまのご実家・正田家はカトリックの家柄だ
日本の歴を振り返ると,神道と仏教は仲良く千年以上共存してきたが,キリスト教と神道・仏教が共存するようになったのは明治以降のことだ.それでも戦前の国家神道が強化された時代は,神道はキリスト教を友好的ではなかった.唯一神を想定するキリスト教は,天皇を頂点とする国家体制と合致しないためだ
では,戦後になればキリスト教は,神道や仏教という日本の伝統宗教と同じ地位を獲得したのかと言えば,そうではない
現天皇陛下が皇太子時代にお相手を探していたとき,そのお相手の宗教は「神道か仏教」という条件があった.クリスチャンの家系の場合,幼児洗礼は本人の意思とは別に受けさせられるので問題ないが,成人洗礼を受けていたり大人になってからも信仰心が強ければダメということになった.仏教の場合には「信仰心の強さ」など問題にされなかったが,キリスト教の場合はそれが問題になるとは変な話だ
私は皇太子殿下のお相手探しが進んでいた時,同僚の一人からこの「お相手の宗教問題」を聞いた時,「美智子さまはクリスチャンだったというのに,どうしてキリスト教の妃を迎え入れることに消極的なのか?」と疑問にも思ったものだ.この疑問が解けたるまでに10年ほどの時間を要した.その答えは簡単だ,美智子さまは結婚した後もクリスチャンであり続けたため,宮内庁が様々な懸念をしていたのだ
別の記事において美智子さまが結婚後もキリスト教信仰を持ち続けていたことを述べた.日本では信仰の自由が認められているとはいえ,皇室は神道の中心核であり,かかる意味で,日本は「神道宗教国家」なのだ.仏教は多神教であるために,仏教徒が天皇という存在に敬意を払うことに抵抗感を覚えることは稀であるが,キリスト教の場合には一神教であるためイエス・キリストへの信仰と天皇への尊崇とを両立させることは難しいのである
美智子さまもこの両立に苦労されたであろう.三つ子の魂百までとはよく言ったもので,生来の信仰を結婚を契機に捨て去ることなど容易にできることではない
事あるごとに聖歌を口にされ,自室に聖書を置き,地下に礼拝室をつくってしまわれたことは,美智子さまは結婚後も強いキリスト教信仰をお持ちであったことの証左であると私は考えている.このような美智子さまの影響の下,眞子さまと佳子さまはICUに進学されたのではないだろうか?
秋篠宮家の資質を問う声が多く上がっているが,やや「キリスト教かぶれ」と思われる進学先選択は非常に問題的であると思う
美智子さまとキリスト教の結びつきは,時折,週刊誌などを賑わせているのでご存じの方も多いだろう.ここで「ロザリオ事件」という良く知られていない事件を紹介したい
美智子さまが皇后となられたこともあり,聖心女子大学では同窓会活動が大変活発である.創立は1916年であり,歴史も古い.今では創立70周年80周年90周年100周年と節あるごとに大規模な同窓会が開かれ,美智子さまも当然誘われて出席される
実はこの同窓会が開かれるキリスト教にちなんだ記念品が贈呈される.ある記念の折に同窓会事務局から美智子さまに「ロザリオ」が送られてきた.受け取った宮内庁は困惑してしまった.「ただでさえもクリスチャンと噂される美智子さまがロザリオを受け取ってよいものだろうか?」と.関係各位で協議した結果,「このロザリオは受け取れない」として同窓会に返却することになった
これで終わればよいのだが,ここで終わらないのが美智子さまだ
その数日後,美智子さまの友人が御所を訪れ,お茶会となった.何とその時,その友人が「これ…」と言って,受け取り拒否したはずのロザリオを美智子さまに渡していたのだ.ロザリオは緑の布で何重にもくるまれていたが,美智子さまはそれをそっと広げて中身を確認し「ありがとう」と笑顔で述べられて懐にしまわれた
天皇家においては物品の授受は,基本的にすべて宮内庁を通さなければならないが,さすがにお茶会での個人間のやりとりまですべて監視しているわけではない.そのロザリオは,美智子さまが同窓会に返却したと信じたいが….美智子さまの私室にあった,大量のキリスト教関連品は,このような形で持ち込まれたのかもしれない
20191123
雅子さまは「馬アレルギー」なのか?
11月22日23日は,「親謁の儀」で伊勢神宮に親拝するために天皇皇后両陛下が伊勢を訪れている.親謁の儀では,儀装馬車で外宮・内宮に向かうことが伝統になっているが,雅子さまは「馬アレルギー」を理由に御料車での移動となった.この報道の裏にある事情を考察する
御即位にともなう親謁の儀では,装束をお召しになり儀装馬車に乗る.装束は和風だが,儀装馬車は洋風なため,やや「ミスマッチ感」が否めないのが私の正直な感想だ.だが,この組み合わせ手というのが明治以降の伝統となっている
諸外国の新大使が就任するときに天皇陛下に信任状を奉呈する儀式があるが,この時には大使は東京駅から皇居まで儀装馬車で向かう
屋根の部分は取り外し可能であり,晴れの時は取り外されることが多い.今回は雨模様だったため屋根がついた状態での使用となったようだ
先ほども言った通り,装束や十二単という日本の伝統衣装に,西洋の豪奢な儀装馬車という組み合わせは,いささかチグハグだと思う.本来ならば牛車に乗るべきではないだろうか?
とはいえ儀装馬車をセレモニーで用いることは欧州王室での標準であるし,近代日本皇室もこれを模倣し既に100年以上経っているのだから,既にこれも一つの伝統になったのかもしれない
ネットでは,雅子さまが儀装馬車に乗られなかったことを惜しむ声が多く聞かれた.私も雅子さまの十二単と儀装馬車の組み合わせを楽しみにしていた一人だ.だが宮内庁発表によれば「馬アレルギー」なのだから,雅子さまが馬車に乗らないのは当然であるが,この宮内庁発表がそもそも嘘八百なのだ
雅子さまが結婚前から重度の馬アレルギーであったと宮内庁発表した.だが既にネットでも話題になっているように,これは全くのデタラメで謎発表でしかない.というのも結婚前も結婚後も乗馬されている雅子さまの写真がいくらでもあるからだ
さらにきな臭いのは女性週刊誌の報道だ.『女性セブン』には次のような宮内庁関係者が現れる
「雅子さまは,ご結婚前から馬アレルギーをお持ちだったそうです.それでも動物好きの雅子さまは馬に対しても愛情をお持ちで,特に幼少期の愛子さまには馬と触れ合う時間を持たせたかったのでしょう.馬に近づく前にはアレルギー薬をのまれ,マスクを二重にしてつけられるなど,万全の対策を取られていたそうです.それも,国民に心配をかけないように行われてきました」
女性セブン2019年10月24日号
だが幼少期にマスクを着けず乗馬されている雅子さまの写真がある
ご幼少期に乗馬される雅子さまた同じく『女性セブン』には謎の皇室ジャーナリストが現れる
「ご家族で那須どうぶつ王国へ出かけられた際も,馬に近づかれることはあっても,乗馬はされませんでした.また,にんじんのエサやり体験でも,馬と距離を保たれ,愛子さまやお友達に自然と場所を譲られていた.アレルギーを周囲に悟られ,心配をかけることがないよう,お考えになって動かれていたと感じました」
女性セブン2019年10月24日号
だが那須どうぶつ王国で雅子さまは乗馬されている
『女性セブン』といえば,女性週刊誌では最大手だ.それが宮内庁発表を受け,デマ拡散の手助けをしているというのは本当に恐ろしい.宮内庁がデマ発表して,それを週刊誌が追認・拡散するという構造….かつて雅子さまバッシングで良く見られた構造だ.皇室報道は,なにより読者の洞察力が求められる
だが雅子さまが馬アレルギーではないことはこれらの写真が明確に証明している.私も長く宮内庁に務めてきたが,雅子さまが馬アレルギーであるなど一度も聞いたことがない
しかし宮内庁の「大本営発表」は絶対だ.たとえフェイクニュースであっても,一度宮内庁が報じてしまえば「事実」になってしまう.まして今回は週刊誌がこれを追認する記事を発表してしまったのだ.今後,雅子さまが,馬に近づかれることはないだろう.これが皇室報道の闇の一つなのだ
誰がこのフェイクニュースの主導を担ったのだろうか?
憶測で物事を語ることはできない.だが,雅子さまに敵対心を抱き,宮内庁を操れる人物に犯人は絞られるだろう.そう考えればおのずと犯人の顔が脳裏に浮かんでくるのではないだろうか
20191124
眞子さま佳子さまが,馴れ馴れしく「泥酔議員」から話しかけられた「責任」は,秋篠宮家の「教育」にあり
丸山穂高議員が,饗宴の儀の席で,眞子さまと佳子さまに「馴れ馴れしく」話しかけて,国会で問題になっている.だがこれは「開かれた皇室」を望んだ皇室の姿ではないだろうか?
饗宴の儀の場で,丸山穂高議員が泥酔した状態で,眞子さま「彼氏とは連絡を取っているのか」などと話しかけたり,佳子さまに「殿下!殿下!うぇ~い」などと気安く話しかけたらしい
この一件を野党議員が取り上げ,問題を重く見た国会が調査するというのだ.なお,丸山穂高議員は「問題ない」という認識を抱いているらしい
この件について意見を求められたので私の考えを述べておきたい
第一に,「国民が気軽に声を掛けられる皇室」というのは,戦後の日本皇室が目指した「開かれた皇室」の行き着いた一つの答えであるから,このこと自体はそれほど問題ないと思う.平成流がこれを強力に推し進めたが,令和もこれを受け継いだ.これは大御心であろうから,我々が是非を問うものではないと思う
第二に,いくら「開かれた皇室」であるにしても,眞子さまと佳子さまに「馴れ馴れしく」話かけた内容は,不適切で物議を呼ぶものだったかもしれない.皇室問題にあまり関心のない方ならば,丸山議員の不適切行為に憤りを感じるだろう.だが皇室問題に関心が高い方ならば,今回の件を通し,そもそも御姉妹や秋篠宮家に問題を感じるのではないだろうか?
うまい譬えが思いつかないが,今回の一件は,「防犯の喚起が散々されているにもかかわらず,家に施錠せずに出かけてしまい,結果,盗難にあった家族」の構造に似ていると思う.悪いは泥棒であり,ご一家は被害者ではあるが,「施錠しなかった」という非があることは否めない
今回の丸山議員の一件を見ても,確かに泥酔したことも,軽はずみな発言をしたのは丸山議員に他ならない.これは揺るがない
だが眞子さまの結婚問題は,国民の関心事であり「よく聞いてくれた」と思う人も多いのではないだろうか?
また佳子さまは,セクシーなダンスを披露され,紀子さまが散々注意されながらもダンスを辞めないるなど,最も世俗化した皇族のお一人だ.「うぇ~い」くらいプライベートで話していると思われていても致し方ないのではないか?
ダンスされる佳子さま 出典:週刊女性PRIME
つまり,丸山議員は,眞子さま・佳子さまについて皇族としての品格・威厳を感じなかったからこそ,このような「軽率な行為」ができてしまったという背景もあるのではないだろうか?
確かに丸山議員は「不敬」であった,だが「不敬」であるならば当然,皇族方は「敬われるべき存在」でなければならないはずだ.秋篠宮家にはそれができているのだろうか疑問に思う
というのも,実際に目にされたことがある方なら,皇族の持つオーラというのものに驚くはずだ.天皇陛下や雅子さまのお姿は,ただそれを拝するだけで涙が出てくるのだ.本来ならば畏れ多くて,声もかけられないのだ.まずはそのようなオーラこそを眞子さまと佳子さまには纏っていただきたいと願わずにはいられない
20191125
美智子さま「靴」を隠して,雅子さま「大恥」
子供のいじめの中に「靴を隠す」というものがある.幼稚園や小学校でよくみられるものだ.男の子が気になる女の上履きを隠す話などは,やや微笑ましい青春物語ともいえる.だがこれと同じ現象は,皇居でも見られたのだ
美智子さまは紀子さまと仲良しだった.一方,美智子さまと雅子さまの仲は微妙であった.これについては幾度もメディアで報道されてきたとおりだ
本サイトではこの嫁姑バトルについてこれまで何度か記事にしてきたが,この他にも無数の「子供じみたエピソード」がある.どのように表現すべきかは議論があるだろうが,いわゆる「嫁いびり」というやつだ.「よくそんなことする暇があるな」と思うくらい,このような事件は良く起きる.というのも皇室は男性上位の構造であるため,天皇陛下はかなり御多忙であるが,皇后陛下はそこまで多忙というわけではない.暇が増えるとこのような昼ドラ的世界を再現する心の余裕ができるのかもしれない
美智子さまは積極的に公務に同行されたため,多忙であるかのように報道されていたが,それでもプライベートで音楽鑑賞に週一で行ったりするくらいの時間的余裕はある.一般家庭とは異なり,主婦が食事や洗濯,掃除をするということもない.プライベートな時間は一般家庭以上にあるのではないだろうか
そういえば,安定した皇統維持を確立するために,皇籍離脱した旧宮家の復帰を求める声がある.しかし秋篠宮殿下は,皇族の減少について「国費負担という点から見ますと,皇族の数が少ないというのは私は決して悪いことでは無いという風に思います」と爆弾発言をしてしまったが,これは旧宮家復帰に皇族方が乗り気でないことの証左であると思う
なぜ秋篠宮殿下が旧宮家の皇籍復帰に乗り気でないのか,その理由は明らかではない.だが,日々起こる皇族同士の諍いを間近で見ていると,もしかしたら殿下は「皇族が増えると嫁姑バトルどころか,グループに分かれて“全面戦争”が起こる」と懸念されたのではないかと拝察している
それくらい皇室内での「嫁いびり」はビックリするほどなのだ.紀子さまは美智子さまに気に入られていたとはいえ,嫌われないように気を遣うのも大変だったろう
具体的な「嫁いびり」を一つ紹介したい
具体的には雅子さまが皇室に入られて3年ほど経ったころ御所でひらかれたパーティだ.美智子さまの音楽仲間が集って楽曲を披露し,それを雅子さまや紀子さまら女性皇族も聴くというというものだ.なお「嫁いびり」が起こるのは,公式の公務ではなく,大抵,こういった私的なパーティやお茶会の場だ.当然と言えば当然だが…
だが,私的とはいえ,皆それなりに着飾って参加される.その日は音楽を聴く前に和室でお茶することになっていた.ドレスコードは洋装だったため,皆,靴を脱ぎ和室に入りお茶を楽しんだ
お茶が終わり別の部屋でコンサートを….という段になった時,なぜか雅子さまの靴が見当たらなかった.御所で靴を脱がれる場合は,廊下に靴を放置するのではなく,担当の者が預かりしっかり保管するので,「無くなる」ということは滅多にない.まして皇太子妃の靴がなくなるなど,あってはならない事件だ
お出迎えを担当していた知人は顔面蒼白だった.だが靴がないものはどうしようもない.コンサートの時間も変更することはできない.皆が困っていると美智子さまがすっと現れて「靴が見当たらないの? じゃあ見つかるまでこれを使って!」と仰り,スリッパを指さされた
いつも言っているが,皇室内でヒエラルキーは絶対的な意味を持ち,皇后陛下のお言葉は極めて重い.こう言われたのであれば,雅子さまはスリッパを使わざるを得ないのだ
結局,雅子さまはコンサートをスリッパのまま聴かれた.そのご心境はいかがであったろうか.私は雅子さまの顔を見ることができなかった
ところで,雅子さまの靴は,玄関で見つかった.靴を持ってきた女官によれば,その言い訳は「部屋の前で脱がれたのではなく,玄関で脱がれたと思い,玄関で保管していました」とのことだ.だが,あとからこの女官に話を伺ったところによれば「美智子さまの言われた通りに持って行った」とのことだ.美智子さまがなぜこのようなことをなさるのか,今でもよくわからないが,雅子さまが「適応障害」になられた元凶だと今も信じて疑わない
20191126
眞子さま「破談」の手続きを「宮内庁」が検討
平成から令和へとバトンタッチされた小室圭問題.秋篠宮殿下の誕生日が11月30日に控えており何らかの進展が発表されるのではないかと期待されているが,実際には何も進展しないだろう.小室圭問題が解決しない背景には何があるのだろうか?
11月30日に秋篠宮殿下は54歳の誕生日を迎えられる.本来ならば喜ばしい慶事であるにもかかわらず,国民の関心は一向に解決しない「小室圭問題」にあるように思う.誕生日に合わせて何らかの発表があるのではないかと期待する声も高い
だが,眞子さまと小室圭さんの結婚問題は膠着状態で持久戦に入っているため,11月30日の殿下誕生日に何らかの展望が新たに開けるということはないだろう
小室母子の作戦はシンプルだ.このまま長期化させて国民の関心が薄れるまで待つ.薄れたところで結婚を強行してしまおうという算段だ.その証拠に,元婚約者との金銭トラブルは一向に解決の兆しをみせない.というか,いまだ交渉に入っていないというのだから驚きだ
秋篠宮家は小室母子と再三再四話し合い,金銭トラブルの早期解決をお願いしていた.だが小室佳代さんは「あれは贈与です」の一点張りだったし,「秋篠宮家で肩代わりして下さい」と驚愕発言をして紀子さまとの関係がこじれてからは,小室家と秋篠宮家の仲は断絶した.小室圭さんが留学出発前に秋篠宮家に挨拶に来たが,秋篠宮ご夫妻は出迎えなかったという
小室圭さんがアメリカに渡航してからは,佳代さんは秋篠宮家ではなく宮内庁に連絡をよこすようになった.何とか破談にだけはしたくないという思いは伝わるのだが,元婚約者との話し合いが一向に進んでいないも関わらず,宮内庁にウルトラCの解決法を期待するのは酷な話だ.天皇皇后両陛下に謁見を要求してしたきた時には,宮内庁一同腰を抜かした.メディアの報道によれば,令和の世になっても雅子さまとの謁見を要求しているらしいが,非常識は今も続いているようだ
私は小室圭さんが問題だというよりも,母・佳代さんが問題であると考えている
ところで小室母子の「トンデモ」には,秋篠宮家も宮内庁もホトホト呆れ果てている.日本国憲法には婚姻は両性のの合意のみに基づくとあるが,娘の結婚に反対する権利くらい認められているだろう.すでにメディアが散々報じているように,秋篠宮ご夫妻も宮内庁もお二人の結婚に賛同していないし,むしろ明確に反対だ.もっとも宮内庁は就業規則に基づいて労働する機関であり,スタンダロンで何かを決定する組織ではもはやないが,それでも職員の中で結婚に賛同している人など会ったことがない.皆「やめておいたほうが…」と思っている
だが一向に「破談」どころか「結婚に反対」の言葉すらも皇室側から聞かれない.先ほども言ったが,眞子さまが結婚を強行されるのは個人の自由だが,それに反対するのも個人の自由のはずだ.秋篠宮家がちゃんとここで「結婚に反対」であるとか「秋篠宮家として“納采の儀”はいたしません」とかハッキリ言わないと,秋篠宮家の評判に関わる
だが会見などが開かれても秋篠宮ご夫妻は,この件について「娘と話していないので解りません」という誰も期待していない答えをひねり出すのがやっとだ.この有り様に失望した方も多いのではないだろうか?
このように心では反対しているのに,結婚に反対という意見表明することができない背景にはなにがあるのか.それは結婚の「ご裁可」が下りて,大体的に報道してしまっている以上,「破談」とするの場合にはどのようなプロセスを経てだれの責任で宣告すればよいのか解らないという問題が横たわっている
小室佳代さんとその元婚約者との間に400万円超の金銭トラブルが明らかになった時,秋篠宮家からの依頼を受け,宮内庁では眞子さまと小室圭さんの結婚の実現性を種々の観点から検討した.もちろんその中には,破談となった時の手順についても宮内庁は担当部署を立ち上げ検討した
だが,一度ご裁可が下りていながら破談になった例が少なく,どのような手順を取るべきか回答が出なかった.戦前には,久邇宮家の朝融王と酒井伯爵家の令嬢・酒井菊子が,大正天皇のご裁可を得ながら後に,皇族側の都合で婚約を解消した事件があったがあまり参考にならなかった
この前例に従うなら,たとえ皇室側の都合であっても,相手側から結婚の辞退を申し出させなければならない.そして,相手側にそれ相応の慰謝料を支払わなければならない.しかし小室家が自ら辞退を申し出る可能性はゼロに近かったし,相応の慰謝料が秋篠宮家から小室家に渡ったならば国民がこれを許さないだろう
またこれ以上に,当時と現在とでは皇室典範も憲法も異なる.たとえば戦前では家長の許可がなければ結婚は出来なかったため,天皇の「ご裁可」にも一定の法的根拠があった.だが,戦後の日本国憲法では結婚は両人の合意にのみに基づくと定められているため,既に「ご裁可」は皇室内のハウスルールに過ぎない
そしてこの「ご裁可」がハウスルールと化していて,その法的意義づけが無かったことが「破談」への障害となっている.宮内庁としては「ご裁可はハウスルールなので,ご裁可の取り消しを俟たずに秋篠宮殿下が破談を宣告しても問題ない」という見解を伝えた.これに対して秋篠宮家からは「皇室にとってご裁可の持つ意味は重い.何らかのアクションを取る場合には,先ずご裁可を取り消していただいてからにしたい」と返答があった.伝統を重んじる皇室内において家長たる天皇のご裁可の持つ意味は重い.この返答には一理ある
だが小室母子は,何らかの罪を犯したと確定したわけではないし,あくまでも法的には何ら決着していないグレーの状況だ.ゆえに法治国家として「無罪推定原則 」「疑わしきは罰せず」の大前提がある以上,現状で「ご裁可の取り消し」は100%あり得ない.ゆえに秋篠宮家に対して宮内庁は「両陛下のご裁可の取り消しは現状では不可能であると思われる.殿下が破談を望まれるなら,ご自身の言葉で先ず発していただく必要がある」と答えた
この宮内庁に回答に秋篠宮家は不満であったろうが,何でも言うように既に宮内庁は「役所」であって,宮家の尻拭いをスタンドプレイで解決する機関ではない.結局,秋篠宮殿下と紀子さまは「破談を宣告するには,まず“ご裁可の取り消し”から」という立場を崩さなかった
おそらく秋篠宮ご夫妻から両陛下に,プライベートな方法でご裁可取り消しの打診・相談が何度もあったそうであるが,結局,御代替わりまでこれが達成されなかった以上,お互いが責任を擦り付け合ったまま有効な話し合いができなかったのだろう.平成末期には,美智子さまと紀子さまの仲は急速に冷え込んだが,その背景にはこの小室圭さんの問題が横たわっていたと考えて間違いない
果して今は令和となった.天皇が御代替わりし,眞子さま結婚問題が破談となる場合のプロセスがさらに複雑になった.平成の世のご裁可を,令和の天皇が取り消すというのは変な話であろう.平成の時代にこの結婚問題を解決できなかったことは,まさに負債であり,関係各位が猛省しなければならないように思う
20191127
秋篠宮殿下は「愛子天皇」に期待している
自民党の要職議員が相次いて,女性・女系天皇を容認するかのような発言を漏らした.もちろんこれは愛子さまの即位を直截に意味しているわけではないが,表裏一体の問題であることにだれも異論はないだろう.皇位継承は日本国にとって根幹的な問題であるが,当事者である皇族の方がの見解を伺うことがほとんどできない.果して今の皇族方はこの問題にどのように考えているのであろうか?
あえてキャッチ―なタイトルにしたが,もちろん皇族方が皇位継承問題について迂闊に職員に語ることなどあり得ない
だが,わずかではあるが皇族方がこの問題に発言したことがある.かつて小泉政権下で皇室典範改正の議論が盛り上がった時,三笠宮崇仁親王殿下は保守系雑誌『日本の息吹』(日本会議, 2006年2月号)に「皇室典範間題は歴史の一大事である~女系天皇導入を憂慮する私の真意」という論文を迂闊にも寄稿したり,同じく三笠宮寛仁親王殿下が 毎日新聞(2006年1月3日付)や雑誌『文藝春秋』2006年2月号などに女系天皇反対論を寄稿し,物議を醸した
この2006年は「愛子天皇」が実現するかどうか議論が白熱した時期でもあったが,悠仁さまがお生まれになったとことで議論が先送りにされた
この三笠宮家の発言は,皇族が皇統問題に「口出し」した珍しい例だろう.だが,所詮,皇位継承から遠く離れた傍系宮家の発言であり,直下の当事者のものではない.また三笠宮家寛仁親王殿下といえば,宮家としての束縛がキツイといって皇籍離脱すると言い出し,昭和天皇から「お叱り」を受けたお騒がせ者としても有名だ.やはり言葉としては「軽い」と言わざるを得ない
基本的に天皇家や秋篠宮家という当事者が皇統問題について「口を挟む」ことはあり得ない.憲法に基づけば政治発言できないのは天皇陛下だけであるが,事実上,皇族の政治発言そのものが禁忌とされている.まして皇位継承順位の高いお方ならなおさらだ
この皇統問題について,天皇陛下は皇太子時代から無回答を貫いている.当然のことだ.天皇の政治発言は禁止されているが,上皇陛下が生前退位を間接的に表現されただけで,国民の大半がそれに賛成し,特例法に基づく御代替わりが実現した.それくらい天皇が発する言葉には力がある.仮に今上陛下が女系天皇や旧宮家復帰などを何らかの形で表明すれば,政府はそれを無視できないだろう
だが,このような中にあって,例外的に秋篠宮殿下はご自身の感情をストレートに表現してしまう.秋篠宮殿下は皇室のスポークスマンと見る向きもあるが,私個人の感想としては,そのような面もあるが単に「おしゃべり」なだけだと思う.大嘗祭を「身の丈にあったものに」と発言するのはまだしも,「聞く耳を持たなかった」と宮内庁長官を批判するのは行き過ぎだろう.だが,このご発言の通り,令和の大嘗祭は平成の時よりも簡素になった.またあまり知られていないが,天皇の定年制についても賛成の意見を述べている.事実,平成から令和への譲位も叶ったわけであるから,見方によって父・兄の意見を代弁しているとも言えなくもない
だが,秋篠宮殿下の「宮内庁の干渉を嫌うくせに,宮内庁に進言する」というダブルスタンダードではやはり言葉に重みがない.たとえば秋篠宮殿下が「天皇の定年制に賛成」のコメントを出したが,宮内庁の一部職員は「ご自身が即位するときに,高齢を理由に辞退する口実を今から用意しているのだろう」と揶揄したものだった
前置きが長くなったが,秋篠宮殿下は皇族減少について問われ,旧宮家復帰に難色を示したと読みうる答弁を残している.さらにこの秋篠宮殿下と同じご意見を天皇陛下もお持ちではないかと拝察されるのである.まず,これが直接表現されたのは秋篠宮殿下2009年のお誕生日会見だ
メディア質問: 皇室は今後,皇族方の数が少なくなり,このままでは皇位の安定的継承が難しくなる可能性があるのが現状です.昨年末に天皇陛下が体調を崩された要因について,羽毛田信吾宮内庁長官は「私的な所見」と断りながらも「皇統の問題を始めとする皇室にかかわる諸々の問題」と述べ,陛下が皇室の将来を心配されていることを明らかにしました.殿下はこの長官の発言,そして皇統の問題に対してどのようにお考えでしょうか.
秋篠宮殿下の回答:皇位継承の制度というもの自体に関しましては,これは陛下も述べられているように,国会の論議にゆだねるべきものであるというふうに私も考えます.しかし,その過程において今後の皇室の在り方ということも当然議論されることになるわけですけれども,その将来的な在り方ということについては,将来その当事者になる皇太子ほかの意見を聞くという過程も私は必要なのではないかと思っております.…….これはまた,全く別の視点になりますけれども,皇族の数が今後減るということについてですけれども,これは確かに今まで皇族が行ってきたいろいろな仕事,それから役割が,だんだんそれを担う人が少なくなるということはありますけれども,国費負担という点から見ますと,皇族の数が少ないというのは,私は決して悪いことではないというふうに思います.
2009年の秋篠宮殿下お誕生日会見
これとほぼ同じ答弁は,その後の誕生日会見でも繰り返される
メディア質問:殿下は一昨年の記者会見で「国費負担という点から見ますと,皇族の数が少ないというのは,私は決して悪いことではないというふうに思います」と述べられました.皇族の方々の東日本大震災の被災地でのご活動が続いてきた中で,現在のお考えをお聞かせください
秋篠宮殿下の回答:私は以前に皇族の数が少ないことは国費負担という意味において悪くはない,ということを申しましたが,この考えは今でも変わっておりません.……
いわゆる皇室の制度については,皇室典範があります.制度論については,これは国会の論議に委ねることになるわけで,私が何か言うということではありませんけれども,その過程において,今後の皇室の在り方を考えるときには,何らか,私若しくは皇太子殿下の意見を聞いてもらうことがあって良いと思っております.……
去年ほどそれについての話はしておりませんが,話合いをしたことはあります.ただ,その内容については,ここでは控えたいと思います.
2011年の秋篠宮殿下お誕生日会見
令和の世になってもこの見解は変わっていない.2019年6月21日の関係でも繰り返された
メディアの質問:眞子さまの結婚の見通しとともに,皇族が減少する中での活動の在り方についてお考えをお聞かせください.
秋篠宮殿下の回答:皇族が減少する,これはもちろん高齢になる場合もあれば,結婚して皇族でなくなる場合,両方があります.一方で,その国際親善の担い手が少なくなる.しかし,これはある意味,仕方のないところがあります.私は可能な人数でできる範囲のことをすればよいのではないかと考えております
2019年 ポーランド及びフィンランドご訪問に際し
マーカーで示した部分を要約すれば次のようになろう
皇位継承問題を議論する際には,当事者である皇太子殿下や自分にも意見を聞いて欲しい. この問題について皇室内で話し合いがもたれていいる
皇族の数を増やすことには消極的.少なくても問題なく,その範囲で公務をすればよい
この秋篠宮殿下の発言については様々な「解釈」があがっているが,私は次のように理解している
秋篠宮殿下は旧宮家の皇籍復帰には否定的であり,天皇陛下も同じ見解である. 皇統を安定的に持続させるために,現在の皇族メンバーを根本としてその中から解決するべきと考えている
この私の理解を裏付ける傍証は,平成の世の後半に,宮内庁が女性宮家創設を政府に打診したことだ.男系男子という皇室典範を死守して皇統を紡ぎたいならば,旧宮家復帰が第一選択肢になることは誰の眼にも明らかだが,これを宮内庁が希望しなかったという事実は重い.結局,天皇陛下も,上皇陛下も,秋篠宮殿下も,現在いる皇族をうまく活用して,皇統を維持したいという考えであり,女性宮家はもちろんのこと,女性天皇や女系天皇すらも容認されるだろうと私は確信する.そして私と同じように考えている宮内庁職員も多いはずだ
掛かる意味で,秋篠宮殿下は,国民の誰も知らない旧宮家男系男子が皇籍に復帰するよりも,「愛子天皇」に期待していると言っても過言ではないという,本記事のタイトルに結びつくのである.男系男子を死守したいのは,皇室ではなく,実は一部の保守派だけなのだ.親の心子知らずとはよく言ったものだ
雅子さま「カワセミ事件」にみるイジメの真相
一部メディア報道によれば,黒田清子さんと雅子さまが和解したらしい.だがその報道によれば,まるで雅子さまが黒田清子さんを邪険にしていたかのような書き方であった.これは正しくない
黒田清子さんが降嫁する以前,いまだ「清子さま」であった時,「カワセミ事件」とよばれる騒動があった
清子さんは,結婚する前,山階鳥類研究所非常勤研究員を務められ,赤坂御用地と皇居に生息するカワセミの研究を手がけていた.赤坂御用地に生息するカワセミを観察する際に,当初,東宮御所に部屋を借りていたが数回利用してからヤンワリ断られた.これに清子さんは大変ショックを受けたという.その後,清子さんは観察のために秋篠宮邸を利用されたが,お忙しいにもかかわらず紀子さまは「いつでもどうぞ」と仰って,清子さんは大変感銘を受けたというストーリーである
偶然,当時の週刊誌の切り抜きがツイッターで流れていたのであ掲載しておきたい
このカワセミ事件は有名なので,知っている人も多いだろう.当時の週刊誌は,このカワセミ事件をもって,清子さんと雅子さまの不仲を,さらに一歩踏み込んで「雅子さまは冷たい人」というイメージで報じた
だがこの事件の実際は,週刊誌の報道とはかなり異なるので糺しておきたい
清子さんが東宮御所に数度お泊りになってから「やんわり断られた」のは事実である.だが,清子さんは,東宮御所の雅子さまのプライベートゾーンのお部屋を強く希望された.「その一角が観察に最適」とのことだったが,これは寝室に泊めてくれと言っているようなものだ
ゆえに東宮職は宮内庁を通じて清子さんに「プライベートな部屋の利用については、ご遠慮いただきたい」と述べたのだが,これが逆恨みされてしまったようだ.またこれは完全に私の憶測だが,美智子さまは清子さんを通じて雅子さまの情報収集をしておられたので,東宮側はそのような動きを嫌がったのかもしれない
また紀子さまは清子さんを歓迎したというが,皇太子家と一宮家とでは天と地ほどの差があることを念頭に置いて欲しい.東宮御所で宿泊される場合には警備なども含めさまざまな手続きが必要になるが,当時は一宮家に過ぎなかった秋篠宮邸に宿泊されるのに煩雑な手続きはない.このような実務上の差もあり,一概に語るのは極めて乱暴だ
このような背景があってにもかかわらず「カワセミ事件」は,雅子さまバッシングに利用され,まるで雅子さまが冷たい人間かのように報道された.また,雅子さまをバッシングする形でこの「カワセミ事件」がメディアにリークされた経緯も,訝しく思わずにはいられない.一体だれが漏らしたのであろうか?
このように皇室で起きた何気ない事件が,つねに雅子さまに不利な解釈のもとに報道されたことが「雅子さまイジメ」の病巣の一つであると考えている
ともあれメディアの情報によれば,雅子さまと清子さんは仲直りされたらしい.仲良くされることは良いことだと思う
だが,そもそも雅子さまが清子さんを邪険に扱ってなどいなかった事実はここれ重々述べておきたい
20191128
雅子さま「醜聞」を,美智子さま「酒の肴」にお茶会
雅子さまは「適応障害」で長らく療養していた.そのあいだ週刊誌は雅子さまの病状・現状をあることないこと書き立てていたことはよく知られる.実はこの週刊誌の記事は,美智子さま主催のお茶会での「酒の肴」になっていたのだ
私は宮内庁に長年勤めていたが,東宮家と密接な関係をもつ部署に配置されていた期間は長くはない.よって雅子さまの「適応障害」の具体的な症状については,知り合いの東宮職から又聞きする程度しか知らない.また陛下や皇族の健康状態に関する情報はトップシークレットなので,東宮職に配置されていたからといって,雅子さまの健康状態の仔細をつぶさに知りえるわけではない
だが雅子さまの病状や行動などの一部事実が,どうしてかメディアに漏れ,あることないこと悪意の解釈をもって報道されることには,東宮職のみならず宮内庁も頭を痛めていた.内部情報が漏洩していることは事実で,職員の配置換えを頻繁にするなどして対策を取ったが,どうにも漏洩が止まらなかったことは苦い思い出だ
国民誰しもが知るように,雅子さまが「適応障害」に苦しんでおられるのは事実だ.だからこそ国民がこれに理解を示し,雅子さまを応援できる環境になるようメディアは努力すべきだったのではないだろうか.だが,当時のメディアは,悪意をもってこれを報道し,それを読んだ多くの国民が「雅子さまは皇后に不適格」と踊らされてしまっていたのが実情ではないかと考えている
だが雅子さまが皇后となられるや満面の笑顔をもって公務や祭祀にあたる姿を国民に示したことで,これまでメディアが展開していた論調が“杞憂”に,より端的に言えば“ウソ”であったことが明白になっただろう
このように平成の世で大流行した「雅子さまバッシング」は,信ずるに値しないデマでしかないわけだが,未だにこれを逐語的に信じている人も多いので驚く.もちろん当時の報道全てが虚実だったわけではなく,非常に生々しい内部のやり取りがリークされてしまい,それが悪意を持って報道されてしまっているので信じてしまうのも無理はない
たとえば,雅子さまが愛子さまの校外学習に付き添われ1泊12万円「インペリアルスイート」に泊まられたことを,それこそ週刊誌が「雅子さまの人格否定」とばかりに批判的に取り上げた.だが,皇太子妃ともあろうお方がスイート以外のどこに泊まれと言うのだろうか.品格の観点のみならず警備という実際の問題からも,皇族方が最上階の最上位の部屋にお泊りいただくことは,雅子さまに限らず美智子さまや紀子さまも同様であるし,ホテル側としても沽券にかかわるから皇族方には最上位のお部屋にお泊り頂きたいと願うものだ.よって私からすれば当時の週刊誌報道は,明らかに度を越えて悪意をもったものであった
この「雅子さまバッシング」の時期には,宮内庁への情報公開請求が山と来た.宮内庁は特殊な機関であるから,情報公開請求しても黒塗りされた資料しかでてこないのだが,「これでもか」とばかりに毎月のように請求が来たのだ.さらに驚くべきことに,情報公開請求では黒塗りにして渡したはずの資料が,どうしてか週刊誌では黒塗りされていない状態で公表されたことが2度3度とあった.どこからか内部資料が漏れ出ていたのだ
思えば雅子さまバッシングは本当に異常であった.いまは秋篠宮家に批判的な論調が目に付くが,まだまだ生易しいものだろう.眞子さまと小室圭さんの結婚問題が解決できなければ批判の論調はさらに容赦なくなるだろう
またもや話が脱線しまくったが,ようやく記事タイトルの話題に入る
平成の世は,毎週のように週刊誌に雅子さまバッシングが掲載されていた.ところで美智子さまの日課は,その日発売された週刊誌の皇室記事をチェックされることだった
美智子さまが最も気にされたのはご自身が批判的に書かれているかどうかだ.だが,93年に起きた「美智子さまバッシング」以降,皇后陛下を直接的に批判する記事は鳴りを潜めたため,ご興味は他に移った.そこで新たな楽しみとなったのが「雅子さまバッシング」を面白おかしく楽しまれることだった
美智子さまは週1くらいの頻度で,プライベートなお茶会を開催されていた.呼ばれるのは美智子さまの気心の知れた友人が中心で,清子さんは頻繁に,紀子さまは月1くらいで参加された.そこで「酒の肴」として毎度のごとく取り上げられたのが,雅子さまへのバッシングだ.たいてい美智子さまが週刊誌のスクラップ帳を持ち出して「あら.また雅子さんこんなこと書かれちゃってるわね~」といった具合だ
今も鮮烈に残る光景がある.雅子さまが夜中に赤坂御用地を徘徊しているという報道があった時のことだ.もちろんこれもお茶会で「酒の肴」にされた.のみならずこの時,ある参加者が,美智子さまの歓心を買おうと,白目で口を大きくあけ手をだらりとしながら“徘徊される雅子さま”なるお姿を再現され,参加者一同,大笑いしていた
何とも言えないすごいお茶会であった.幸いにもこのお茶会は平成の後半に,より具体的には清子さんが結婚され参加頻度が落ちたこと,小室圭さん問題などが表出し紀子さまとの嫁姑関係に変化が起きたことなどから次第に開かれなくなった.令和の世にはこのようなお茶会が開かれないことを願うばかりである
20191129
元宮内庁職員「秋篠宮殿下に,天皇はムリ」と断言
明日は秋篠宮殿下の誕生日だ.先立つ20日に会見は収録済みで,その一部が既にメディアに漏れているようだが,どうやら「秋篠宮殿下の情けなさ」がさらに強調されてしまう内容になっているようだ.これについて私が思うことは明日以降の記事でまとめられるだろうが,秋篠宮殿下が「天皇の器」ではないことは,実は殿下ご自身が一番痛感していることだと思う
なお,タイトルの元宮内庁職員とは,もちろん私のことである
不敬を承知で申し上げあるが,殿下ご自身は悪人ではないのだが,どこか抜けている方だ.ご自身が天皇になる可能性があることを,30半ばまで気付かずに過ごされた方だ.もし秋篠宮家が皇位継承から遠い傍系宮家であったならば,殿下は寛仁親王よろしく『ヤンチャなチョイワル皇族』として国民の人気を集めたかもしれない.美しき眞子さま佳子さまと共にメディアの寵愛を受け続けたかもしれない
だが「宿命」は殿下に微笑まなかった
明治以降の天皇制は「相続争い」が生じないように,制度に則って機械的に皇位継承が紡がれる.決して家族会議や国民投票によって天皇が選出されるのではない.いわば天皇になることは,生まれたその瞬間に定められた「宿命」のようなものだと思う
明治天皇は別としても,大正,昭和,平成,令和と四代連続して,そのような形で皇位が継承されてきた.少なくとも昭和,平成,令和の三代の天皇は,法律に基づき決定された皇位継承順位にもとづいてご自身が即位することを幼少期から十分に認識してお育ちなった.大げさな言い方をすれば,いずれ即位するという「覚悟」を,生まれたその瞬間からお持ちだったのだ
私はそのような「覚悟」こそが近代皇室ににおいける「帝王学」であると思う
秋篠宮殿下の「心」は壊れた 記者との会話成立せず「誕生日会見」が放送禁止レベルの酷さ
繰り返すが秋篠宮殿下は悪人ではない.ごく普通のお方だ.だが,あまりにも庶民感覚に近い「普通」であるために,天皇に即位する「覚悟」が備わっていないように思えるし,その「自信」もないように思える.すでにメディアで報じられていることではあるが,
帝王学を学ばれていないという理由で,「皇太弟」という伝統的称号を辞退され,「皇嗣」という珍妙な称号を選ばれた
高齢での即位の可能性について「それからは無理です」と否定的に述べられた.天皇の定年制については殿下ご自身が誕生日会見などで肯定的に述べている
もちろん情状酌量の余地はある.だが,たとえば❷高齢での即位拒否については,50代半ばの今からご自身の言葉で伏線をはることでもなかろう.そもそも天皇に即位することは「宿命」なのであるから,その宿命を受け入れられず回避しようとする様は,やはり「天皇の資質無し」と思われても致し方ないのではないか
そういえば2006年ごろから保守系の論者たちが,当時の皇太子殿下に引退を迫り,秋篠宮殿下に皇位を譲るように迫るトンデモ論考を相次いで発表したが,全く皇室の実情を把握していなかったと言わざるを得ないだろう
私が「秋篠宮殿下に天皇はムリ!」と考える理由,より正確に言えば「秋篠宮殿下が自分に天皇は務まらない」と思われる理由は,主に次の二つであると思う
宮中祭祀の作法が全くできないし,覚える気もない:祭祀はテレビで中継されるわけではないが,そのいくつかは税金から費用が捻出されているのだから,あまりに無様な祭祀は問題がある.ほとんどの祭祀は代理人による代拝で済むにせよ,ご本人が“できない”のに代理人が“できる”という現状では,代理人が天皇では良いではないかという極論に陥る
祝詞をほとんど覚えておられない:問題点は同上.祝詞がテレビで流されるわけではないが,日本国の象徴が,祝詞を間違えて唱えていたのでは国民は救われないような…
いずれも「帝王学」の基礎中の基礎である.だが,何度も繰り返すように秋篠宮殿下が,ご自身が即位する可能性など30半ばまで気が付かなかった方なので,こういった基礎中の基礎が実は欠けているのである.秋篠宮殿下が,ご自身が即位できない理由について「帝王学を学んでいないから」と仰るのは,何か高度なことを言っているのではなく,こういった基礎中の基礎を学んでこなかったことを自白しているのだ
もちろん「宮中祭祀などできなくても問題ない」と思う人も多いだろう.だが,これら宮中祭祀も「象徴としての務め」の一つなのだ.それが満足にできないというのは,大きな問題であると私は考えている
20191130
秋篠宮殿下の「心」は壊れた
11月30日0時に秋篠宮殿下54歳の誕生日会見の動画解禁された.全体としては特に取り立てて爆弾発言もなかったわけであるが,記者との応答が成立していなかったり,顔色が悪かったりと,秋篠宮殿下の体調がむしろ危惧されるような内容であった
11月20日に録音された秋篠宮殿下「誕生日会見」の動画と書き起こした,誕生日当日に当たる0時ちょうどに解禁された
その概要はメディアで喧噪されるであろうが,注目の眞子さまと小室圭さんの結婚問題については「眞子さまと話をする機会はありません」「小室家とは連絡は私は取っておりません」とのことだ.この回答もすでに予想されていたものだろう
秋篠宮家から小室家に連絡しないというのは,両家の信頼関係が完全に失われていることを意味する.また次の2月に「納采の儀」の延期期限を迎えるが「何らかのことは発表する必要があると私は思っております」とのことで,これは注目されるだろう.もちろんそれまでに解決できるとは到底思えない…
また,ご自身が儀式の所作がほとんどできないことを,正直に告白する場面もあった
今回出席して,前回と一つ違うことがあって,これは正殿の儀になるんですけれども,前回は私の隣に今の陛下がおられて,私はそこで行われる所作を,分からなければ隣を見ていればいいと,そういう感じがあったんですね.これは大嘗祭もそうなんですけれど.今回はそれができない.ということは,恐らくほかの参列者は私に合わせるだろうと.ということから,やはりその辺りは少し緊張しましたね.やはり間違いないようにしなければいけないなというのがありました.
ご自身の天皇としての資質を疑われるようなご発言をご自身からするとは驚きであるが….こういった発言は悠仁さまにも降りかかることを考慮願いたいものだ
秋篠宮殿下は会見の受け答えがあまりうまくないのは昔からであるが,今年の誕生日会見は特にひどかった.「心」が壊れてしまっているのではないかと不安になった.なにせ記者の質問に答えず,だらだらとご自身の回顧録を語られるのだ.会見の途中,何度も話が脱線しその度に記者から質問の再確認がなされ,殿下ご自身も質問内容を忘れてしまい記者に問い直す場面が見られた
先に紹介した「儀式の所作が分からない」という告白も,記者から問われて答えたのではない.なんと「大嘗祭の支出についてどう思いますか?」という質問に答えたものだ.もはや謎でしかない
繰り返すが秋篠宮殿下は会見の応答がうまくない方だが,それにしてもここ数年はあまりにもひどい
というのも,こういった会見の「質問」は,事前に手渡されるため事前に用意できるのだ.今回は合計6つの質問がなされたが,その場のアドリブで答える必要がある「関連質問」は1つだけである.よって事前に回答を準備して望んでいるのに,質問に回答できていないというのは,秋篠宮殿下の危機的状況を証明しているように思えてならない
今回の秋篠宮殿下は,どこか心あらずという表情であった.声にも張りがなく,血色も悪い.秋篠宮殿下にかかる重圧の大きさが偲ばれる.眞子さまと小室圭さんの問題のみならず,皇位継承権1位になったご自身の重圧,そして悠仁さまに「帝王学」を授けなければならないのそれが出来ないもどかしさがあるのだろう
ところで,こういった会見での回答は,通常は担当職員が推敲するのが常であるが,これは決まりではないためノーチェックのママ発表されることもある.今回は眞子さの件などもあるため,情報漏洩を恐れ秋篠宮殿下が推敲を依頼しなかったのかもしれない.これについては推測するしかないが,おそらく真相は,事前に回答の大枠を準備して臨んだが,いざ記者会見の場で混乱状態になってしまい,用意していた回答が混線してしまったのだろう.今回は隣に紀子さまという強い味方もおらず,心細く緊張されたのかもしれない.いずれにせよ秋篠宮殿下の健康状態が偲ばれるほどの酷さだった
今年の初めに,確かまだ平成のころに秋篠宮殿下が抗不安薬を常用されており,深酒の回数も格段に増えているという報道があった.皇族方の健康状態というのはトップシークレットであり,外部に漏洩する可能性は極めて低い.そのため,この報道が出たときは週刊誌のデマであると思っていた.だが今回の会見の酷さをみると,報道は事実なのかもと思えてしまうので恐ろしいものだ
またこのような滅裂な会見をしてしまう可能性があるのであれば,印字された回答などを事前に用意すべきであると思うが,それも出来ていないというのは秋篠宮家付き職員たちの「気の回らなさ」が際立っている
昔とは違い,ネットを通じてこういった会見の仔細が,メディアの編集無しに見れてしまう時代になった.「放送禁止レベル」のものが堂々とネットで流されてしまう恐ろしさ痛感せずにはいられない.メディアは「不敬」を忖度して,こういった問題にはあまり触れないであろうが,事実は隠しようがない
いずれにせよ秋篠宮殿下が心健やかに過ごされることを願ってやまない
愛子天皇こそ日本の救い 男系男子への固執は「皇室」を滅ぼす
眞子さま,20年2月に「破談宣言」が濃厚
混迷極まる眞子さま結婚延期問題.11月30日に発表された秋篠宮殿下「誕生日会見」では,延期の期限となる来年2月に「何らかの発表」する予定である旨が述べられた.多くの人は,再延期か,小室家に遺憾の意を示す程度だろうと予想しているだろうが,私は「破談宣言」もあり得ると踏んでいる
11月30日0時に解禁された秋篠宮殿下「誕生日会見」は,殿下の健康状態が危惧されるほど質問と回答がかみ合っていなかった.殿下の意味不明瞭な応答は今に始まったことではなく,宮内庁ホームページの書き起こしでは「※お言葉の重複や助詞など,わかりにくい表現の箇所は,若干の補足,修正をしてありますが,ご発言の内容は変更しておりません.」と但し書きされることが恒例となっている
だがここ数年は,歳を追うごとに記者とのやり取りのチグハグさが目立つようになってきている.皇位継承順一位という重責のみならず,眞子さまと小室圭さんの結婚問題に端を発するメディアの秋篠宮家バッシングが殿下のお心に重い影を差していることは容易に想像できる
保守系の大手メディア「産経新聞」では「随所に皇嗣のご自覚」などとこの会見を評価しているが,Youtubeなどで公開されている会見の動画や,宮内庁ホームページで公開されている書き起こしを見れば,「何を言っているのか解らない会見」であるのは明白だし,聞かれもしないのに「即位礼正殿の儀の所作が解らない」という旨の珍回答をしたりと,不安の積もる会見であった
このように全体として,内容の把握しにくい会見であったことは間違いない.だが国民の最大関心事である「眞子さま結婚問題」についての答弁だけは簡潔で明瞭であった.全個所引用しておこう
問3 眞子さまと小室圭さんとのご結婚に関する行事が延期され,来年の2月で2年となります.昨年の記者会見の際,「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ,納采の儀を行うことができない」と話されましたが,お二人の結婚に対する殿下の現在の考えや,見通しをお聞かせください.最近,眞子さまとは,どのような話し合いをなさっていますか.小室家とは何らかの連絡をとられていますか.併せてお聞かせください
秋篠宮皇嗣殿下 結婚の見通し,これについては私が昨年お話ししたことと変わっておりません.ただ,今質問にもありましたけれども,この次の2月で2年たつわけですね.やはりその,昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので,何らかのことは発表する必要があると私は思っております.それから長女との話し合いですね.それについては,結婚のことについては話をする機会はありません.最近ですと,この即位礼の一連の行事についての事柄については話をいたしました.また,小室家とは連絡は私は取っておりません.以上です
これをまとめれば次の四点に要約されよう
眞子さまと小室圭さんの“納采の儀”をするには,「国民の理解と祝福」が必要.これは秋篠宮殿下の昨年会見から変わっていない
眞子さまと「結婚に関する話」をすることはないが,即位の礼などの話はしている
秋篠宮殿下は小室家と連絡を取っていない
来年2月までに結婚について眞子さまと小室圭さんは,何らかの発表をする必要がある
ここから秋篠宮家の家庭不和がかなり深刻なこと,また秋篠宮家と小室家の溝も埋まっていないことが確認される.秋篠宮殿下は,昨年の誕生日会見で,小室家に対して「国民の理解と祝福」が得られるよう対処することを求めていたが,未だこれが達成されているとは言い難い.よって来年2月になされる「何らかの発表」の内容が結婚に前向きのものとなる可能性は低いだろう
今回の秋篠宮殿下の誕生日会見は,総評としては散々であるが,眞子さまと小室圭さんの縁談については「破談」となる可能性が俄然高まったと言える.2月に発表される内容については,次のものが考えられる
結婚儀式の強行:可能性0%
条件付き再延期:可能性30%
眞子さまは皇籍離脱してから結婚,秋篠宮殿下は“納采の儀”の中止発表 :可能性70%
秋篠宮家は自由を重んじる家風であり,殿下も父親である以上,眞子さまの希望を叶えてあげたいという気持ちは大きいだろう.よって,秋篠宮家の品格を落とすことなく,娘の願いを叶えるために❸の選択肢を取るのではないかと予想している
もちろん小室家側から辞退を申し込んだり,スルーする可能性などもゼロではないだろうが,情報がシャットアウトされているために今回は考察に含めなかった.もちろん状況は刻一刻と変化しており小室家のウルトラCで,我々が想像もつかないような結論に行き着く可能性はある.私の予想が外れたならば謹んでお詫び申し上げたい
眞子さまに平穏な日々が訪れる日が訪れることを願ってやまない
20191201
愛子天皇こそ日本の救い
12月1日,愛子さまが18歳の誕生日を迎えられた.即位礼関連儀式も一段落したため,今後は皇位継承問題の議論が白熱していくことが予想される.現在は秋篠宮家の評判が落ち,愛子さまの人気が急上昇中のため,「愛子天皇待望論」が爆発的に支持を集めつつある
だがメディアの報道によれば,男系男子の皇統に固執する安倍政権は,抜本的な解決を計るのではなく,女性宮家創設などでお茶を濁しつつこの問題を先送りにする模様だ
宮内庁に務めていた時,世論調査に関連する部署についたことがある.その時,熱心な「皇室ファンやウォッチャー」の人口は100~150万人程度だと聞いたことがある.一方,日本の伝統文化を愛すると称し,男系男子による皇統維持を主張する「保守」と呼ばれるコアな思想の持ち主は30~60万人程度らしい
ところで皇室ファン層と,保守層は実はあまり重ならない.現在の皇室ファンの絶対多数派は,秋篠宮家の惨状を嘆き,愛子さまの即位に期待を寄せている.一方の保守は,男系男子の皇統が維持できなければ日本が滅びるとばかりに秋篠宮家への期待を声高に叫んでいる
また次のような差もある.一般の皇室ファンは,皇族方の人となりに関心があり,そのお言葉や人間性,立ち居振る舞いに共感や反感を覚える.一方,保守は,皇族方の人となりには関心が薄く,最も優先されるのは「男系男子による皇統の維持」というテーゼだ
ゆえに皇室ファンの多くは,皇族方の人となりに基づいて次期天皇には愛子さまに即位して欲しいと願うのであるが,保守の多くにとっては,「男系男子による皇統の維持」という不動のテーマだけが最優先され,皇族方の人となりがどうであろうと究極的には関心がない
もちろん先ほどの「皇室ファン」「保守」というくくりは大雑把なものであり,これだけで皇室を取り巻く人間模様を分析することは不可能だ. もちろん国民の中で最も多いのは,皇室問題に関心の薄い人々だ. そして,皇室ファンの中にも秋篠宮家を応援する人は多くいるし,保守であろうとも愛子さまの即位を祈念する人もいるだろう
だが,よく考えれば愛子さまは男系であり,即位されたとしても男系は維持される.それでも保守が愛子天皇を警戒する理由は,女系天皇の議論を未然に防ぎたいからだ.というのも,愛子さまが即位されれば,その次は「愛子さまのお子様が天皇に」という声が高まることは必然であり,もしそうなれば女系の天皇が即位することになる
ところで,どうして皇統は男系男子で維持しなければならないのだろうか? 実はこの問題に保守は明確な回答を与えることができない.皇統が男系でなければならない理由は「伝統的にこれまでそうだった」というだけに他ならず,あれこれ理屈をこねてはいるが世間一般の国民には響いていないというのが現状だろう
メディアの調査によれば女性天皇・女系天皇を容認する国民が多数派だ.女性天皇の賛同に至っては8割を超える
保守派は「国民の多くが女性天皇と女系天皇の差が解っていない!」と声高に叫んでいるが,女性天皇・女系天皇を否定することは共に「男女差別」に基づいている以上,この差が分かったとことで男系男子の賛同者が増えるとは到底思えない.そのことを保守派も解っているのだろう.近ごろでは「皇室に男女差別の理念を持ち込むことが間違い」という論調が目立つ.「どうして持ち込んではいけないのか?」と問うても「歴史を見ればわかる」「勉強不足だ」というあいまいな答えしか返ってこないわけだが…
いつものことながら話が脱線しまくった
私は宮内庁に長く勤めていた.宮内庁は保守的な職場環境であり,当初は男系男子による皇統の維持が当然であると思い「思考停止」状態であった
その考えが徐々に変わり「愛子天皇を認めるべき」という考えにかわったのだが,その理由には,パトスとロゴスのふたつがある
まずパトスとしては,天皇皇后両陛下のお人柄に触れ尊崇申し上げたことによる.私は上皇ご夫妻のそばにいる期間が長かったが,東宮御所での務めで両陛下の「おやさしさ」「気配り」にふれ感動したことを覚えている.そのような原体験がある以上,両陛下のお子様である愛子さまに即位して欲しいと願ってしまう.これは論理を超えたものであり,保守派の「男系でなければ日本が滅びる」という情念と同じ類のものであるかもしれない
一方,ロゴスとしても愛子天皇を認めるべきであると思う.というのも現皇室に愛着を感じ,その子々孫々に皇統を紡いでいって欲しいと願うならば,皇位継承権の対象を拡大させなければ取り返しのつかないことになる恐れがあるからだ
現状のままでは将来の皇族は悠仁さまお一人になってしまう.愛子さまも眞子さまも佳子さまも,結婚すれば降嫁し,皇籍を離れることになる
もし仮に,悠仁さまのお妃に男子のお子様が生まれなければ,その瞬間に皇統の断絶を意味する.未来のお妃にかかる責任は重大で,雅子さま以上のものになるだろう.男児に恵まれず苦しまれた雅子さまの悲劇を再び繰り返そうというのだろうか? 男児に恵まれなかった場合の責任が,男性側ではなく女性側にだけかかるというのはあまりに理不尽だ
それ以前に,そもそも悠仁さまに「お相手」が見つかるかどうかも定かではない.戦前とは違い,男性皇族の結婚ハードルは極めて高くなっている.皇室というのは制度として「男女差別」が公然と認められた環境だ.一般人が皇室に入るということは,人権を失うことを意味している.今上陛下のお相手探しも相当に難航したが,悠仁さまのお相手探しはそれ以上に難航するだろう.はっきり言いたい.現在の皇室は,ふんぞりかえっていてもお妃が見つかるという状況ではない,逆に頭を下げてお願いしなければお相手は見つからないのだ
こう考えれば,皇位継承権の対象を拡大し,女性天皇や女系天皇を制度として認めることが皇室の安定に大きく益することが解る.愛子さまやそのお子様にも皇位継承権が生じれば,それだけで現皇室 の子々孫々が皇統を紡いでいける可能性が格段に高くなる.愛子天皇の実現こそが,皇室を,日本を救うのだ
もちろん保守派は「旧宮家を復帰させればよい」と主張するだろう.だがそれは国民と共に歩み親しまれてきた現皇室とは違う一家である.国民の大半は「男系男子ならば天皇はだれてもよい」とは考えていないだろう.やはり昭和天皇,上皇陛下,天皇陛下と近縁のかたに皇位を継承してもらいたいと願うはずだ
以上の私の理解は,あくまで皇統維持という観点からの「愛子天皇を認めるべきである」という理解であり,人によっては冷たく思われるかもしれない.皇統維持のために,愛子さまを悠仁さまのスペア,サポートのように扱ってしまうように感じられる人も多いかもしれない.私と愛子さまの個人的な思い出については別の機会にこれを論じたい
20191202
美智子さまは,なぜ雅子さまをイジメたのか?「人格否定」の内容が明らかに
週刊誌ではアゲにアゲられる美智子さま.しかし実際には,不敬を承知で申し上げるが,女帝として30年間君臨していた間,雅子さまとの折り合いが悪く,さまざまな事件があった.その一部はすでに紹介したとおりである.であるが,そもそも美智子さまはどうして雅子さまをイジメたのであろうか?
2004年5月10日,時の皇太子殿下は会見で「外交官の仕事を断念して皇室に入り,国際親善が皇太子妃の大切な役目と思いながらも,外国訪問がなかなか許されなかったことに大変苦労していました.雅子のキャリアや,そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と述べた.いわゆる「人格否定発言」である.物静かな皇太子殿下が口にしただけに,衝撃は大きかった
当時の週刊誌やテレビは雅子さまを擁護する論調を展開し,雅子さまの人格を指定した犯人捜しを連日連夜繰り広げた.犯人とされたのは,当時の宮内庁長官や幹部であった.もちろん当時の宮内庁という組織全体が,雅子さまへの配慮が足りなかったことは間違いない
だが私が腑に落ちなかったのは,どうしてこの一連の報道の中で「美智子さまが雅子さまの人格を否定した」という可能性を報じないのかということである
今回はこの点について色々多方面から考察していきたい
この皇太子殿下による「人格否定発言」は,当時の天皇皇后両陛下に相談されることなくなされたものである
びっくりされた秋篠宮殿下は,その年の誕生日会見で「記者会見という場で発言する前に,せめて陛下と内容について話をして,そのうえでの話であるべきではなかったかと思っております」と批判的にコメントし,さらに新しい公務のあり方についても,
「私個人としては自分のための公務はつくらない.公務は,かなり受け身的なものと考えています」
「依頼を受けて,意義のあることであればその務めをする.私自身はそう考えて今までずっと来ています」
と述べ,やはり批判的であった.また時の天皇陛下は,
「皇太子夫妻の独立性を重んじてきたことが,様々な問題に気が付くことのできない要因を作っていたのだとすれば大変残念です」
「まだ私に十分に理解しきれぬところがあり,細かい言及は控えたいと思います」
と述べ,マーカーを引いた部分からも明らかなように,皇太子夫妻とのコミュニケーション不足に言及し,遺憾の意を述べている
だが,紀子さまは,時の両陛下とのコミュニケーションが円滑であったらしい.先の秋篠宮殿下の誕生日会見で紀子さまは,次のように述べている
「両陛下は私たちの考えていることや感じていることを静かにお聞きくださり,私たちの務めや娘たちの成長を温かく見守ってくださいましたことに大変ありがたく思っております.また,宮様が私の考えや気持ち,おかれている状況を的確にとらえて導いてくださったことは生活する上で大きな支えとなりました」
何故メディアは「美智子さま主犯説」を取り上げなかったのか?
この宮内庁発表の「公式見解」から次の点が導かれる
皇太子ご夫妻は,両陛下と相談できる関係性を築いていなかった
秋篠宮ご夫妻は,両陛下と相談できる関係性を築いていた
このような状況を踏まえるならば,雅子さまと美智子さまの折り合いが悪く,美智子さまが「雅子さま人格否定」の主犯だった可能性が容易に想像できる.実際,美智子さまは紀子さまとは仲良くやれていたが,雅子さまとの間には一種の緊張関係があったことは当時の週刊誌などメディアも報じていた
まして,紀子さまは「両陛下はよく相談になってアドバイスしてくれる」と称賛しておきながら,皇太子殿下は両陛下に雅子さまのことを相談できなかった事実は重い
ここまで言えば「雅子さま人格否定」の主犯が誰であったのかお分かりいただけるだろう.だが,名前をもって直截に記述することはどうしてもできない.私は長年お近くで使えてきた身として,尊崇の念は消えていないのだ.どうか許していただきたい
また公式情報をつなぎ合わせれば誰が主犯であったのか容易に想像がつくにもかかわらず,どうしてか週刊誌などメディアは「美智子さま主犯説」を取り上げなかった.美智子さまの「多方面にわたる努力」の末,すでに聖母マリアとなっていた美智子さまを叩くことができなかったのかもしれない.これも美智子さまのメディア支配の一端であろう
このように「人格否定発言」の背景を考えていくと,主犯が誰であったのか明確であろう.実際お傍に使えた身としても,美智子さまの雅子さまへの攻撃性は尋常ではなかった.ともかく雅子さまは仲間外れにされた.雅子さまにアイロンがけしていない衣装をあえて渡して着させたといったものすごい細かいところまで激しく攻撃した.どうしてそこまで嫌えるのか解らなかった
最後にタイトルにもある,美智子さまが雅子さまをイジメた原因について考察してみたい
これは端的に言って,雅子さまに対する美智子さまの嫉妬であると思っている.雅子さまの華々しい登場に,当時の美智子さまは心中複雑だった.雅子さまは知性も美貌も兼ね備えた方で,そのインパクトは紀子さまなど足元にも及ばない.もちろん当時の皇太子殿下ご自身が仰っているように,雅子さまは現代的なお方で,旧来的な皇室のあり方になかなか馴染めなかったのは事実である.だがそれはイジメてよい理由にはならないだろう
結局は美智子さまは,ご自身以上に雅子さまが活躍して欲しくなかったのである.ゆえに海外親善の仕事を割り振らなかったり,ことあるごとにお茶会で雅子さまを「石女」を揶揄して攻撃し続けたのである.この「人格否定発言」に前後して,時の宮内庁長官が秋篠宮家に第三子を所望されたことがすべてを物語っていよう
美智子さまは,香淳皇后からイジメられたことを根深く恨んでおいでだったので,皇后となり頂点となった瞬間,いろいろはじけてしまったのかもしれない.また雅子さまが皇后となったら,自分が香淳皇后にしたの同じく,自分がいじめられる番になるという恐怖が「雅子さまいじめ」を激しくさせたのではないか
また,当時は美智子さまが何をしても,メディアはそれを称賛する記事しか書かなかった.そのことが,美智子さまの香淳皇后イジメ,雅子さまイジメに拍車をかけていたのではないかと思う
また紀子さまとの関係は良好であったので,将来は長男家ではなく次男家のお世話になればよいと仰っていた.譲位され上皇后となってから,わざわざ赤坂御用地に引越しを希望された理由は,雅子さまと同じ空気を吸いたくなかったからもあるが,強い味方が近くにいて欲しいと願ったに違いない
だがここ数年でいろいろなことが明るみになり,秋篠宮家と上皇ご夫妻の関係も微妙に変化がきている.美智子さまの安寧の日はいつ来るのであろうか.せめて雅子さまに謝罪してから引退していただきたい
20191203
小室佳代さん「私も皇族になれますか?」と宮内庁に問い合わせた過去
平成から令和に受け継がれた「小室圭問題」は,来年2月に何らかの動きがあると考えられる.眞子さまの結婚の意思が固ければ「皇籍離脱してから結婚」,その意思が薄まれば「破談」となる可能性が高い.もちろん再延期となる可能性もあるものの,沈黙を守る小室母子が何を考えているか解らない以上,どの選択肢も憶測の域を出ない.一体,小室母子は何を考えているのだろうか?
タイトルが結論を物語っており,出オチで申し訳ない.今回はこの経緯を詳しく語っていきたいと思う.ただ,この話は宮内庁内でも話題になっていたので,既にどこかの週刊誌が取り上げられているかもしれない.その場合はご容赦いただきたい
本サイトで何度も述べてきたように,私自身は小室圭さんについて,マザコンという点を除いてそれほど悪印象はない.自尊心の高さや演技かかった言説はやや鼻についたが,若気の至りと思えば年相応だろう
一方,母・佳代さんについては,かなり早い段階で違和感を覚えた.かなり個性的なご母堂だ.もっとも,NHKや週刊誌の速報では,「佳代さんは夫をはやくに亡くして,女手一つで圭さんを育てた」という美談が強調されていたので,殊勝な母親であると当初は思っていたのであるが…
小室母子と宮内庁側の話し合いは,佳代さんの「金銭トラブル」が明らかになる前から何度も行われていた.その話し合いの場では,子育ての苦労話が余談として何度も語られ,その都度,職員は「立派に息子さんを育てられて…」とお世辞を言ったものだ
もちろん女手一つで,息子をインターナショナルスクールに通わせ,学費の高い私立大学に通わせ,しかもアメリカ留学までさせたことは苦労も多かっただろう.しかも,眞子さまに見初められたなど,逆シンデレラストーリーでしかない
だが,あまりにもお金の話が多く辟易としてきたところで出た次の一言は,佳代さんの評価を一転させるのに余りあるものだった
「え? 眞子さまが圭と結婚したなら,眞子さまは皇族を辞めるのですか? 一時金がもらえて圭も皇族になれるのではないのですか? たしか紀子さまは結婚して皇族になられましたよね?」
だ
どうも佳代さんは皇室典範にあまり詳しくなかったらしい.このサイトに来るほとんどの人は,皇室にある程度興味のある方がほとんどであろうから「女性皇族は結婚すれば一般国民に降嫁する.その際には一時金が出る」ことは常識であろうが,一般国民がもつ皇室の知識などこの程度であることが通例だ.決して佳代さんが非常識なわけではない
だが,どうも話を聞いていると,佳代さんは圭さんに皇族になって欲しかったようだ.次のように聞かれた
「圭が皇族になる方法ってあるんでしょうか?」
もちろん現行の皇室典範ではありません,と答えた
佳代さんは勉強熱心なようだ.圭さんが現行の皇室典範では,どうやっても結婚できないことを知るや,その次の宮内庁との打ち合わせで「女性宮家」について語りだしたのだ.記憶をたどれば次のようなやり取りだ
「女性宮家とは何ですか? これが成立したら圭と眞子さまが結婚したら圭も皇族に慣れるのですか?」
この問いに対して,❶女性宮家創設について議論されたこともあるが,その後全く議論が進展していないこと,❷当時の案が成立していれば圭さんは“配殿下”として皇族になっていたかもしれないと答えた.この回答に,佳代さんは顔色一つ変えなかったが,
「女性宮家ができたら,私も皇族になれていましたかね?」
と冗談っぽく問いかけてきたのは印象に残っている
もちろんこの佳代さんの言葉は,その場の会話の流れで出てきたもので,自らが皇族になろうと画策して圭さんに眞子さんを狙わせたとは考えにくい.そこまで計算していたのであるならば,「眞子さまは結婚すれば皇室から離れる」という常識を知らなかったということはあり得ないだろう
だが,一連のやりとりから,佳代さんが圭さんに眞子さまを狙わせ,ボンボンになることを狙っていたことは事実であると確信する.一昔前の「成り上がり」ストーリーを求めているのだ
ところで一部の大手メディアが伝えたところによれば,安倍首相は女性宮家の設立を検討しているらしい.男系男子による皇統を維持したい安倍政権からしてみれば,皇位継承権をもたない1代限りの女性宮家を創設して急場をしのぐのは「問題先送り」という点で最も都合がよいのかもしれない
これをうけて週刊誌などのメディアは,小室母子が女性宮家創設まで籠城を決め込み,自らが皇族になることを狙っているとまで書き立てている
小室母子は「お金」よりも「地位と名誉」を希求する親子だ.もはや何をやっても国民がこの結婚を祝福することはないだろう.それならばいっそのこと「女性宮家になって安定した地位が欲しい」と願ってもおかしくはないだろう.だがやはりあまり現実味を感じない.そんなことをしては,小室母子にかかるストレスは今以上のものになる
やはり来年2月に,眞子さまは自主的な皇籍離脱を発表し,“納采の儀”などの皇室行事をへることなく民間人として小室圭さんと結婚するのではないかと思っている.秋篠宮殿下は,父親として破談を形式的に発表するだろう.すでに小室圭さんは皇室利用で,十分な利益を得ており,佳代さんと眞子さまの三人でアメリカで暮らすのではないだろうか?
20191204
愛子さまの「慈愛に満ちた素顔」
何度かブログに書いてきたが私はかつて男系男子による皇位継承が当然であると思っていた.が,10年ほど前から徐々に女性天皇・女系天皇を容認してもよいと思うようになった.このように思い至った理由について述べていきたい
小説家であり政治活動家でもあった三島由紀夫は,東大全共闘との討論で「なぜ自身が天皇陛下を尊崇するのか?」その理由を次のように述べている
ぼくらはつまり戦争中に生まれた人間でね,こういうとこに陛下が立ってて,まあ座っておられたが三時間全然微動もしない姿をみて,とにかく三時間全然木像のごとく微動もしない.卒業式で.その天皇から私は時計をもらった.そういうね,個人的な恩顧があるんだな.こんなこと言いたくないよ俺は.言いたくないけれどもだね,人間の一人の個人的な歴史の中でそういうことはあるんだ.そしてね,それはどうしても否定できないんだ俺の中でね.それはとても立派だった.
1969年5月13日 東大全共闘との討論
このような経験は誰にでもあるだろう
たとえば政治家はたえず老人ホームなど公共施設に赴いて地元民と交流を深めている理由は,このような「一個人の原体験」を通して支持を集めるためだ.たとえその政治家の思想信念を悉知していなくても,このような原体験があればその政治家を応援し,投票してしまうものだ. 時としてパトスは,ロゴスに勝る.
いみじくも三島由紀夫が「否定できない」と告白したように, 皇族方のもつオーラというのは凄まじいものがある.テレビなどで「雅子さまー!」「紀子さまー!」などの歓声がよく流れるが,実際にお会いしたり見かけたりした方なら解るだろう,皇族方に笑顔で応えていただけるというのは本当に感動して尊崇の念がこみ上げるものだ.まさに「カリスマ」だ
逆に宮内庁に務めていると,皇族方と距離が近すぎて「人間」としての側面が色々見えてしまい,尊崇の念が冷めてしまうこともある.私は上皇ご夫妻の近辺にお仕えする時間が長く,天皇皇后両陛下のそばにお仕えする機会は少なかった.そのことが逆に作用して,天皇家や愛子さまへの尊崇の念を高まらせている可能性があることは否めない
現皇室は「開かれた皇室」を目指し,国民に寄り添おうと努力されているが,あまりにも開かれすぎるとイギリス王室のように陥ってしまうのではないかと心配してしまう.眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動はこの象徴だろう
このままでは日本の皇室報道は,海外のタブロイド紙のようになっていくのかもしれない.だが,まだまだ皇室は厚いベールに包まれた世界だ
このような適度が距離感が,私に愛子さまへの尊崇の念を生ませのかもしれない.最後に,私にとって「否定できない」原体験を一つ紹介したい
いまから10年ほど前の冬のことだ.東宮御所で立食パーティーがあり,私も駆り出された.皇太子家の食事の準備は大膳課が担当するか,人手が足りない場合も多く大抵は総力戦になる.配膳も同様だ.私は料理はできないので,配膳のほうを手伝うことになった
が,生来の不器用さゆえに,お盆にのせた料理を床に落としてまった.大変な失態であり慌てて落ちた食材を拾い床を拭いた.が,なんとその時,愛子さまがハンカチを取り出し膝をつかれて,落ちた食材を拾ってお手伝い頂けていたのだ
本来ならば,愛子さまのお手を煩わせるなどあり得ないことで,その場で「大丈夫でございます」などと言ってお断りするべきなのだろう.しかし私は目先の掃除に気を取られていて,愛子さまだと気が付くのがだいぶ遅れてしまった.まさか愛子さまがお手を汚してまで手伝い頂けていたとは,正直まったく予想だにしておらず,大変驚いて衝撃を受けた.本当に何一つ曇りのない笑顔でお手伝い頂いた.そのお姿はまさに「皇族」の鑑であると思ったし,愛子さまはお名前の通り「慈愛」に満ちた方だと確信した
このようなことをしていただいたのは,宮内庁生活を通し愛子さまだけである.人によっては愛子さまの行動は「皇族として軽率」だと思うかもしれない.だが私にとってはまさに「否定できない」原体験なのであり,廊下に下がった後,あまりのありがたさに涙が出た.さりげなく食材を拾われた愛子さまのあのお姿は本当に崇高であり,生涯忘れることはできないだろう.このような原体験があるからこそ,私は愛子さまに天皇に即位いただきたいと願ってしまうのだ
20191205
承子さま“仰天事件”の思い出
一部週刊誌の報道によれば,高円宮家の承子さまが近くご結婚されるらしい.お相手は銀行員とのことだ.高円宮家といえば絢子さまもつい昨年結婚されたばかりで,女性皇族の結婚ラッシュが続いている.しかしこれは同時に女性皇族の降嫁も意味する.女性宮家創設の議論が始まる前に,これからも結婚ラッシュが続くだろう
女性週刊誌の報道によれば高円宮家の第一女・承子さまが近く結婚されるとのことだ.お相手は大手銀行のエリートサラリーマンということだ.第三女・絢子さまのお相手もエリートサラリーマンだった.職業に貴賎なしとはよく言ったものだが,女性週刊誌がこういった「職業」や「年収」を殊更に気にするというのは,やはり眞子さまのお相手・小室圭さんの職業が「海の王子」であり,「年収」が年360万円程度だったからなのだろうか?
もし承子さまが結婚されれば,眞子さまは,“納采の儀”を延期している間に,二人先を越されたことになる.親がご結婚を主導した高円宮家と,娘の自由意思に任せた秋篠宮家の結婚格差も話題になった.いまだ“納采の儀”のメドもたたず,儀式延期の期限を来年2月に迎える眞子さまの心境たるや察して余りあるものがある.
承子さまといえば,ご自身のSNSが身バレして,赤裸々な性生活が話題となったことが今も記憶に新しい
あの事件からイメージされる通り,承子さまは,佳子さまなどお話にならないほど自由奔放な方だ.宮内庁もこれはにとても困った.幸いにも傍系宮家のご令嬢に過ぎなかったから,週刊誌なども荒立てて承子さまを取り上げなかったから良かったものの,性格の峻烈さは折り紙付きだ
公務の先々でもトラブルが多かった.トラブルというよりか,承子さまが公務先の「礼儀」のあり様について宮内庁に苦情を入れることが多かった.だが,ある茶道のやんごとなきお方が「承子さまのお言葉使いには少し驚きました…」と苦笑していたことを覚えている.茶道の家元といえば温和なイメージしかなかったのが,その方をしてそう言わしめるとは…
また,承子さまは,儀式や行事などの度に,宮内庁の職員に対しても大変なご指導をされていた.私がお叱りを受けたのは「セレモニーで使った車の中が線香臭った.ちゃんと消臭して」とのことだった
通例に則り,香を焚き清めたつもりであったが,お気に召さなかったらしい.こういうお叱りを受けたのは初めてだったので,仰天したものだ.なお,承子さまお気に入りの香水は,イタリアのサンタ・マリア・ノヴェッラのものだ.バッグから取り出し,プシュプシュとお召し物におかけになり,沈香の余韻を掻き消されていたお姿を今もよく覚えている
基本的に宮家は宮内庁の干渉を嫌い,宮内庁からとやかく言われても「自由にやらせて.余計なお世話」とばかりに取り合ってくれない.だが,その逆は成立しない.粗相はすべて宮内庁の責任であり,何かトラブルが起きたりすると「どうして予め言ってくれなかったの?」とお叱りを受ける
私は常々理不尽だと思っていたが,宮内庁というのは皇族方を支えるための機関であるため,何を言われても平身低頭で謝るしかない
よって宮内庁職員にかかるストレスはほかの省庁より高いのではないかと思う.宮内庁に入る前では,近現代的・科学的・論理的な思考が求められる「試験」が課せられるのに,宮内庁に入った瞬間に復古主義的・情緒的・伝統的な「態度」が求められるのだ.離職者が多い原因もここら辺にあるのではないかと思っている
承子さま個人の人となりについては色々思うところがある.だがご結婚となれば慶事であることは間違いなく,多くの国民がこれに喜ぶだろう
思えばここ3年で,3人の女性皇族が結婚を表明した.この結婚ラッシュの流れはしばらく続くだろう.なぜなら政府が「女性宮家」の創設を検討しているからだ
現在の決まりでは男性しか宮家の当主になれない.もちろん宮家の当主は男系男子だ.つまり宮家は,もともと男系男子の皇統を安定的に維持するために置かれたものだ.ゆえに「女性宮家」を認め,宮家当主に「女性」を認めることは,女系天皇の布石となる可能性が高いため,一部の保守派は「小室圭さんが皇族になる」 と猛反対している
もちろん「女性宮家」が創設される目的は,安定的な皇統維持のためだし,最もお手軽で「問題を先延ばし」できる解決案であることは間違いない.だが,これとは裏腹に「皇籍離脱」するつもりだった女性皇族は危機感を感じているだろう.このまま結婚せずに皇室に残っていて,「女性宮家」が創設されては,結婚後も皇室に残らなければためだ
昔は自主自立することが前提になっていた宮家だが,ここ最近は皇族費も増え公的側面が強くなってきた.つまり宮内庁の干渉が多くなってきたのだ.自由の少ない生活に嫌気の感じている方は多いだろう.そのため,これから皇籍離脱したいというお考えの女性皇族方の結婚ラッシュが続くと考えている.おそらく眞子さまは来年の2月に結婚,佳子さまもそう間隔を開けず結婚されるのではないか
20191206
眞子さま「破談金」の捻出に,美智子さま「交際費」のお計らい
来年2月に小室圭さんと眞子さまの“納采の儀”延期が期限を迎える.秋篠宮殿下は,先の誕生日会見で,結婚について当人らが何らかの発表をするように促した.いったいお二人の結婚はどのように帰結するのであろうか?
眞子さまと小室圭さんは結婚するのか? それとも破談となるのか? その答えは来年2月に明らかになるかもしれない.この件で宮内庁に問い合わせた方がいるならば,おそらく「眞子さまのお気持ち次第」というような回答が返ってくるだろう
「宮内庁がなんとかしろよ!」と思われる方も多いだろうが,本サイトで何度も繰り返してきたように,宮内庁は規約に基づいて業務をこなす組織であり,スタンドプレイで何らかの行動を起こすことはありえない
眞子さまのお気持ちは揺らいでいないと報じられているが,それが今も続いているならば「先に皇籍離脱してご結婚を強行」,お気持ちが揺らいでいたならば「破談」となるだろう.しかしどちらにしてもいばらの道が待っている
もしお二人が結婚するとなれば,殿下が先に示した「国民の祝福」が得られない状態での決行となるため,皇室行事として婚姻することは不可能だろう.秋篠宮家は皇位継承権1位と2位を抱える格別の筆頭宮家だ,日本の象徴となるべきご家族が,国民の反対を押し切ることなどできない.ゆえに,眞子さまは自主的に皇籍離脱した後に結婚,秋篠宮殿下は“納采の儀”の取り止めを発表すると思われる.だが,それでも秋篠宮家の評判が落ちることは止められない
一方,眞子さまが結婚を諦め,縁談自体が「破談」となってもいばらの道だ.すでに“陛下のご裁可”が得られている以上,前例に従うならば小室圭さん側から「結婚辞退」を申し出させなければならない.皇室の品位を保つには,陛下のご裁可が覆されることはあり得ないという価値観なのだ
だが小室圭さんとその母・佳代さんが,無条件のまま「結婚辞退」と申し出るはずもなく,それに見合った「迷惑金」を払わなければならないだろう.前例に従うなら,その「迷惑金」は1億とも7億ともいわれている.算定額に七倍もの差があるが前例が僅かしかないので,その金額がどこまで膨れ上がるのか誰にもわからないというのが実情だ
小室圭さんの母・佳代さんは後妻業をしていたり,元婚約者との間で起きたトラブルも金銭問題であったりするため,小室家に「お金」が渡ることに国民は嫌悪感を隠さない
だが「迷惑金」を払わなければ,小室圭さんは暴露本などを出版する可能性も捨てきれない.旧皇族の言論者・竹田恒泰さんがどこかで言っていたと記憶しているが「何をしでかすか解らない」という恐怖がある.宮内庁ではかつて破談に伴うプロセスを検討したことがあるが,今後のトラブルを未然に防ぐために「迷惑金」を払うべきという意見が多数を占めた
だが,眞子さまと小室圭さんが「破談」となって,仮に「迷惑金」が小室サイドに支払われたことを国民が知ったならば,国民の怒りは小室家のみならず秋篠宮家にも向かうだろう.紀子さまからすれば,天皇の未来となられる悠仁さまの評判にすら傷がつく恐れがあるため,なんとしても「破談」にして,かつ「迷惑金」を隠密裏に支払わなければならない
では,国民にバレることなく,どこから「迷惑金」を捻出するのか? もし破談となれば秋篠宮家の予算周りはメディアの厳しいチェックが入るだろうから,不自然に大金を出入りさせることはできない
そこで宮内庁が思案して出した有力案が,宮廷費のうち「交際費」から宮家あてに破談金を捻出するという手法である
宮廷費と皇族費は別であるから,内定費から宮家予算を捻出することはできないと多くの人は思うかもしれない.だが実際には,交際費という名目で「非公式の皇族費」として用いられることはよくある.しかも開示請求されてもプライバシーなどを理由に黒塗りにできるという優れモノの予算だ
この手法を使えば,一度に7億円はムリでも年1000万円程度ならば,誰にもバレずに「破談金」を捻出することがでる.今後10年20年と小室年金が支払われ続けていく可能性もゼロではない
もちろん実際に破談になるのかどうなのか未だ決定していない.だが上皇陛下や美智子さまは「ご裁可」をお与えになった負い目があるため,もし破談となれば積極的に「破談金捻出」にご協力なさるのではないだろうか? 美智子さまと紀子さまの関係も悪化の一途をたどっているが,老後のことを考えれば紀子さまとの仲を良くしておきたいというのが美智子さまのホンネだろう
なにより,宮廷費・内定費で最も削りやすくプールできる部分は,引退したにもかかわらず現状維持された上皇職関連だ.不透明に「破談金」が捻出されないように,宮廷費のうち「交際費」をぜひ監視して欲しい.すでに述べたように,宮内庁が独断でコトを起こすことはありえない.もし仮に不自然なお金の流れがあったとすれば,誰か皇族のご意思がそこにあったと考えてよい
20191207
紀子さま,海外公務で「マネーロンダリング」
日本の象徴たる皇室には,全国各地から贈答品が大量に届けられる.その贈答品はどのように消えていくのであろうか? 紀子さまの周りで起きた不思議な「ロンダリング」現象を紹介したい
宮内庁には全国各地から頼んでもいないのに,天皇皇后両陛下あてに連日,頼みもしないのに様々なものが送られてくる.このなかには「皇室御用達」「宮内庁御用達」と銘打ったものも少なくない
むかしは宮内庁が調達先を審査・指定して,その調達先リストを公表していた時期もある.だが,戦後になりこういった制度はなくなった.つまり,現在「皇室御用達」「宮内庁御用達」とあるものは,勝手に名乗っているだけで,何らかの法的根拠があるわけではない.なお,イギリス王室では,認可制の「王室御用達」が今も残っているため勝手に名乗ることはできない
これを逆手にとって勝手に送り付けてきて「皇室御用達」「宮内庁御用達」を名乗るものが後を絶たない.ところで勝手に送り付けられてきた不審物は,場合によって宮内庁警察などに開封作業を依頼しなければならず迷惑なのやめていただいたほうがお互いのためだろう.さらに,価値のあるものは,送られてきても送り返さなければならないので人件費もかかり本当に税金の無駄だ
皇室と献上品の関係は,本来ならば日本国憲法第8条及び皇室経済法により国会の承認を必要とする.上限額なども細かく決められている.皇室が過度に財産を貯めこまないための対策である
だがどうもこの法律が全く機能していない,もしくは実情と全く適合していないように思える.内廷皇族ならば年間600万円,宮家成人皇族はならば一人年間160万円以上の物品を譲り受けることはできない.しかしこの金額は余りに現実的ではない
先ずは天皇家の実情について述べていきたい.日本の象徴たる天皇家には,連日,地方自治体や寺社仏閣から日本全国津々浦々の地場産品・工芸品が献上されるし,一回の公務でこれ以上の献上品を受けることもある
本来ならばこれら天皇家への献上品は宮内庁総務課を通し,評価額を算定してから受け取らなければならないが,そんなことを真面目にしていては最初の一月で上限額を超えてしまう.厳密に言い出したら知事を通さなければ天皇家は“正式”には受け取ってくれないのが通例だ.そこでオクに直接届けるやり方が横行している
本来はこのような受け取り方はルール違反なのだが,善意で寄せられた地場産品を送り返すわけにもいかず,受け取ってしまっている.食べ物は財産ではないから年額600万円制限にはかからないと宮内庁は自らを言い聞かせているが,実際には地元の工芸品なども大量に届けられるため,600万円以上超えていることは誰の目にも明らかだと思う.こういった献上品は倉庫に死蔵される
先に述べたのは天皇家の場合である.ザル法ながらも,まだ「献上品は宮内庁総務課を通さなければならない」というルールがあるから,歯止めがかかっている.もともと予算も多いので,献上品をつかって「首を傾げたくなるようなこと」をしようとは考えないようだ
この歯止めがなく全くブラックボックス状態なのが宮家の「献上品」事情だ.というのも宮家の場合には成人皇族一人あたり年額160万円と制限があるにもかかわらず,献上品をチェックする部署がないのだ.すべて宮家の自己申告を信じて計算している.そのため年額160万円を明らかに超える高額な献上品は,宮内庁に自主申告されることなく,「出どころ不明」のまま宮家に置かれることが通例になっている
それでもあまりに高額なものを受け取ることは,物議を醸す恐れがある.特に秋篠宮家は群を抜いて公務数が多く,ゆえに高額な献上品をいただく機会も多いため,宮内庁でもたびたび問題視された.特に国際会議と名の付く催しものでは,たとえそれが国内で開催されていても,ヴィトンやエルメスといった海外ブランド品や,高価な美術品などを受け取る機会も多い.解りやすいブランド品については,紀子さまらが堂々と持つわけにもいかず,早々に転売される
だが調度品や美術品については,頂いたものを残してそのまま使うことが多いように見受けられる.だが先ほども言ったように,あまりにも高価すぎるものが「出どころ不明」のままはどうにも困る.こういう「出どころ不明」のものが秋篠宮邸にはゴロゴロ置いてあるのだ
秋篠宮家は一宮家に過ぎなかったころの意識が抜け切れていないのか,どうにも「だらしない」ところが多い.それは紀子さまや,紀子さまご実家の友人関係からも明らかだろう
かつて紀子さまはヘイトスピーカーのメディア関係者とお付き合いがあったし,実弟・川嶋舟さんは怪しげな団体の広告塔をしていたり,父・辰彦さんはパチンコ業界のドンと友情を深められ相手のおごりで韓国旅行までされている.どうにも脇が甘すぎるとしか言い様がない
話を献上品に戻そう.2010年ごろ,秋篠宮家に並ぶ「出どころ不明」の調度品・美術品が問題になったことがある.紀子さまが仰るには,「未来の天皇となられる悠仁さまの品位を貶めないために揃えた」であるが,明らかに年額160万円の上限を遥かに超すような献上品を受け取り,それを堂々と置くことは問題があると注意申し上げた.「出どころが明らかなものを置いて頂きたい」とお願いした.もちろん皇族費で賄える範囲で揃えていただくことを念頭に置いた発言だ
しかし紀子さまの対応は我々の予想の斜め上を行った.秋篠宮邸の玄関先廊下に定価500万円のリチャード・ジノリの壺が置かれていた話をしたい.2010年に苦言申し上げる前までは,この壺について「国内公務の折に,ある会社の社長から頂いたものである」と紀子さまから説明いただいた.だが苦言申し上げた後には「前回の説明は間違えていた.実はこれは海外公務の折に,先方国より頂いた壺である」と説明が変化した
なぜこのように説明が変わったのか? その理由は「外国交際のための儀礼上の贈答」ならば,日本国憲法第8条及び皇室経済法により国会の承認を必要としないという例外規定があるからだ
つまり海外公務の折に儀礼上頂いたものであれば,どんな高価なものでもノンチェックで受領できるのだ.もちろん私は,秋篠宮家に置かれた高価な調度品や美術品が,すべて海外公務の折に儀礼上頂いたものであると信じざるを得ない立場だ.だがどうして紀子さまの説明がコロコロ変化したのかはいまだに解らない,ということにしておかねばならない
まさか一種のマネーロンダリングだったのだろうか?
20191208
紀子さま「美智子さまに“産め”と言われて,悠仁を産んだのに,今になって“愛子天皇”を推すのはひどい」
愛子さまが大嘗宮を見学された.皇位継承問題がこれから議論されていくタイミングでの,この見学は,まさに将来を見越した「覚悟」の現れであると確信する.国民の愛子さま人気はうなぎ登りであるが,これを阻止したい勢力がいることも事実だ
今月7日に愛子さまが大嘗宮を見学されたとのニュースが飛び込んだ.もちろん大嘗宮といえば,天皇の一世一代の“祭”につかう建物である.皇位継承に関する議論がこれから始まるタイミングで,愛子さまが大嘗宮を見学された意味は重い.これは明らかに「天皇皇后両陛下,ならびに愛子さまは,即位する覚悟ができている」というメッセージに他ならない
「考えすぎ」と思われる方も多いかもしれない.だが,今回の大嘗宮見学は,既に皇位継承問題と絡めて報道されており,このタイミングで見学したとあっては当然そのような内容の記事になることは誰にも予想できる
誤解や憶測を与える行為や発言について,皇室は極度に慎重になるのが常だ.その常識があるにもかかわらず,このタイミングで見学されたことは,このメッセージが「誤解や憶測」なのではなく,皇室の真意であると解することが自然であろう
つまり皇室は,愛子さまが即位する「覚悟」が具わっているということである
皇位継承はセンシティブな問題で,イデオロギーの議論になりやすい.先に産経新聞が「上皇陛下が愛子天皇を望んでいるという“根も葉もないデマ”が流れており,天皇皇后両陛下も悲しまれている」という“根も葉もないデマ”を掲載した.その記事では「天皇皇后両陛下が悲しまれている」と断言しているのに,その根拠は最後まで明かされなかったのだ
私が知る限り,上皇陛下は愛子さまが即位されてもよいというお考えだったとみて間違いないと思う.もちろん上皇陛下が高度に政治的な発言を端的に表現するはずもない.だが,小泉政権下で女性天皇・女系天皇が議論されていた時期には,とてもこの議論の推移を満足気にご覧になっていた.時の侍従長も「陛下はリベラルな考えの持ち主だ」と言っていたし,少なくとも当時の多くの職員は「天皇陛下は愛子天皇に賛成している」と判断していたと思う.奥野修司さんの本の中で,上皇さまのご友人から聞いた話として「上皇陛下は愛子天皇を望んでいる」というものがあったが,正しい情報だと思う
また,宮内庁から政権側に「女性宮家」を提案したこともあったが,それは愛子さま,眞子さま,佳子さまにご活躍いただきたいという純粋な願いだけではなく,将来的には女性天皇・女系天皇をも視野に入れて発言だったことは間違いない
そもそも「宮家」とは皇統を維持するための血のスペアを身近においておくための装置だ.女性宮家を認めるということは,女性天皇や女系天皇が視野に収まることは言を俟たない.保守派は「小室圭さんが皇族になってもいいのか?」という文脈で,女性宮家に反対しているが,ホンネは「女性天皇・女系天皇の議論を未然に防ぎたいから,小室さんをダシにして女性宮家も反対」というものだ
女性宮家の創設は,愛子さまが皇室に残っていただくうえで最もシンプルで容易な解決手段である.逆にこれに反対することは,愛子天皇が実現するためのハードルが一段高くなるのでご注意いただきたい
ところで美智子さまと紀子さまが「愛子天皇」についてどのように考えているのであろうか? 多くの方がこの問題に興味があるのではないかと思う.私はお二人のホンネを次のように断言する
美智子さま「愛子と悠仁どっちしにしようかな….世論の動きをみつつ日和見しよう」:かつては雅子さまとの折り合いが悪く,紀子さまを寵愛し第三子を所望され「雅子さま不要論」を首謀していた.だが,小室圭問題などにより秋篠宮家の評価が一転したことで,紀子さまと距離を置き,雅子さまに近づくようになる.ご自身の世間に傷がつかないよう,世間の評判次第で,愛子天皇を支持
といったところだろう
紀子さま「悠仁が天皇にならなければ困る! ここにきて美智子さまが裏切るなんて」:雅子さまの「人格否定発言」と前後して,美智子さまから「雅子は石女で使い物にならないから,紀子さんに期待している」などと言われて,悠仁さまを産んだにもかかわらず,ここにきて急に距離を置かれている.小室圭問題についても,上皇陛下が結婚の“ご裁可”を取り消すのが先.ここにきて急に黙り込むのは裏切り行為.愛子天皇を推すようなことがあったら許せない
といったところだろう.なお,平成の終わりごろ美智子さまは「紀子さんが逆恨みしてきて困る.小室さんの問題は秋篠宮家の落ち度なのに,私にどうにかしろと言ってくる.ひどい筋違いね」と女性職員に愚痴をこぼされておられた.もともとお二人は両想いであったのに,いまとなっては敵同士.嫁姑合戦は,一夜にして状況が変わるのは世間でも同じなのだろうか?
20191209
紀子さま「眞子が幸せになるまで,慶事は控えて」と,愛子さまに要請
高円宮家に慶事が続いている.妙齢の女性皇族が多いため,今後もご成婚ラッシュが続くと思われる.だが,この慶事の裏では, 眞子さまの結婚が延期が重くのしかかっている.今回は,高円宮家の絢子さまが結婚されたときのエピソードを紹介したい
来年2月に動き
11月30日の秋篠宮殿下の誕生日会見で,来年2月に延期の期限が迎える眞子さまと小室圭さんの結婚の見通しについて「昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので,何らかのことは発表する必要があると私は思っております」と述べられた
これを受け週刊誌などメディアは,2月に結婚発表があるとか,再延期発表があるとか,破談宣言があるとか,これにあわせて小室圭さんが緊急帰国して会合がもたれるとか様々に騒がれている
眞子さまの結婚の意思は固いと聞き及んでいる.一度延期したものを再び延期となっては,現状,小室母子が国民から寵愛を受ける可能性はゼロに近いから「無期限延期」が視野に入ってしまう.こうなっては今後身動きがとれなくなってしまう恐れがあるため,「破談」もしくは「結婚」のどちらかになるのではないだろうか
眞子さまの結婚が決着しないと他の女性皇族方にも迷惑
また,皇位継承問題に関連して微妙な時期であるだけに,眞子さま結婚がこれらの議論の行く末をも左右しかねない.とりわけ, 眞子さまのご結婚の行く末が決着しないと,佳子さまや愛子さまにも影響が出るという問題もある.
眞子さまの結婚・破談が決まらないことには,佳子さまの縁談も進まないだろうし,将来的には愛子さまの縁談にも波及する恐れがある
「気にする必要などない!」と思われる方がほとんどだろう.だが皇室というのは順列を何よりも重んじる場所だ.眞子さまの結婚問題は,これかの皇室設計に暗い影を落としている
ところで眞子さまの結婚延期が決定した後,高円宮家の第三女・絢子さまが守谷慧さんと結婚する運びとなった.紀子さまはこれに大変不満足であったらしい.当ブログでは何度も言っているように,皇室内においてはヒエラルキーに基づく順列が絶対的な意味を持つ
筆頭宮家である秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚がまごついている間に,傍系宮家である高円宮家の第三女・絢子さま「国民の祝福」を受けて結婚するというのは,まさに紀子さまの顔に泥を塗る結果に他ならない
しかも久子さまは結婚に際して「私としてはご両親を存じ上げており,亡くなったお母さまの,深い愛情をもって世界の子供たちと接するお姿を思い出すと,そのお母さまに育てられたご子息はしっかりとした価値観をもつ優しい青年であろうと思い,結婚に賛成いたしました」と述べ,やんわりと眞子さまのご結婚を,ひいては紀子さまのご裁量を批判していて話題となった
もちろん思慮深い久子さまが考えもなしにこのような発言をするとは考えられない.つまり紀子さまと久子さまの関係は冷めているということだ
この久子さまのご発言に紀子さまはお怒りに.宮内庁には次のようにご要望が寄せられた.「眞子の結婚の行く末が決着を見るまで,他の皇族方にはご配慮ある言動をお願いしたい」と.間接的な表現に務めた言葉だが,要約すれば「眞子が幸せになるまで,慶事は控えて」ということ,そして「眞子さまや秋篠宮家の評判に傷がつくような言動は控えてくれ」ということだ.しかし眞子さまの結婚が再延期となれば,延々と愛子さまや佳子さま,そして先に報道のあった承子さまの慶事も先送りしなければならない.これではもはや愛子さまや佳子さまに結婚するなと言っているようなものだ
眞子さまのご結婚が,皇室の未来プランを壊すようなことがないように願いたい
20191210
雅子さま「山中湖事件」の真相
12月9日は雅子さま56歳のお誕生日だった.一国民として心よりお喜び申し上げたい.だが,いまでは国民の寵愛を受ける雅子さまであるが,ほんの数年前までは「雅子さまバッシング」が吹き荒れていたことは記憶に新しい.今回は雅子さまバッシングの典型例であった山中湖事件を振り返ってみたい
昨日,誕生日を迎えられた雅子さま.赤坂御所に上皇ご夫妻や秋篠宮ご一家が集い夕食を楽しまれたという.とりわけ秋篠宮家に山積された問題を前に,夕食会では何が語られたのであろうか? こういう夕食会は「儀礼的」なものであるため,和気あいあいと食事が進むということはほとんどない
昨日は雅子さまの誕生日であったため「雅子さまのエピソードを!」とのコメントをいくつかいただいた.だが私は実は天皇ご夫妻の近くでお仕えしたことはないため,直に経験した生々しいエピソードを紹介できないのだ
本来ならば天皇家と皇太子家は同じ内廷皇族であるため,職員の行き来は活発であって然るべきなのだ.だが美智子さまと雅子さまの折り合いが悪く,両家の交流は職員レベルでもあまり多くなかった.美智子さまが,内情を知ろうと子飼いの職員をスパイとして送り込もうとした事件があったため,皇太子家がこれを警戒したのだろう.清子さまが皇太子ご夫妻の“夜の事情”を探るために深夜の寝室ドアに聞き耳を立てていて東宮職が仰天したなどという仰天するような噂まで流れていたが,真偽のほどは明らかではない
だが,清子さまが,カワセミ観察という口実で,東宮御所のプライベートゾーンでの宿泊を何度も熱望してきて迷惑だったのか,東宮職側から宮内庁に「苦情」が入ったことがあるので,東宮側が美智子さまの動向を意識していたことは疑いようがない
今回,紹介したいのは2011年に起きた山中湖事件についてだ.この事件は,当時,イジメにあい登校拒否気味だった愛子さまを気遣い,雅子さまが校外学習に付き添われたという話だ.これが過保護ではないかと週刊誌が騒ぎ,時の羽毛田宮内庁長官が「通常の形ではなく心配している」と愛子さま・雅子さま批判ともとれる発言をして物議を醸した
実際には「愛子さまに登校に不安があり,雅子さまが付き添われただけ」なのだが,ともかく話が多くなった驚いた
よくある批判として,雅子さまが❶一泊12万円のインペリアルスイートに泊まられ特別懐石を食べただの,その日に合わせて❷ホテル側が壁紙を張り替えただの,❸付き添われた三日間で警備など1500人が動員され総額3000万円以上の税金が使わられただのといったものがあった
私はこの事件に関しては当事者でもあったのでよく知っているが,言わせていただきたい
❶皇族方が泊まると,最上位の部屋に泊まるのは当然である.逆にホテル側に安い部屋をお願いしても自動的に最上位にアップグレードされる.むしろ雅子さまは山中湖周辺の高級リゾートホテルを使わなかったことをどうして指摘しないのか?
❷壁紙の張替は,雅子さまがお泊りになると聞いてホテル側が張り切ったのであろう.皇族方のお出かけにはよく見られる光景の一つだ.宮内庁・皇太子家側から張替えを依頼するなどあり得ない
❸すさまじく大げさな数字であり宿泊費も含めて300万円程度であろう.第一,お忍びでのご同行なのに,大名行列のように1500人も動員されることなどあり得ない.もちろん皇族方の警護には人員とお金がかかるが,それは山中湖の一件に限ったことではない.たとえば運動会や文化祭一つ参加するにしても警備が必要になり,愛子さまに限らず眞子さまにも佳子さまも悠仁さまにも十分な費用がかけられている
ともかく当時の場雅子さまバッシングは,その報道全てが針小棒大なものだったと思う.この山中湖の一件も,実際には「愛子さまに登校に不安があり,雅子さまが付き添われただけ」というものだ.もちろん学校側の了解もある.皇族方が学校に通われるというのは本当に大変なことで,常に宮内庁側と協議のうえで参加のあり方が決められる.警備については学校側から懸念と依頼があることも多い
その後,愛子さまの登校不安は解消されたのであるから,雅子さまの付き添いは大成功だったわけだ.よって山中湖はの一件は,称賛されるべき母子愛の姿でしかない.逆に,登校不安で苦しまれている愛子さまに無理させることのほうがよほど問題だろう
にもかかわず異様な報道が続き,最終的には雅子さまや皇太子殿下が会見で本件についてコメントする羽目になった原因は,やはり美智子さまの存在が大きかったと思う
というのも美智子さまはこの山中湖事件を週刊誌で報じられるや,連日のお茶会でこのことを話題にしていた.しかも「愛子と雅子さまの関係は本当に異常だわ.長官から一言苦言があって然りね」などとしきりに仰っていた.お茶会に参加されていた清子さまは「雅子さんと愛子さんは皇室の恥!」などと大声を張り上げ,周りは歓心を買うために盛んに頷いていた
そしてその数日後には,羽毛田信吾宮内庁長官が木曜定例会見にて「通常の校外学習でない姿になっていることは心配している」と述べた.長官が発言する以上,その裏には美智子さまのご意向が働いている思わざるを得ない.そしてその後も報道がエスカレートして行った事実を鑑みても,美智子さまの「ご意向」と,メディアの「忖度」があったのだろう.「雅子さまが愛子さまをつきまとう」などと不敬なこと書き立てる記事もあったが,私からしてみたら「美智子さまの雅子さまつきまとい」のほうがよほど酷い
すこしでも何かあれば針小棒大にして叩く.しかも身内が助けるのではなく,傷に塩を塗り込むという信じがたい行為をしていた.それが平成という時代であった
20191211
雅子さまを「踏み絵」にする,美智子さま「お茶会」の地獄絵図
平成皇室の悪しき習慣の最たるものは,連日とは言わないが毎週のように開かれる「お茶会」がった元凶としてあった.これが異様な皇族イジメに繋がったのではないかと思う.どうして「お茶会」が過度なイジメにエスカレートするのであろうか?
世には「皇室御用達」を銘打った製品が満ち溢れている.世には皇族方を「名誉総裁」に戴いた団体が満ち溢れている.日本人にとって「皇室」「皇族」は特別なものだ.それだけにこれを利用したいという輩も多い.勝手に「皇室御用達」を名乗っているものや,勝手に旧宮家などの名前を借りて怪しげな団体を運営している輩もいる
たとえば多くの芸能人が騙された「有栖川宮詐欺事件」は記憶に新しいのではないか.皇室関係者を名乗る男女二人が儀装結婚式を挙げてご祝儀金を巻き上げた事件だ.「皇室」の二文字がちらつくだけで,「仲良くしておいたほうが得になるのではないか?」という心理が働くため,こういった事件は後を絶たない.「詐欺」でないにしても「詐欺まがい」の行為は今でもいくらでも横行している
皇室の外側でもこの有り様なのに,その内部の惨状は言わずもがなだ.皇族方の「歓心」を買うのに,関係者一同余念がない.ブラック企業は倒産の危機があるため,過度な媚び諂いは抑制が効くだろうが,皇室は倒産することがないためその抑制が効かない
とりわけ美智子さま周りはこの動きが激しい.私は男性であるため美智子さまの最近辺にお仕えすることはなかったが,女性職員の場合は「美智子さまのお気に入りになること」が出世の絶対条件だった.もちろん皇族方の身近で使えるのだから,「仲良くやれる」ことは大切な要件だ.だが「お気に入りにならないと左遷される.地方に飛ばされる」というような状況は健全とは言えないだろう
とくに皇族方は人間関係が激化しやすく,可愛さ100倍,憎さ100倍だ.そのため,美智子さまがお嫌いな女性皇族と仲が悪くなければ,宮内庁で出世できないという恐怖があった.そのため女性職員たちは,それこそ間接的・直接的を問わず,雅子さま・愛子さまを攻撃し続けた.当時の週刊誌に虚実ないまぜ情報を垂れ流し続けたなかには,美智子さまの「歓心」を買おうと,自ら能動的に関与したものも少なくないだろう
時の某宮内庁長官が,まさかの雅子さまに心無い発言をし続けたのは,美智子さまの指令だったのではなく,「歓心」を買おうと忖度して,ご自身の判断でされたのではないだろうか?
もちろんこのような人間模様は,美智子と宮内庁職員の間のみならず,美智子さまとそのご友人方との間にも確認される
本サイトをお読みの方ならご存じだと思うが,美智子さまは毎週のようにご友人らを皇居に招き「お茶会」をしていた.その「お茶会」に呼ばれるのは大変栄誉なことらしいのだが,参加するためには「踏み絵」があった.つまり,招かれる友人は「雅子さまの悪口」を言い,自身が美智子さまの味方であることを証明するのだ
私が不思議だったのは「美智子さまを褒めること」ではなく「雅子さまの悪口を言うこと」が踏み絵だった点だ.雅子さまが嫌いだからといって,必ずしも美智子さまの味方であるわけではないと思うのだが…
もちろん「踏み絵」があると明文化されているわけではない.そして美智子さまらが「直接的」に雅子さまの悪口を言うのではない
最も多いパターンは,美智子さまが週刊誌のスクラップ帳をとりだし「また雅子さん,こんなこと書かれちゃって…」と心配げに言うだのだ.すると周りは「あら大変ですわね.こんなことばかり書かれては美智子さまも大変でございますね」となぜか雅子さまではなく美智子さまを心配する.すると清子さまあたりが「雅子さんだけじゃないんですよ,愛子さんもこれで…」と言って逆さバイバイする愛子さまの真似をする.すると別の来賓が「逆さバイバイって,アレですよね? やっぱり雅子さんの子だから…」ときわめて際どい発言をしてお茶会に趣味の悪い笑いが広がる.この空気に馴染み,笑うことができれば「踏み絵」に合格し,次からもお茶会に招かれる
信じられないだろうが,最初は慣れなくても,お茶会に何度も参加しているうちに,参加者はこういった際どい発言や物真似を進んでするようになるのだ.そしてこの内容はどんどんエスカレートする
そのエスカレートぶりは当時の週刊誌に毎週のように載った「雅子さまバッシング」を知る者であればその酷さが想像つくだろう.あの地獄絵図のバッシングは,週刊誌上の出来事ではなく,皇居でも同じく起きていたのだ
20191212
美智子さま「愛子は,自閉症でダメ」と大喜び
愛子さまの「逆さバイバイ」がネットで話題になったことがある.私は詳しくないのだが「逆さバイバイ」は自閉症の方によくみられる仕草であるらしい.もちろん愛子さまが自閉症でないことは,知性にあふれた作文などをお読みいただければ明白であろう.だがこのデマに最も喜んだのは他でもない美智子さまだった
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉があるが,「雅子さま憎けりゃ愛子さままで憎い」という言葉もある.美智子さまの「雅子さま憎し」はまさに執念だった.その執念ゆえに,愛子さまにまで憎悪感情を向けるというのは,私には理解できない「複雑さ」であった.普通は「嫁が憎くても孫はかわいい」なのだが,美智子さまは「嫁が憎いので,孫も憎い」なのだ
愛子さまの「逆さバイバイ」がネットなどで話題になったことがある.この「逆さバイバイ」は,自閉症や発達障害の方に多く見られる症状らしく,愛子さまもそのような状況なのではないかと憶測を呼んだのだ
愛子さまは両手とも器用なため,お手振りされる際など,左右どちらの手でも振られる.週刊誌などでは右利き説と左利き説の両方が流れているため,一部で混乱を招いているようだが,正確に両手とも器用というのが正解だ
ゆえに逆さバイバイされているのは,たんに無意識で左手で振られているだけだ.私が知る限り,右手で逆さバイバイされている非常に少ない
またそもそも逆さバイバイしているほかの皇族方の写真も幾らでもあるので,言いがかりにもほどがあるというものだ
これら「逆さバイバイ」とよばれるものが,すべて左手でなされていることが解るだろう.こういった移動の際には開けられる窓の方向が決められている.そのため愛子さまは利き手である左手で自然にお手をふられただけだ
逆にこの角度で左手の手のひらを窓際に向けるのは,腕を不自然にひねらねばならず体勢的に結構きついのだ
以上がネットや週刊誌を騒がせた「逆さバイバイ」の真相である.真相はつまらないものであることが常だが,事実は変えようがないのでお許しいただきたい
ところで宮内庁で愛子さまに近づく機会がある人ならば,だれでも愛子さまが両手とも器用であることを知っているはずだ.にもかかわらず,なぜかこの「逆さバイバイ」が,「愛子さまは自閉症だ」というデマに結びつき,なんとそのデマを美智子さまが大喜びされていた
孫のデマを喜ぶというのは信じられないだろうが,美智子さまは雅子さま憎しが暴走しすぎていて,お茶会では友人に「雅子さんの子だから,逆さバイバイの躾も出来ていない.母親がアレなので,愛子もアレなのかもしれないと心配しています」だの,紀子さまには「小和田家の血筋が入っているから,愛子は本当にダメ.私は結婚に反対したの.紀子さん.期待していますよ」だのよく言っていたものだ
こんなことばかり言っていて,皇太子殿下と雅子さまが,愛子さまをお連れに皇居に遊びに来るはずもなかろう.時の天皇陛下が誕生日会見で「愛子は幼稚園生活を始めたばかりで,風邪を引くことも多く,私どもと会う機会が少ない」と漏らされたり,時の宮内庁長官・羽毛田信吾氏が「愛子さまが,両陛下と会う機会少ない」 と苦言を呈したが,その原因は美智子さまにあるとしか思えない
だがこの報道も当時は,あたかも雅子さまに原因があるかのように報じられていたのだ.だが実際には雅子さまは必死に愛子さまを伏魔殿から守っていたのであろう.私はそう確信する
20191213
美智子さま「精神的ストレス」は仮病!
美智子さまが「精神的ストレス」で体調不良になったという報が飛び込んできた.だが私はこれが「仮病」であると判断する.もちろんその先にある「引っ越し中止」と「眞子さま結婚への同情票」が目的であろう
急遽予定を変更してこの記事を書いた.何と美智子さまが,9月ごろから「精神的ストレス」で体調不良とのことだ.朝日新聞の速報などを見ると,心不全の診断指標となるホルモン「BNP」値が高い状態が続き,血が混じる嘔吐が数回あったそうだ.上皇ご夫妻について事実と異なる週刊誌報道にストレスを感じられ,胃に負担が掛かった可能性があるらしい
なお,体調不良が始まったのは「9月以降」ということで,幸いにも当サイトが原因でないことは喜ばしいことである.しかして9月以降も何度も元気に外出されお手振りされていたが,それも体調不良をおしてのお手振りだったと思えば,ファンは感涙ものだったろう
宮内庁の発表を読むと, 来年3月を予定している高輪皇族邸への転居予定に変更はないそうだが,今後「体調不良なのに,お引越しを急かすなんて雅子さまは非情」という声が高まる恐れもある.また,初孫の眞子さまの結婚問題の山場が来年2月に控えており,「美智子さまの体調不良は,眞子さまと小室圭さんの結婚問題が原因なのかもしれない.美智子さまのためにもお二人の結婚を応援しよう」という声が高まるかもしれない
11月末の秋篠宮殿下の誕生日会見が発表された矢先に,美智子さまの「体調不良報道」.あまりにも計算され過ぎた発表のタイミングに,興醒めしてしまうのが私のホンネだ
美智子さまはアカデミー賞レベルの女優なので,こういった報道も「またか…」と思ってしまうのは,私の性格が悪いためだろう
思えば1993年に『週刊文春』が美智子さまに関するネガティブ報道を続けていたところ,精神的ストレスのあまり美智子さまが「失声症」に陥ったと宮内庁は発表した.この「失声症」が発表されるや,メディアの報道は一転して「美智子さまかわいそう」になり,『週刊文春』は謝罪に追い込まれた.私は性格が悪いので,どうしてもこの時の現象と,今回の「体調不良報道」が重なって見えてしまうのだ
さて,1993年の美智子さまの「失声症」であるが….もちろん毎週のようにオクで開催されるお茶会で,美智子さまはおしゃべりを楽しまれていた.失声症というのは24時間常に話せなくなる症状ではないらしく,特定の状況下で話せなければ認定されるらしい.美智子さまの自己申告に基づいて「失声症」と発表されたのだ.ところで,大本営発表によれば美智子さまが失声症から回復されたときの第一発声が「もう大丈夫,ピュリファイされました」なのだから,女優の演出には驚かされた
以上のように,かつての「失声症」の現場を知っているだけに,今回の精神的ストレスによる体調不良の報道も,「またはじまったか…」と思ってしまうのである.ぶっちゃけ仮病なのではないだろうか? 9月以降も公務をされていたが,本当に体調不良なら休むべきではないのか? 本当に呆れて言葉も出ない
もちろん,このタイミングでの体調不良報道の目的は,来年2月に控えている眞子さまと小室圭さんの結婚問題を見据えてだろう
美智子さまとしては初孫の眞子さまの幸せを願っているに違いない.おそらくその「幸せ」とは「眞子さまと小室圭さんの結婚」だと美智子さまは判断し,なんとかして同情票を集めたいのだ
またもや「美智子さまかわいそう」という声が世論を動かすのだろうか? 私からしてみれば,本当にうんざりするのだが,皆さんはどう思われるだろうか?
20191214
美智子さま「病ませた」週刊誌記事とは?
宮内庁の発表によれば,事実と異なる週刊誌報道を受け美智子さまが「精神的ストレス」で,血が混ざる嘔吐を9月から一月ほど数回されたらしい.引退されのであるから,週刊誌など読まずにゆっくりとお過ごしいただきたいと思うのだが…
またもや美智子さまが体調不良だ.93年に美智子さまが「失声症」になられるや,いわゆる「美智子さまバッシング」は一転して,美智子さまアゲアゲ記事ばかりが登場するようになった.今回もその繰り返しになるのだろうか?
今回の「体調不良」は9月からとのことだが, 10月以降はラグビーワールドカップもご観戦されていたし,具体的にどの程度の症状なのかは解らない.現在明らかになっている各社報道を総括すると…
事実と異なる週刊誌報道によるストレス(ANN News)
美智子さまに関する週刊誌報道などを挙げ「名誉が傷つけられるものがあった」と指摘 (毎日新聞)
上皇職は,最近の上皇后さまに関する週刊誌報道によるストレスが一因 である可能性も指摘しています(JNN)
「二重権威」を指摘した週刊誌報道などによる「精神的なストレス」(FNN)
同庁幹部はストレスの原因について,上皇后さまに関する最近の週刊誌報道を挙げ,「良識と節度に欠けている」と述べた(読売新聞)
とのことだ. 最も踏み込んだFNNの記事によれば「二重権威」を指摘した週刊誌報道が主下人であるらしい.9~10月ごろの週刊誌を読み直すと,確かにいくつかそれらしき記事がある
週刊新潮 2019年10月31日号掲載の「即位の礼パレード延期は美智子さまの強いご意向…令和流が霞む「二重権威」の懸念」は,タイトルにもあるように,美智子さまのご意向で祝賀パレードが延期になったというものだ.また週刊新潮 2019年10月17日号掲載の「元宮内庁長官の想いが滲んで「皇室カレンダー」に大異変」も二重権威を懸念したものだ.なんと令和二年の皇室カレンダーでは,天皇皇后両陛下のお写真(5・6月)よりも前に,上皇ご夫妻のお写真(3・4月)が置かれることを「二重権威」として懸念したものだ
このように状況証拠の限りでは,どうも美智子さまは週刊新潮の記事を気にされて,血の混じった嘔吐を繰り返されたようだ
今思い出せば,台風被害を鑑みて祝賀パレードは延期されたが,当初,政府は「延期せず予定通り実施する」と言っていたのだが,美智子さまがご自身の「お誕生日会中止」をメディアに発表.この直後に政府も「祝賀パレード延期」を発表した
おそらくメディア発表前から政府と天皇皇后両陛下は相談しており,延期の方向で話がまとまっていたのだろう.だが,美智子さまが先に発表したことで「慈愛の美智子さまが延期を発表したので,雅子さまも祝賀パレードを延期せざるを得なかった」というように印象付けられたイメージを抱いた.本来ならばこういう場合は,メインイベントである祝賀パレードの延期発表をまってから,美智子さまがご自身のミニイベントであるお誕生日会中止を発表すべきだ.美智子さまは雅子さまに花を持たせたくなかったのだろう
平成から令和に移ってにもかかわらず,こういった常識的な順序が全く守られていないことには驚きを隠せない.「二重権威」という言葉はまさに弊害として表れてきている
また週刊新潮のみならず,11月10日の週刊現代でも美智子さま批判の記事が掲載された.令和となり美智子さまのメッキははがれつつある.その最後の抵抗が,今回の「精神ストレス」報道だったのではないだろうか? いわばこれは観測記事で,世論の流れなどを様子見ながら,宮内庁は第二・第三の言論統制を敷いてくるだろう.美智子さまお得意の手法だ
幸い「9月の週刊誌記事」といことで,当サイトはまだ目をつけられていないようであるが果たして…
また,既に一種の言論統制は始まっているという声も聞かれる.Yahooニュースでは美智子さまに批判的なコメントが一斉に削除されたらしい.宮内庁からニュースサイトに非公式な形で「懸念」を伝えることはよくあるし,こういった報道があると「忖度」が働きサイト側が自主的に削除する場合もある.このような「忖度」による報道統制もまた美智子さまお得意の手腕だ.今後もこういった報道は続いていくだろう
ところで,Yahooニュースに寄せられた次の一言が見事に真を突いていたので紹介したい
宮内庁は,皇后陛下が適応障害に苦しんでいらっしゃる間に,一度でも「週刊誌報道によるストレスが一因である可能性」を指摘しましたか? 役所という公的機関でありながら,何ゆえにこの様な偏向した対処になるのでしょうか?
Yahooコメント
全くをもってご説ごもっともだ.雅子さまが「適応障害」で苦しまれていても,週刊誌はバッシングをやめず一層激しい報道を繰り返した.にもかかわらず美智子さまが「精神的ストレス」で体調不良になった瞬間,メディアは「美智子さまかわいそう」と報道するのだろうか? ぜひ注目して監視していて欲しいと思う
20191215
美智子さま愛読書は「女性週刊誌」
美智子さまが週刊誌記事をお読みになり「精神的ストレス」のため体調不良が続いているらしい.一部の大手メディアではこれに同情する声を紹介した記事を出しているが,ヤフコメなどでは批判が相次いでいる.そもそも,どうして美智子さまは「女性週刊誌」がお好きなのだろうか?
だが残念なことに,お傍で長年仕えてきた結論として申し上げあるが,これらをお読みになっている姿を拝したことは一度もない.皇室は究極のイメージ産業なので,愛読書についても「実際」よりも「設定」が優先される
もちろん美智子さまの愛読書は「週刊誌」だ.それも女性週刊誌は必ず目を通され,皇室関連記事はスクラップ帳に貼りつけアーカイブされてほどの徹底ぶりだ
皇后陛下ともあろう方が,週刊誌をむさぼるように熟読されるのは,あまりに高貴なイメージとかけ離れているように思える.だがこれが現実なのでどうしようもない.過日,美智子さまが「事実と異なる週刊誌報道」に心を痛められたというが,引退して今もなお「週刊誌が愛読書」というのは変わらないようだ
速報性と話題性が優先される週刊誌を愛読し続けている理由は,美智子さまがご自身の「聖母マリアのようなイメージ」 を何より大切にされるからだ.美智子さまは女性週刊誌の「記事」のみならず「巻頭グラビア」の研究も余念がない.どの角度で写るのが最も美しいかなどの常に探求されている.さながらインスタグラマー並みのこだわりがあり,代表写真などは必ず美智子さまご本人が選別された
こうなってくると公務すら,もはや「ショー」だ.献花するときの表情や,服装,花の種類なども徹底的にこだわる.こういった公務の写真は,翌週の週刊誌のグラビアを飾るからだ.もちろんお召しになる衣服は専属デザイナーの仕上げたものだし,あえて古着をお召しになり「倹約家アピール」することも忘れない
上皇陛下はきちっと仕事をされる真面目な方であったが,美智子さまのように「華」はなかった.そのため美智子さまの存在感は一際輝いていたように思える.もちろん「ショー」なのだが.私が平成の時代を通じて違和感を覚えたことは,「国民と寄り添う皇室」「公務や祭祀に励む皇室」という理想像を実像ではなくショーして国民に提示してしまったことにあるのではないかと思う.令和の時代には,我々国民と地続きの皇室であって欲しいと願ってやまない
最後に雅子さまの研究熱心さを紹介したい.先ほど紹介したように美智子さまの「公務」は「ショー」であったが,雅子さまの公務のあり方はまさに真逆であった
皇族方の最も重要な公務の一つに,先の大戦の「慰霊」がある.有名なのは8月15日「終戦記念日」に行われる戦没者追悼式だが,それだけでなく沖縄・広島・長崎など全国各地で慰霊式典が行われている.皇族方も地方に公務に行くたびにこれら慰霊式典に参加される
雅子さまが皇室に入られて3カ月ほど経った時である.東宮職側から,職員の何名かが国立国会図書館に行き資料をコピーしてくるように依頼された.またこれと時を同じくして,宮内庁に戦史関連の研究書が何十冊も回ってきた.何かの折に東宮職から事情を聞くと,なんと「戦没者慰霊の公務に向け,雅子さまが勉強されるための資料や研究書です」というのだから舌を巻いた
雅子さまは秀才中の秀才と伺っていたが,その勉強熱心さは皇室に入られからも変わらなかったのだ.雅子さまの参加された戦没者慰霊は,「ショー」ではなく,まさに素晴らしい「公務」であるに違いない
20191216
美智子さま「震災」に大喜びして「慰安ツアー」の準備
世界各地には,祭りのためにモニュメントを準備して,当日にそれを燃やすという「火祭り」が共通してある.日本だと「鳥羽の火祭り」「勝部の火祭り」などが有名だある.何かが燃えて崩れる光景は人の心に刺さる何かがあるのかもしれない.もちろん祭りの後には燃え滓しか残らないのだが
火の魔力は祭祀だけにとどまらない.火事になると野次馬が集まる.被災者にしてみれば好奇で集まった野次馬はいい迷惑だ.もちろん全員が「人の不幸は蜜の味」で火災現場を眺めているわけではないだろうが,被災地に集まりたいという欲求もまた人にとって本能的なものなのかもしれない
ところで被災といえば,日本は地震に台風に噴火にと天災が絶えないお国柄だ.31年にわたる平成の時代も,様々な天災に見舞われたが,その中でも「阪神大震災」「東日本大震災」の二つは最も記憶に残る災害だ
もちろん天皇皇后両陛下は二つの被災地に熱心に訪問され,慰安の旅をつづけた.だがどうも間近から拝見させていただいた限り,この慰安の旅は「美智子さまの好奇心」を満たすための「ショー」だったのではないかと疑ずにはいられないエピソードがある
このようなことを書くと,嫌な感情を掻き立ててしまうかもしれない.だが,私が感じた真実を書き残しておくことも必要かもしれない
天災のニュースが流れると,美智子さまは「被災地に行かなければなりませんね!」と生き生きとされる.時の天皇陛下が「そんなにはしゃいでは誤解されますよ」とたしなめるほどだ.私にはその光景が,あたかも「火事場にむらがる野次馬」と同じに見えてしまった
東日本大震災の時の思い出を語りたい.震災のニュースが流れた後,被災地訪問の日程などを調整する会議があった.現場からは「復興作業中であり,その邪魔にならぬようもう少し経ってから短期間の訪問が望ましい」と要望があったが,「美智子さまは一刻も早い訪問を希望されている」との意向が伝えられ,一月も経たぬうちに被災地への慰安ツアーを開始した.しかもそのツアーは七週間にもわたり,現地にかなり多大な負担をかけてしまった
もちろん両陛下が震災の現場を訪問され,被災者の方々の手を取り言葉を交わし合う姿は誠に崇高であった.多くの国民が勇気づけられ,涙したことは間違いない.その気持ちにウソ偽りはないだろう
だが,被災地への慰安ツアーに出かける前に,美智子さまが「どの場所でどの服を着るべきか?」「お化粧は明るめにするか昏めにするか?」など緻密に担当と打ち合わせをしている姿を知っているだけに,この慰安ツアーも「ショー」に見えてしまうのだ
私は美智子さまが慰安ツアーで語り掛けた「慈悲」は本物であると思う.だがそれと同時に,慰安ツアーを「ショー」にしてしまった罪もあると確信する
20191217
美智子さま「隠し財産」の貯蓄術
これまで「宮家会計は完全にブラックボックス状態であるが,天皇家の予算はクリア」と何度か記事に書いたことがある.だが実際には「隠し財産」をつみあげる裏技はいくつかある.今回はその代表的な手法を紹介したい
上皇上皇后両陛下は,31年に渡る平成のあいだ膨大な公務をこなし,膨大な贈答品を受け取っている.皇居の吹上仙洞御所の北側には大型の倉庫つあるが,その中には世界各国,全国各地から送られた贈答品が大量に保管されている
かなり高価そうな九谷焼や着物,タンス,ダッフィーの超巨大ぬいぐるみも陳列されているが,これらはすべて国内公務の折に地方自治体・関係者などから頂いたものだ.さながら博物館のように「陳列」し続けるのは,折に触れて倉庫を歩かれ,ご自身が歩まれた皇后としての旅を振り返るためだ.美智子さまは,何かの節目があるとこの倉庫を訪れ,昔を懐かしんでは「一人」涙されていた
さて,ここで問題となるのは,この倉庫に陳列されたモノの総額は明らかに数十億円の価値があり,皇室経済法に違反しているということだ.皇室経済法では,皇室が過度の財産をため込まないように,金品の授受について厳しい決まりがある.「外国交際のための儀礼上の贈答」ならば,この皇室経済法に縛られないのだが,九谷焼や着物を海外から頂いたというのはさすがに無理がある
やはりこの倉庫に眠る「財宝」の総額は,皇室経済法に違反しているのだ.引っ越し作業が遅れに遅れているが,このような美智子さまの「隠し財産」の整理がつかないのというのが真相ではないかと思う
ところで内廷皇族の贈答品の授受は基本的に宮内庁を通さなけれなばならない.もちろん,宮内庁を介さずに,オクに直接届けることも不可能ではないが,消費期限のある食品などに限られる.さすがに何百万,何千万もするような超高額の贈答品が,誰の目にも止まらずオクに置かれてしまうということはあり得ない.この点,宮内庁すら管理しきれていない「宮家の懐事情」よりも,「内廷皇族の懐事情」のほうがクリアだ
だがここで次のような疑問が生じるだろう
「明らかに皇室経済法の制限を超える財産を貯めこんでいるのに,書類上の財産授受はどのように処理しているのか? 公文書に残ってしまえば問題にならないのか?」
ということである.公務に行くたびに,贈答品の現物を受け取りや輸送をするのは,宮内庁職員だ.そして受け取った贈答品は,目録化され,次いで価格算定などがなされる.受け取れる上限が制限されているため,価格算定しずらいものは100万円くらいしそうでも20万円にしたりする.だがそれでも限界がある.まして「下手に安く見積もった」公文書など残すことは大変なリスクがある
そこで宮内庁がとる裏ワザが「公文書」として登録するのではなく「参考資料」として脇にどけておくというテクニックだ.「公文書」でなければ情報開示請求の対象にはならないので,痛い腹を探られる心配もない.また「参考資料」として残しておけば,必要な時に情報を引き出せるので便利というわけで一石二鳥だ
こうすれば,天皇家といえども,献上品を表に出すことなく貯蓄できるのである
このような「公文書としてではなく,参考資料として脇にどけておく」という裏技は宮内庁に限ったものではない.宮内庁は省庁の一つなので,そこの職員は他の省庁に出向する機会が多くある.私も外務省などを経験した
やはりそこでも宮内庁と同じく「公文書」として残しておくと危険なものは「参考資料」として脇にどけておくというテクニックがとられた.だが外務省の場合,これはあくまでも国益のためであったと信じるようにしている.宮内庁の場合は…美智子さまのためだったのだろうか?
20191218
美智子“上”皇后「雅子さんは“下”皇后ですね」
現在の皇室典範に基づけば「天皇」の地位を,生前に第三者に譲ることは出来ない.平成から令和への御代替わりは特例法によって実現されたが,この裏には様々なドラマがあった
平成から令和への御代替わりにともない,珍妙な新尊号が複数生まれた
皇嗣
上皇后
だ.この二つの称号は,長い皇室の伝統で一度も用いられたことのない新称号だ.もちろん伝統に固執する必要は必ずしもないが,この珍妙な新称号が使われるようになった経緯が情けない
まずは秋篠宮「皇嗣」殿下についてだ.本来ならば「皇太弟」という伝統的な尊号がある.ゆえに宮内庁としては,当然,御代替わりし秋篠宮殿下が,皇位継承権一位の「皇太弟」を名乗られると思っていた.だが代替わりの話し合いが始まるや「私が高齢になってからの即位は,控えたい.今上陛下が譲位されたご意思にも反する」と,ご自身の即位については否定的な意見を仰っていた.たしかにこれには一理ある
江戸から明治に,昭和から平成になり「天皇」にかかる責務は飛躍的に増えた.それこそ江戸時代には国民のほとんどは生涯を通じて天皇陛下の姿を拝する機会すらなかった.明治になり,突然,天皇陛下は「日本」の元首となり,国民すべてがその姿を知るようになる.そして,平成になるや公務量が激増した
このように今日の「天皇」は,日本国における究極の有名人であり,かつ極めて多忙なお立場となっている.上皇陛下が譲位を決意された理由も,体力的な衰えを実感し,公務と祭祀がこれまで通りできないからだった.天皇陛下と秋篠宮殿下の年齢差は僅かであり,秋篠宮殿下が即位されるとなれば相当な高齢になるだろう.ゆえに秋篠宮殿下が仰ったように,高齢での即位というのは確かに現代的ではないため,これを辞退したいというのは一理ある話だ
だがどうも,秋篠宮殿下の話を伺っていると,「高齢だから」というのは建前で,ホンネは「自信がない」ようだ.本サイトの読者ならご存じだろうが,秋篠宮殿下は三十半ばになるまでご自身が即位する可能性などほとんど何も考えないで生活してこられた方だ.なにかとお騒がせだった寛仁殿下のように,傍系宮家の当主としてならば「人気者」として気ままにやっていくこともできただろう
だが運命は秋篠宮殿下に微笑まなかった.秋篠宮殿下は皇位継承一位となり,最も即位に近い立場となった.だが,これまで奔放に過ごしてきたため,即位する準備が全くできていない.先の誕生日会見で「祭祀の作法が解らなくても,これまでは兄を見ていればよかった」というような趣旨の発言をして場を凍り付かせた
この秋篠宮殿下の発言は,メディアでは「冗談を仰った」「場を和ませた」などと好意的に解釈されて報じられていたが,さすがに善意解釈が過ぎよう.誰がどう聞いても「即位への自信がない」ことが弱気発言として出てしまった以外の何物でもない
秋篠宮殿下が「皇太弟」という伝統的尊号を辞退され,「皇嗣」という普通名詞を新尊号として選ばれた理由は,このような「即位への自信のなさ」があるとみて間違いない.悠仁さまを立派な天皇に育てたい紀子さまからしてみれば,父親の有り様に憤りを感じているだろう
上皇后という尊号
もう一つ焦点となったのは,「上皇」「上皇后」という尊号の決定経緯だ.というのも,歴史の教科書などに出てくる「上皇」とは,正確には「太上天皇」の略称に過ぎない.ゆえに正式名称の「太上天皇」を使うべきではないかという意見が当然出てきた
だが,尊号に「天皇」という文字が入ることは,新天皇との二重権威を引き起こしかねないという理由で「太政天皇」の案は却下された.もっとも「上皇」という尊号自体は,院政を想起せしめるため,反対者も出た.かといって差しさわりのない新尊号が出てくるはずもなく,結局「上皇」が尊号として選ばれた
「上皇」の尊号以上に揉めたのは「上皇后」だ.本来ならば美智子さまには「皇太后」か「太皇太后」の尊号が相応しいのだが,美智子さまご自身がこれに難色を示された.その理由はシンプルで,要約すれば「香淳皇后の事を思い出すから」というものだ.何をどう思い出されるのかはよく分からいが,お二人の険悪な関係からすればおおよそ想像がつくというものだ
ところで「上皇后」の尊号は,最も反対者が多かったが,美智子さまが大変気に入られたので採用された.なぜ美智子さまはこれを選ばれたのか? 「上皇と上皇后は対になっていて適切ではないでしょうか」とのことだったが,後から側近の方が言うには「雅子皇后よりも上の,美智子“上”皇后という点がお気に召したようですよ」とのことだった
確かにネットなどを見ていると,雅子“下”皇后などと揶揄しているサイトもチラホラ見つかる.懸念された二重権威が,美智子さまの思惑通りに進んでいるのだろうか?
20191219
美智子さま「国民の声は,心なき誹謗」と“言論統制”を自白
美智子さまアゲアゲの論調は今も続く.先に宮内庁は,事実と異なる週刊誌報道を受けて,美智子さまが血液の混じった嘔吐を繰り返され,今も体調不良が続くと発表した.だがネットでは週刊誌を責める声はほとんどなく,むしろ美智子さまに批判的だ.だがこの期に及んでも,いまだに週刊誌は美智子さまを大絶賛だ.はたしてこの裏には何があるのだろうか?
皇室がメディアに圧力をかけることはあるのだろうか?
「圧力」の意味にもよるが,宮内庁が“事実無根”と判断した報道についてはメディア側に何らかの形で「抗議」することはある
実際に「抗議」する基準はケースバイケースであり,宮内庁が問題視するパターンもあれば,皇族方からも仕入れがある場合もある.また,たとえ“事実無根”であったとしても,その全てに抗議するわけではない.抗議する相手はテレビ局,新聞社,出版社などに限られ,個人ブログは抗議の対象にはならない
「抗議する方法」は,主に二つある.一つにはメディア側の代表者を宮内庁に呼び寄せて注意するパターンだ.この代表例は93年の「美智子さまバッシング」を主導した『週刊文春』の花田紀凱編集長だ.これは美智子さまからの強い希望で,宮内庁から抗議することになった.呼び寄せてまで抗議する場合には,謝罪文掲載を求めることが多い.また,抗議でなくとも皇室関連で懸念事案があると,事情を聴くために宮内庁に当事者を呼び寄せることはしばしばある
もう一つの方法は,宮内庁のホームページに「抗議文」を載せることである.多くの人が知る抗議はこの方法によるものではないだろうか? この場合には必ずしもメディア側と話し合った後にホームページに「抗議文」が載せられるわけではない.というのも,メディア側と交渉のテーブルについて,宮内庁が「これは事実ではない」といくら抗議しても,メディア側は「取材に基づいています」と水掛け論が展開するだけになることがほとんどだからだ
このように宮内庁はメディアに抗議することはしばしばあり,珍しいことではない.これらは宮内庁のスタンスとしては「抗議」であって「書くな」と圧力をかけているわけではない.だがこれら「抗議」が書くことへの「圧力」になっている可能性はゼロではないだろう
美智子さまが体調不良だという.9月以降,「事実と反する週刊誌報道」を美智子さまは気にされ,血の混じった嘔吐を繰り返されたとのことだ.93年の「美智子さまバッシング」の折には,失声症で倒れられるや,メディアの雰囲気が突然変わってバッシングは鳴りを潜めた.今回の「血の嘔吐」も,これと同じ流れを生み出すのだろうか?
と思っていたら,さっそくその流れが来た.『女性自身』2020年1月7・15日号の記事「美智子さま「激やせと出血嘔吐」にあった心なき誹謗の深傷 」だ.そのなかでは,美智子さまを傷つけたとされる週刊誌記事を取り上げ非難しつつ,ツイッターやヤフコメに寄せられた,
「皇后雅子さまは上皇夫妻に25年間いじめられてきたの,本当に理不尽だったと思う」
「雅子皇后陛下の活躍をもう妨害したり口出ししたりしないで,静かに隠居生活をしていただきたい
と心から願います」
「もういいよ,そういうの.引っ越し延期の言い訳でしょ」
「一線を退いたのにストレスとかあるんですか?度々お出かけになられている様ですが,自宅でゆっくり静養してください」
といった国民の声を心無き誹謗として非難し,その一方,美智子さまを絶賛し「深く傷つかれ,嘔吐に耐え続けながらも,美智子さまは新皇后を思いやり続けていたのだ…」と締めくくっている
国民の非難の声を塞ごうし,権威側を称賛するという構造.本来ならば国民の声を取り上げ権威側を批判するのがメディアの本懐ではないのだろうか? 雅子さまのオランダ療養に対し心無いコメントを言ったことや,皇居から引っ越しが終わっていないことは事実であるから,国民がこのように思うのは当然のことだ
にもかかわらず,美智子さまを絶賛し続けるという異常な構造は,令和になっても一向に衰えることはない
ところでこの『女性自身』の記事をよく読むと,美智子さまは今でも宮内庁を通じ,週刊誌側に盛んに情報工作をしているようだ
ネット記事では削除されてしまっているが,紙面には次のようにある
「美智子さまに嘔吐の症状があったという9月ごろまでに,上皇ご夫妻に近い宮内庁関係者は,いくつかの週刊誌編集部に対して申し入れを行っていたそうです
美智子さまが週刊誌のタイトルや文言に驚かれることがあったそうで,今後は表現に配慮してほしいと依頼したそうですが,状況はほとんど変わらなかったといいます」
『女性自身』2020年1月7・15日号
先ほども述べたように,宮内庁がメディア側に抗議を申し入れることは珍しいことではない.もしや今回の美智子さまアゲアゲ記事は,『女性自身』自身が宮内庁の申し入れを受けて,美智子さまのお気持ちを「忖度」して書いてしまったのかもしれない.事実上,美智子さまが言論統制してしまっているのと同義だろう
にしても国民の批判を「心無き誹謗」と断じ,美智子さまという権威側をアゲアゲするというのは恐ろしい
20191220
美智子さまは,国民が苦しむのを楽しんでいる
平成という時代を振り返るとき,時の天皇皇后両陛下が災害のたびに慰安の旅に出られた.被災地での公務を通じ,勇気づけられた人も多いだろう.だがそれは本心からの公務なのだろうか?
元東宮侍従の濱尾実さんは,上皇陛下・天皇陛下のお傍に仕えた方だ.宮内庁を離れた後は,評論家・執筆家として活躍され,皇室問題について歯に着せぬ発言を繰り返されたのでその名前をご存じの方も多いだろう
そんな濱尾さんは,『AERA』1993年6月15日号に次のような一節を寄せた
天皇家は「国民と苦楽を共にする」と言われているが,私には「楽」しか共にしていないのでは,と感じます
具体的には美智子さまがコンサートや展覧会など,国民と“享楽”ばかり共にして,辛く厳しい国民の現状から目を逸らしているというのである
平成という時代を通じ,災害のたびに慰安の旅をされていた両陛下のお姿を何度も見てきた人からすれば,この濱尾さんの指摘には違和感を覚えるかもしれない.だが,そのようなイメージは平成中盤から徐々に醸成されていったもので,御代替わりした後の数年間は「美智子さまは快楽主義」という評判がもっぱらだった
怒り心頭の美智子さま 附:美智子さまお気に入りの週刊誌
美智子さまはオモテでは感情の起伏を滅多に出さないが,オクではストレートにその時の思いを表現される.この濱尾さんの記事にも当然怒り心頭だった
濱尾さんが寄稿した『AERA』という雑誌は朝日新聞系列の週刊誌であり,『女性セブン』や『週刊文春』よりも上品な趣がある
それだけに美智子さまのショックも大きかったようだ.「女性週刊誌に何を書かれても,まともな方なら真に受けないでしょう.しかし,こういう媒体に取り上げられると,たとえウソでもマコトだと信じてしまう人も多いのではないでしょうか?」と真剣なお顔で宮内庁の担当に苦言を呈していた.しかし美智子さまがコンサートや展覧会などに行くことが大好きなことは,当時の職員ならだれもが知っていたので,表では「仰る通りです」と頷きながらも,裏では「大好きなんだから仕方ないではないか…」と呆れていたものだ
ところで美智子さまの愛読書が週刊誌であることを,最近では宮内庁が公認しているようであるが,美智子さまお気に入りの週刊誌はなんであろうか?
もちろんそれは『女性セブン』『女性自身』『週刊女性』の三大女性週刊誌であり,その続いて『週刊文春』『週刊新潮』の二大週刊誌と『フライデー』など写真週刊誌がお気に入りだ.基本的に過激な見出し記事の週刊誌がお気に入りと考えてもらって間違いはない.『AERA』『週刊朝日』『サンデー毎日』といった意識高い系の記事が多い週刊誌はあまりお手に取られない
意外にも月刊誌では『THEMIS』という陰謀論系の雑誌がお気に入りだ.この『THEMIS』は,基本的に定期購読者のみ購入することができる雑誌であり,書店流通がほとんどない特殊な存在である.まさか美智子さまや宮内庁が『THEMIS』を定期購読するわけもいかなかったため,店頭でも例外的に買える東京駅前OAZO「丸善」でこれを毎月買っていた.皇居から近いので便利であったが,まさか美智子さまに忖度して置かれるようになったのだろうか?
私はこの濱尾さんの告発は,平成皇室のあり方を大きく変えたと思う.災害のたびに我先にと被災地に乗り込む美智子さまをつくったのは,まさに濱尾さんの「私には「楽」しか共にしていないのでは,と感じます」という一言があったに違いない
もちろん現場でひざを折られ被災者と向き合う両陛下のお姿は崇高であることは間違いないし,これに救われ勇気づけられた人も多いだろう
だが美智子さまは慰安中の写真うつりを大変気にされ,作業着の着用に難色を示されたりしていたことはあまり知られていない.だが,宮内庁のスタッフが「作業着をお召しになられたほうが,真摯さを感じ,好感度が高まると思います」と指摘すると,今度は私服でもよい場面でも両陛下共に作業着をお召しになるという逆転現象が生じだ.イメージ重視の平成皇室を象徴するシーンだ
結局「国民と苦楽を共にする」といってもそれは演技でありショーなのである.これが平成皇室の本当の姿だ.国民の苦しみは,美智子さまにとっては「慈悲」をアピールする絶好の場所なのだ
20191221
愛子天皇しかない!
皇位継承問題を議論すると感情的になりやすくなるのだろうか.ツイッターなどでも罵詈雑言に発展することも少なくない.だが,常識的に考えて「女性宮家」「女性天皇」「女系天皇」のいずれかを認めていかなければ皇室の安定は程遠いのだ
私は法的に「女性天皇」を認めるべきだと考えている.法的に女性が天皇になれないというのは,男女平等という現代的常識にあわないのみならず,皇室の伝統とも反している.ゆえに,法的にこれを認めることは当然であると閑雅ている
明治時代に議論された皇室典範の草案では,男系男子継承を宗としながらも,女性天皇・女系天皇が認められていた
第二条 継承ノ順序ハ嫡長入嗣ノ正序ニ循フ可シ尊系ハ卑系ニ先チ同系ニ於テハ親ハ疎ニ先チ同族ニ於テハ男ハ女ニ先チ同類ニ於テハ長ハ少ニ先ツ
第四条 女主入テ嗣クトキハ其夫ハ決シテ帝国ノ政治ニ干与ス ル事無カル可シ
日本国憲按 (明治9年)
男性が優先されるものの,女性の即位が認められている
また,第四条からも明らかなように,女性天皇が結婚することが認めらている.ネットの一部では「女性天皇は生涯独身で過ごすことが不文律である!」と声高に主張する人がいるが,正しくない
なお,明治13年案では女系天皇も認められている
第三条 上ノ定ムル所ニ依リ而シテ猶未タ帝位ヲ継承スル者ヲ 得サルトキハ皇族親疎ノ序ニ由リ入テ大位ヲ嗣ク若シ止ム事ヲ得サルトキハ女統入テ嗣ク事ヲ得
日本国憲按 (明治13年)
歴史を振り返っても女性天皇も,女性皇太子も存在しているる.よって明治時代の草案は,実は現行の皇室典範よりも実は伝統に即している
また明治13年案に至っては,女系天皇すらも容認されている.歴史を振り返ってみていわゆる「女系天皇」が存在しなかったことは歴史的事実であるが,明治のこの段階ではそれを絶対的に守らなければならないとは考えていなかったようだ
つまり,男系男子の万世一系によって皇統が紡がれなければならない伝統は明治に生まれたもので,ましてその伝統を絶対に守らなければならないという固執も明治以降に生まれたものだ.そもそも「伝統を守らなければいけない」というルール自体が日本的ではない
保守と呼ばれる一部勢力は,「万世一系」「男系」「国体」だのを神聖不可侵の伝統であるかのように振りかざすが,そのような伝統は実際には存在しない.また保守の悪い癖で,女性天皇や女系天皇に賛同すると,すぐに「反日」だの見当はずれの反論をする
女性皇族方に皇室に残っていただき活躍して欲しいと願っているのは,現皇室の願いでもあるというに
ところで,一部の保守によれば,皇統安定化のために「女性宮家・女性天皇・女系天皇の容認ではなく,旧宮家を皇籍復帰させればよい」という案を出してくる人がいる.戦後,GHQの方針により皇籍離脱させられた旧宮家の男性を皇室に戻すことによって,男系男子の皇統を紡ごうという算段だ
だが,元宮内庁職員として,この事情に些か詳しいたちから言わせてもらうが旧宮家を復帰させる可能性はほぼゼロだ.なぜなら,
宮内庁から旧宮家に「皇籍復帰の可能性」について非公式の伺いを立てたところ,全員が「明確な否定」をした.「前向き」どころか「保留」すら一人もいなかった
年頃の男子がいる東久邇家が皇籍復帰の第一候補らしい.しかし東久邇家は戦後に宮家ビジネスや新興宗教などで度々トラブルを起こしている.これを復帰させるとなれば,怪しげなトラブルや取り巻きまで皇室内に入れてしまうことになる
現皇室の方々は,今いる皇族の中で解決案をだすことを求めている.外部から新たに入れることには否定的
ということだ.結局は,女性宮家もしくは女性天皇を認めることで,問題を先送りにすることになるだろう.悠仁さまが結婚できて男児に恵まれれば現行の皇室典範を変更せずとも問題を先送りできるが,「結婚できなかった」「男児が生まれなかった」と判明するのは30年後である.その時さまざまな選択肢がとれるように,いまから解決の方途を探っておくことは重要だろう
現代的価値観にも伝統にも合致する,愛子天皇の可能性を法的に認めることが最もシンプルな解決手段だと思うのだが…
20191222
雅子さまが,美智子さま「吐血」の原因!?
美智子さま「吐血」の全容が見えてきた.果たしその原因は何だったのか? また実は元気そのものであるという証言も届いている.一体何が「真実」なのだろうか?
美智子さまが「事実ではない週刊誌報道」を気にされ,血の混じった嘔吐を繰り返したと宮内庁が発表した.とりわけ「二重権威」を懸念した週刊新潮の記事が,美智子さまのお気に触れたらしい.そのためか,今週の週刊新潮にはこれに対するは反論記事が載せられていた.結論的には「宮内庁の落ち度で二重権威を懸念させる状況を作ったのに,それをメディアに責任転嫁するとはなにごとか」というものだ
だがこれは的外れな批判だ.宮内庁は省庁の一つであり,スタンドプレイをすることはありえない
つまり皇族方に「二重権威」が懸念される行動があった場合,それは皇族方の意思によって行われたのであり,宮内庁がそれを意図していたわけではない
よって,美智子さまが「二重権威」とも取れる行動をしたのであれば,その責任は宮内庁ではなく,美智子さまご本人にあることは論を俟たない
よって,美智子さまはご自身の行動によって「二重権威」の件を引き起こし,それがメディアで取り上げられて吐血されるというよく解らない構図になっている
ところでこの週刊新潮の記事には,美智子さま「吐血」を発表した宮内庁レクの状況が載っているのだが,これが面白い.高橋美佐男上皇侍従次長がレクで次のように述べたという
❶「譲位の後,さまざまな週刊誌の報道の中には“えっ”と驚くような記事があった」
❷「新聞を隅々までご覧にはなっていないかもしれないが,掲載された週刊誌の広告を見れば“叱賞”“二重権威”“干渉”などの見出しが躍っている」
❸「ご退位後は、お好きなことをなさって過ごしてほしかったのに,ご在位中とは手のひらを返したような記事が出ている.新聞の広告も以前より大きくなっている気がするし,どうしてあんな記事が書けるのか」
面白いのは❷だ.美智子さまは週刊誌を読んで「吐血」されたのではなくて,新聞の広告に載っていた週刊誌の中吊り広告をみて「吐血」されたようだ.高貴なお立場の者の愛読書が「週刊誌」というのは余りにイメージとかけ離れるので,新聞の広告を見て知ったという「設定」にしたのだろう
美智子さま吐血の発表が遅れたのは雅子さまのせい!?
またもう一つ驚かされたのは,9月に「吐血」の症状が明らかになりながらも,発表が12月になった理由は,なんと雅子さまに原因があるというのだ.女性自身(2020.1.7・14号)に出てくる宮内庁関係者は次のように証言
「雅子さまが皇后としてのお務めに集中できるように….美智子さまはそうお考えになって,症状の公表を遅らせたのではないでしょうか」
本当にそう思っているのであれば,誰のせいにもせず,発表しないで耐え忍ぶべきではないか? そうできず発表してしまうことこそが「ミテコ劇場」なのだろう.見方を変えれば「雅子さまさえいなければ,ストレスがたまらないのに」と言っているようなものだ
ところで私は美智子さま「吐血」の発表があった後に,現役の宮内庁職員の友人と話す機会があった.その友人が言うには「美智子さまは滅茶苦茶元気でしたよ.健康問題を職員に迂闊に漏らすことがないのは当然でしょうが,どう考えても仮病の類でしょう」とのことだ
いずれにせよ美智子さまの健康を祈らずにはいられない
20191223
美智子さま,小室家「脱税疑惑」を庇った過去
小室家にはきな臭い話が多い.そのなかでも贈与税を脱税していることは,ほぼ確実にもかかわらず,なぜかこれを警察が捜査しない.その背後には美智子さまの影があるのだ
小室母子は,元婚約者から400万円の「贈与」を受けたと主張している.元婚約者側は,これが「貸与」であると主張している.実は,このうちどちらの主張が正しかったとしても,小室佳代さんは「犯罪」を犯していることになる
「贈与」であるならば贈与税を「脱税」していることになり,貸与であるならば「踏み倒し」である.佳代さんが元婚約者と「内縁」であったならば,贈与税はかからないのだが,佳代さんは遺族年金を受け取っていたためこれが「年金不正受給」となる
よって佳代さんは「脱税」「踏み倒し」「年金不正受給」のうちどれかを犯していることになる.実際には「踏み倒し」なのであるが,佳代さんの意見を尊重したとしても「脱税」の罪を犯していることになる
この問題はなぜか週刊誌において触れられているのみで,どうしてかテレビでの追及はない.とある週刊誌が,小室圭さんの代理人弁護士に本件について問い合わせたらしいが,お茶を濁されて終わったという.確信犯なのだろう
この小室家の「脱税疑惑」は,当然,問題がスクープされた後,佳代さんと圭さんを宮内庁に招き話し合いが持たれた.もちろん佳代さんは「あのお金は貰い受けたものです.いまさら昔のことを持ち出して…週刊誌に売り込んでお金を稼いでるだけです.こんなメールを私はしていません」と主張を崩さなかったし,圭さんも母親の言葉に何度も頷いていた
もちろんそこで「贈与税は支払っていますか?」と聞いたのだが,佳代さんはもごもご聞き取れない発言をした後,「払っていません.ですが男女のお金の遣り取りとはそういうものではないでしょう」と断言した
やはり佳代さんは贈与税を払っていないことは事実のようだ.いくら佳代さんにも言い分があるとはいえ,法は遵守されなけれんばならないし,違法行為をしても反省していない人が眞子さまの義母になることはあり得ないと思った
だが,このことを皇族方に報告してもどうも反応が薄い.とくに美智子さまは「そうなのですか.それは困りましたね.でもそれくらいなら大丈夫でしょう」程度の反応しかなかった.普段から大金を見慣れたまま30年間も過ごされてきたので,400万円の贈与など何とも思われなかったのだろう
ところで,小室佳代さんが何らかの違法行為をしていることは,週刊誌ですでに明らかにされているように,ほぼ確実である.この問題について宮内庁には多くの国民から「意見」が寄せられている.また警視庁の報から連絡があり知ったのだが,神奈川県県警のほうにも「小室佳代さんを捜査して欲しい」「脱税はゆるされない」と国民の声が寄せられているようだ.にもかからずにどうして警察は調査しないのか?
この理由は私にも詳細には解らない.だが,元警視総監であった西村泰彦氏が宮内庁の要職を務めていたことと無関係ではあるまい.美智子さまへ「忖度」する風習は今もなお残っているのである
皇室問題や歴史問題について著述業をしている宮本タケロウ氏が,当サイトへの批判の記事を執筆した.どうも私が美智子さまを批判していることが気に喰わないらしい
まことにおかしな話だ
上皇ご夫妻が,かつて雅子さまをイジメていたことは,消息筋の話だけではなく公式文書にも残っおり,証拠は余りあるほどある.たとえば,雅子さまが適応障害でオランダ療養に行かれた折には,時の天皇陛下は,皇太子ご夫妻の今後について問われ,美智子さまを引き合いにして次のように雅子さまに嫌味を仰った
私どもの外国訪問を振り返ってみますと,国賓に対する名代としての答訪という立場から多くの国々を訪問する機会に恵まれたことは,国内の行事も同時に行い,特に皇后は三人の子どもの育児も行いながらのことで,大変なことであったと思いますが,私どもにとっては,多くの経験を得る機会となり,幸せなことであったと思います.それと同時に名代という立場が各国から受け入れられるように,自分自身を厳しく律してきたつもりで,このような理由から,私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません
また,雅子さまの「人格否定発言」に前後して,時の宮内庁長官は秋篠宮ご夫妻に第三子を要望した.こういうプライベート色の強い発言は本来,内内でするべきものであり,公にするものではない.加えて皇族方のご意向な無い限り,官僚に過ぎない立場の者がこのようなセンシティブな発言はしない
結局,上皇ご夫妻はなにかにつけ雅子さまを追い詰めていたことは,匿名消息筋の言葉を俟たずとも客観的な事実として明らかなのである
20191224
美智子さま「満身創痍なアテクシをミテコ」症候群が重篤化
美智子さまが一般参賀にお出ましになるらしい…
今朝,NHKの報道によれば美智子さまの一般参賀への参加が決まったらしい
少し前に二重権威を懸念する週刊誌記事を「嘘」と断じ,それを気にされて「吐血」されたというのに,まさに二重権威を内外に明示するかのように一般参賀に参加されるとは驚きだ
あえて週刊誌類が出ないタイミングを見計らって参加を発表するというのも宮内庁らしい工作だ.叩かれたくはないが,目立ちたいという美智子さまの性格を如実に表しただろう.報道によれば,今回の吐血のみならず,美智子さまは満身創痍なのだというから,ゆっくり休まれてはどうだろうか?
はたして一般参賀ではどのような服装で,どの位置に立たれるのかを注目していきたい.まさか雅子さまよりも目立とうとされることはないと信じているが…
美智子さまはご自分が美しいと思われている
それも「苦しみに耐えくイタイケな自分」というイメージ像を国民に周知させるのがお好きだ.「美智子さまは満身創痍のまま痛みに耐えながら公務に参加された」というような週刊誌報道を何より好物とされ,そのような記事が出れば必ずスクラップにされて,お茶会で披露される
このような「満身創痍なアテクシをミテコ」症候群はかなり重症で,首にコルセットを巻かれて公務に出られた時は,さすがに周りの職員もドン引きした
こういう時は,周りのサポートも大変になる,公務先の気遣いも相当なものになるので,どうぞお部屋でご静養いただければと思う
このような嗜好はお若いころからかなり重症で,特に美智子さま気に入りの写真は「眼帯をされたミテコ様」だ
ところでこの写真が撮られてから数十年後,エヴァンゲリオンというアニメで,綾波レイというキャラクターが眼帯をつけて人気となった.傷ついた女性に一種の魅力を感じつ人は多いらしい
面白い余談なのだが,この綾波レイというキャラクターが人気になった後,美智子さまはお茶会の場で「綾波レイの眼帯ファッションは,昔の私を真似したのかしら」と仰り,さすがに周囲も唖然とされたことがあった.なにがでも自分中心でなければ気が済まない美智子さまの性格がよく表れた瞬間だった
「皇室はゴシップの塊だ」と,宮本タケロウ氏に告ぐ
ところで,再び宮本タケロウ氏から反論いただいた.「こうろぜん」というサイトにあげられた「皇室に「昼ドラ」的展開を欲する困ったヒトタチ 「真実」の報道を今こそ」という記事がそれだ
つまり当サイトや週刊誌などが展開する美智子さまの仰天話は「昼ドラ」に過ぎないのであって,信ぴょう性が薄いというのだ
しかし,そもそも皇室というのは「昼ドラ」そのものの世界なのだからどうしようもない.もし皇室が「昼ドラ」レベルでないならば,小室圭問題が秋篠宮家に生じたであろうか? もし宮本タケロウ氏が言うように,皇室が「昼ドラ」でないならば,小室圭さんなどそもそも登場しなかったのではないか?
宮本タケロウ氏は秋篠宮家を尊崇しているという.だが,現実問題として小室圭問題は「昼ドラ」そのものだ.それは否定しようがないはずだ.宮本タケロウ氏が,この小室圭問題をどうとらえているのか,ご高論たわまりたいものだ
20191225
元宮内庁職員「皇族方は“男系”を守ろうとはしていない」
皇統が断絶する危機に瀕している.なぜなら未成年の男性皇族は悠仁さましかおらず,眞子さまなど比較的若い女性皇族はこれから続々と結婚して皇籍離脱していくからである.このピンチにどのように皇室は対応しているのだろうか? 元宮内庁職員が赤裸々に語る!
愛子天皇vs旧宮家復帰
愛子天皇を認めるのか?
それとも旧宮家を復帰させるのか?
皇統を安定的に存続させるために皇室典範の改正は絶対に必要であるが,その方法については国民世論を二分化する恐れがある
といっても現実には国民の八割は女性天皇を容認している.民主主義に基づけば正統な方法によって女性天皇を容認することは十分に可能であろう.だが,一部の保守勢力は「女性天皇はポピュリズムだ!」と声高に叫び,これに反対している.過去に女性天皇がいたにもかかわらずだ
なぜか? 女性天皇を認めれば,必然的に愛子さまのお子様に即位していただきたいとの声が高まり,なし崩し的に「女系天皇」も容認されることを警戒しているのだ.確かに女系天皇は存在しない
保守は「伝統」を重んじ,伝統的ではないことに非常に敵意をむき出しにする.彼らは男系天皇を守るために必死なのであり,それがすべてに優先される.「皇室は伝統を守り紡いできた存在.唯一例外なく守られてきたのが男系による皇統」なのだそうだ.では,実際に皇族の方々はどのように皇統の行く末を考えているのであろうか?
私は宮内庁に長く勤めていたが,少なくとも上皇陛下,天皇陛下,秋篠宮殿下のお三方は,女性天皇どころか女系天皇さえ容認する立場だ.男系を固守したいなど考えていない
なぜわかるのか? これは客観的な事実からも明白だ
もし皇室が「男系」という伝統を守りたいと切望しているのであれば,眞子さまなど女性皇族のお相手に旧宮家の男系男子を呼んできて然りである.これは昔から行われてきた伝統的な方法だ.つまり,皇室が本当に男系を守りたいのであれば,女性皇族のお相手を旧宮家か見つけだして「男系を守る」という態度を沈黙のうちに示していて当然である
だが,眞子さまが旧宮家からお相手を選ばず,好きになった男性を相手に選ばれたということは,眞子さまは「男系」よりも「個人」を優先したということを意味する.そしてそれを許した秋篠宮家と上皇ご夫妻の「男系」に対する思いもその程度のものだったということになる.高円宮家の典子さまは名家だが一般人の千家家がお相手だ.絢子さまのお相手も一般人の守谷さんだったし,承子さまのお相手も一般人とのことだ
よって次の結論が導かれる.女性皇族が誰一人として旧宮家の方と結婚しようとしないのは,皇室そのものが「男系」を守ろうとしていないからなのだ
かつて宮内庁は天皇家のご意向を受けて「女性宮家」を創設するように政府に提案した.これも今の皇室が「男系」にこだわっていないことの証左だろう
にもかかわらず「男系」「男系」と声高に叫ぶ保守は,まさに大御心に反していると言わざるを得ない
以上の「女性皇族が誰一人として旧宮家の方と結婚しようとしないのは,皇室そのものが「男系」を守ろうとしていないから」という理解は,昨晩ツイッターで議論していて気が付いたものである
だが,そのあと親切な方から,同趣旨をかの宮本タケロウ氏も主張していたことを知った.彼とは皇室問題の多くの部分で見解の相違があるが,これについては鋭い考察をしていたと思う.「是々非々」なのであるから,良いところは良いと認めたい.宮本タケロウ氏は,男系論者だが,その男系論者をしても「皇室は男系を守ろうとしていない」という結論に行き着いたことは興味深い
20191226
美智子さまに「怯える」子供たち
カメラの前では静かな笑みを浮かべる美智子さまだが,実際にはかなり怖い方であることはあまり知られていないようだ.そんな美智子さまの知られざる「一面」を紹介したい
物事に細かくネチネチと職員を責め立てるといえば紀子さまのお姿が思い浮かぶ.秋篠宮家が「ご難場」として知られ,離職率が高いのは偏に紀子さまのご性格による.秋篠宮家はブラック企業そのものなのだが,労働組合を結成して抗議したという話も聞かない.まさにやりたい放題の環境だ
一般人が皇族になると,結婚したその日から「さま」「妃殿下」と呼ばれるようになるため舞い上がってしまう人は少なくないようだ.紀子さまもそんな一人であり,なんとあの美智子さまもそうであった
テレビや週刊誌に出てくる美智子さまは,皇后としての務めを果たし,国民に寄り添い,慈愛に満ち夫である陛下を支える「良妻賢母」そのもののであった.だが人間である以上,般若の面もある
美智子さまの知られざる一面と言えば,テレビカメラのないところでは悪態をつかれることが多いことだ.準備されているはずのお召し物が遅れたりすると「チッ」などと舌打ちされる.若い女性職員に絡むことも多く,美しい独身の女性職員に対して「マニキュアなんかして….ここは女を売る場所ではありません.浩宮に媚び売ろうとしているの」などとウザ絡みしていたことは今も鮮明に記憶に残る.その女性職員はその場では「申し訳ございません…」と言っていたが,数日後退職した
当時は,皇太子殿下の結婚遅れがメディアでよく取り上げられていたが,その原因は美智子さまのこのような「困ったお母さんぶり」が背景にあるのではないかと思う
皇室の世界はヒエラルキーがすべてであるので,皇族に嫌われたら宮内庁職員はやっていけない.普通の会社ならば,理不尽な上司は懲戒処分を受けたり更迭されたりするのだろうが,皇室にそのようなシステムはない
不敬を承知で言うが,そのような特殊な環境こそが,美智子さまや紀子さまといった「モンスター」を生み出してしまったのではないかと考えている
そんなカメラ映りばかり気にされる美智子さまだが,子供の直感はごまかせないようだ.皇族方は公務の折に,子供の接する機会が多い.子供は日本の宝であるからこれは当然であろう
美智子さまも「映りが良い」ので「子供と戯れる私」という構図を大変好んだ
だが,本性は隠せないのだろうか? カメラ映りばかり気にされる美智子さまに子供たちがなつくことは殆どなかった
下の写真は全国植樹祭のもので美智子さまお気に入りの一枚だ.当日,本当は黄色の服をお召しになる予定だったが,園児たちが青色の制服だと知って急遽,赤色に服にお着換えになった.もちろんそのほうが「映える」からだ
美智子さまにとって「国民に寄り添う」とは「カメラ映りが良い」ことなのだろう
20191227
眞子さま結婚強行は,秋篠宮殿下「皇嗣辞退」宣言
来年2月に期限を迎える眞子さまの結婚問題だが,私は眞子さま結婚されると考えている.そしてこれは秋篠宮殿下が「国民に寄り添うよりも,個人を優先します」と宣言したことと同義ではないだろうか?
破談か,結婚か,再延期か….いずれの選択肢を眞子さまは取られるのだろうか?
もし宮内庁に本件でクレーム電話したことのある方ならば「眞子さまのお気持ち次第」という返答を頂いていると思う.これは本件に対する宮内庁の一貫した立場だ.もちろん個々の職員でこの結婚を前向きにとらえている人は僅かであるが…
眞子さまが小室圭さんを選ばれ,それを秋篠宮ご夫妻が認め,天皇皇后両陛下がご裁可を与えた意味は大きい.もし現皇室が「男系男子」による皇統維持をなんとしても守ろうとしていたならば,眞子さまのお相手は,男系男子のかたから選ばれていたに違いない.だがそうはならなかった.眞子さまのみならず高円宮家の女子たちも誰一人として,男系男子の方と結婚されていない
眞子さまや高円宮家女子の結婚を俟たずとも,上皇ご夫妻の長女・清子さまのお相手が旧皇族に連なる方ではなく,黒田慶樹さんという一般人だった時からこれは明らかだ
実は皇室は「男系男子」という伝統を守ろうとしていないのだ
眞子さまが小室圭さんを選んだ責任を宮内庁に被せてくる人もいる.ツイッターで次のような返信を頂いた
だから,今の宮内庁は駄目なんだと
眞子様の結婚問題も,100%宮内庁が悪い
「お気持ちが大切」は建前で,しっかり監督し,こういうトラブルを起こさないのが役目なのに
皇族に意思決定させない,自由にさせないというのは,皇族に責任を取らせないという事ですよ
つまり眞子さまと小室圭さんの結婚について,宮内庁がしっかり監督していれば,こんなことにならなかったのだという.そして「皇族の意思尊重」は「仕事しません」と同様だというのだ
皇族の意思を尊重だなんて,「仕事しません」と同様ですよ
戦前は,そんな事なかったのに
宮内庁職員は給料泥棒で売国奴だと,そういうお話ですね
はっきり言って主張していることが滅茶苦茶だ.というか宮内庁の干渉を嫌がって,好き勝手やりたいと言い出したのは秋篠宮家だ.好き勝手やっている秋篠宮家が,その家風に基づいてお相手を見つけたのに,その責任を宮内庁に押し付けるなどおかしな話だろう
話を戻そう
戦後の皇室は,国民に寄り添い,共に歩むことを標榜してきた.眞子さまと小室圭さんの結婚は国民の七割が反対しているという
この状況で眞子さまと小室圭さんの結婚が強行されたならば,秋篠宮殿下の「監督責任」が問われるのみならず「国民に寄り添い,共に歩むこと」という皇室の大原則に反することになる.よって,眞子さまの権威は秋篠宮家の権威そのものに重大な影響を及ぼすことは疑いない.悠仁さまの正当性にも関わる重大問題である
もちろん眞子さまが結婚されるとなれば,先に皇室離脱して,一時金を辞退するなどの「配慮」ながされるだろう.だがそれは「苦肉の策」にすぎない.多くの国民はこの結婚を祝福しないし,秋篠宮殿下もそれを覚悟で送り出すだろう
つまり本記事の結論を要約すれば,眞子さまと小室圭さんが結婚することは,秋篠宮殿下が「皇室の伝統」や「国民の願い」よりも,「個人の希望」を優先させたことを意味する.はたしてそのような人物に「皇嗣」が相応しいであろうか? 私には「皇嗣辞退宣言」と同義に聞こえる
20191228
美智子さま「雅子さんには,シワシワの服がお似合いね」
嫁姑合戦はいつの世にも滑稽なものだ.当事者間では真剣勝負そのものであっても傍から見れば「どうしてこんなことで怒れるのか?」と疑問に思うことも多い.今回は,美智子さまと雅子さまの嫁姑合戦を見ていきたい
東宮職の側から見れば,また違った見解も聞けるかもしれないが,「嫁姑合戦」といっても美智子さまが一方的に雅子さまに絡んでいただけのように私には見えた.もちろん嫁姑合戦というのは,当事者にしか解り得ない難しい問題も含まれいるのかもしれないが
美智子さまが定期的に開かれていたお茶会が元凶となって,雅子さまイジメが加速していったことは既に当ブログで何度も論じた.雅子さまの「醜聞」を酒の肴にして,取り巻きたちに悪口を言わせて悦に浸っていた.そしてこの悪口は愛子さまにまで及んでいた
孫の悪口を楽しまれるなど驚くべきだ.だが,取り巻きA「皇后陛下,愛子さまと雅子さまの精神状態がシンクロしているなんて書かれていますよ…」とのお言葉に,美智子さま「愛子には雅子の血が入っていますからね…」などと言葉は裏腹にニコニコとお答えになっていたものだ
当時の週刊誌では「愛子さまが発達障害ではないか?」と匂わす記事が多かったが,これすらも喜び「雅子さんが悪い」と言い放てる美智子さまのパワーはすごい
私が記憶に残っているイジメの一つに,雅子さまにアイロンがけしていない衣装をあえて着させたといったものがある.百聞は一見に如かず.見ていただこう
これは2013年のオランダ国王の即位式の際の写真だ.雅子さまのドレスにだけ深い皺が刻まれているのが解る.常識的に考えて,低温アイロンでしわを伸ばしてからお召しになるのが当たり前だ
このシワの刻まれた雅子さまが日本で報道されるや美智子さまは「雅子さんには,皺くちゃの服がお似合いね」と静かに語ったその直後,「気品がない!」「常識知らず!」と大声を出され喜ばれた.取り巻きの方々は「日本の恥ですね!」などと忖度して美智子さまの歓心を買っていた
なぜこのような晴れ舞台に「シワ入りドレス」をお召しになっていたのか? どうしてお付きの者はシワをのばさなかったのか?
その回答はシンプルだ,美智子さまと雅子さまは内廷皇族であるから,同じ衣装係が服装の準備を担当していた.どういうわけかこの衣装係が,美智子さまの“ご指示”を受けて公務の際には全く機能しておらず,シワを伸ばさないまま雅子さまに着させるという暴挙に至ったのだ.この職員は帰国後に東宮職より苦情が来て別部署に異動となった.その後,しばらくしてから美智子さま付きの職員に“大抜擢”された
20191229
美智子さま「清貧」のウソ
皇室が偏に国民から支持を受けているのは,単なるブルジョワではないからだ.しかし美智子さまは本当に「清貧」なのだろうか?
作家の三島由紀夫は,右派活動家でもあり,現代保守運動の精神的支柱ともなっている.彼が陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に立て籠り,憲法改正のため自衛隊の決起を呼びかけた後に割腹自殺を遂げたことは国民に衝撃を与えた.そんな彼は,東大全共闘との対論のなかで,日本において革命が起こらない理由は「天皇がブルジョワではないから」と主張している
天皇がたらふく喰って肥え太っているような堂々たるブルジョワだったら革命は容易に起きていた.そうじゃないから革命は難しいんじゃないか
天皇はブルジョワでない….このドグマは三島由紀夫にとって切実なものだ.次のようにも述べている
天皇はブルジョワなどではなく,日本の民衆の底辺にある観念,日本人の持続したメンタリティ,いわば庶民の超越項である.それをものにしなければ空間を理解できない時間を生きる民衆の心は掴めず,革命はあり得ない.徹底的な論理性は非論理的で非合理的な文化の上でこそ成り立つ.文化的概念としての天皇こそが,それゆえに革命原理,戦闘原理となりうる
三島由紀夫が全共闘と対論したのは1969年のこと.時代は昭和の真っただ中だ.昭和天皇と香淳皇后は,確かにブルジョワとは縁遠い「清貧」を好まれる方であった.だが平成の世の「無駄遣い」の実態を知っていたなら,三島由紀夫も「天皇=ブルジョワ」と考えを改めて,革命を起こしていたかもしれない
美智子さまが「清貧」を貫かれているというイメージをお持ちの方は多いかもしれない.だが実際には衣装代に何千万円もかけられるかなりの浪費家だ
美智子さまの衣装代がかかり過ぎていることは,平成のかなり早い段階で疑問視されていた.特に海外公務となれば,美智子さまの衣装新調代が3000万円以上も公費から捻出される.衣装代に3000万とは庶民には想像もつかないかもしれないが,皇族方のドレスは,すべてフルオーダーで制作されるため,一着数百万円することも珍しくない
にしてもさすがに海外公務の度に数千万円の洋服代は「無駄遣い」としか言いようがない
この美智子さまの「無駄遣い」は当然ながら週刊誌から格好の攻撃対象になり,宮内庁も美智子さまに「ご懸念」を申し上げた.さすがの女帝・美智子さまも,国民の眼を気にして「無駄遣い」を慎まれるかと思いきや…
やはり美智子さまの奇策は一味違った
なんと,同じデザインの服を一着だけでなく何着も買われるようになったのである.美智子さまが仰るには「予算内なのですから,何着買っても問題ないでしょう」とのことだ.つまりテレビや週刊誌などでは,「美智子さまは何年も同じ服を着回ししておられる.なんと皇后陛下は質素で素晴らしい方なのか」とその清貧ぶりが称賛されているが,実際には同じデザインの別の服という場合が非常に多い
私にはかなり無駄遣いに思えるのだが,世の大金持ちは同じデザインのブランドバッグを何個も買って持っていたりするようだ.「セレブのご自宅を拝見!」というようなテレビ番組で,全く同じエルメスのバーキンをいくつも持っていた方を思い出した.皆さんも同じような番組を見たことがあるだろう.美智子さまはそれと同じ感覚をお持ちなのかもしれない
20191230
美智子さまと雅子さまの「違い」
美智子さまと雅子さまは似ても似つかぬお二人だ.何かなら何まで違うのだが,はたから見ていて最もよく解るのは「物欲」の差だ
コンビニに行けば女性向けファッション誌が大量に並んでいる.男尊女卑社会の日本においては女性より男性のほうが給料が高いはずなのだが,売られている雑誌は女性向けの者のほうがはるかに多い.いびつな社会構造がそうなさしめているのであろうか?
ところで美智子さまのご趣味は「週刊誌の愛読」であることはよく知られるが,これに負けず劣らずファッション雑誌もお好きだ.究極のセレブであるがゆえに,解りやすい海外ブランドをお使いになることは滅多にないが,これは「海外ブランドがお嫌い」というわけではない.ほんとうは「海外ブランド」が大好きなのに,お立場上,使えないというだけだ
その反動だろうか「見えないところ」での浪費はかなりのものだ.美智子さまの代名詞ともなっているお皿の形をしたお帽子は,すべて有名服飾デザイナーによる特注品であり,凝ったものだと一つ100万円以上する.また,お帽子に限らず衣装にもかなりのこだわりを見せ,デザインはもちろんその素材まで徹底したこだわりをお持ちになる
数回しかお召しにならなかったミンクのコートは数百万円もするものであったり,何気ないマフラーすら何百万円もするビクーニャと呼ばれる超高級毛織だったりすもする
もちろん皇族であるのだからその品位を保つために高級なものをお召しになることに問題はない.これは当然のことだと思う.だが,美智子さまの場合には,まるで質素を愛するかのようなそぶりをして,実際には上下合わせて1000万円超えというようなファッションがあまりに多いので辟易とする
だが1000万円という金額はかわいいものだ.最も激しい浪費は海外公務の時に待っている.というのも,海外公務の折には衣装代などが「公費」から捻出されるため,天皇家自身の懐を痛めなくても衣装を大量に買えるのだ
一回でに海外公務が行われると数千万円の衣装代が計上されるが,そのうち天皇陛下の分は100万円~200万円程度で,残りのすべては美智子さまの衣装代に充てられる
またその衣装全てが使われるのかといえばそういうわけではなく,着られるのはほんのごく一部.そのほかほとんどの衣装は袖を通すこともなく死蔵される.また,同じデザインの衣装を複数買われたりと,やや常人からは理解しにくい買われた方をする
平成の時代に30億円近くが衣装代に使われたのではないだろうか? これを無駄遣いと見るか,必要経費と見るかは人によって違うだろう
一方,美智子さまと対照的な金銭感覚をお持ちなのが雅子さまだ
バッシングがひどい時期には,雅子さまの持つバッグが「ブランド品」だのと叩かれていたが,これは全く見当違いの批判だ.前にも書いたが,皇族方は何もしなくても海外ブランド品が贈答品として送り付けられてくるのであり,持とうと思えば両手にクロコダイルのバーキンなど朝飯前だ.まして雅子さまのお持ちになられていたバッグは,独身時代に買われたものや,ご友人から頂いたものばかりだ.これを使って何が悪いのだろうか?
雅子さまの清貧さが際立つのは衣装代であり,全くと言っていいほど新しいものを買われない.あまりにも買われないので,宮内庁側から新しく購入するように催促した程だ
何か良い例が何かと探していたら,皇室インデックスさんのサイトのそのものずばりの写真があったので拝借する.雅子さまは10年以上も同じローブモンタントをお召しになられ続けている
20191231
悠仁さまは,本当に「東京大学」に進学するのか?
とあるニュースサイトで悠仁さまの「成績」の話が話題になっていたので,秋篠宮家の「頭脳」について書き残しておきたい
秋篠宮家には学歴コンプレックスがあるのは明白だ
とりわけ秋篠宮殿下は,学習院時代に小学校から大学まで通して「〇〇のアーヤ」などと陰口を散々叩かれていたので,学習院に対して敵意をお持ちだ.秋篠宮家のご子息が学習院離れしているのには,殿下の「学習院嫌い」があるのではないかと思っている
だが実際の秋篠宮殿下の成績はそこまで悪くはなかったが,優秀とは程遠かったそうだ.要領がよいのか一夜漬けが可能な科目についてはそこそこの成績であったが,積み重ねが必要な数学や国語などについてはかなり壊滅的であったと聞き及んでいる.伝聞調なのは,殿下のお若いころ私はまだ宮内庁に務めていなかったため,現場に居合わせなかったゆえである
大学の卒業に当たっても,まさか皇位継承権のある皇族を留年させるわけにもいかないということで,さまざまな「忖度」があってようやく卒業できたのだ.兄・徳仁陛下に倣い,秋篠宮殿下もオックスフォー大学に留学されたが,2年で舞い戻ってきて修士号に結びつくことはなかった
もちろん早々に学問を辞めたのは,勉強嫌いだからであり,紀子さまとの結婚を急がれたためである.だが学問を早々に辞めたわりには,東京大学総合研究博物館特招研究員などを務めており,学歴コンプレックスは残ってしまったようだ.ご子息が学習院ではなくICUやお茶の水女子付属などに進まれていること,そして眞子さまが東大で研究員をされていることもこの傍証になろう
紀子さまのコンプレックスは,秋篠宮殿下のそれ以上に激しい.もちろんこの葛藤の裏には雅子さまというスーパーキャリアが皇室に入られ,自身の存在価値が揺らいだことによる
現在の皇室は国外とのやり取りも多く,語学力や国際教養が皇族方には求められる.やはりこの点で,紀子さまは物足りないのだ.雅子さまは海外要人と会われるとなれば,予習にを欠かさず,相手の文化風習を配慮した会話を「英語」で交わされる.このようなことを紀子さまに求めることは土台無理な話だ.紀子さまの英語能力は,何とか日常会話ができるというレベルに過ぎない
このように知性という面で紀子さまは雅子さまに全く勝てない.そこで美智子さまが勝負を託したのが悠仁さまの教育だ.悠仁さまを立派な天皇に育てたいというのが紀子さまの悲願だ
悠仁さまに立派な教育を施したいとして,家庭教師の斡旋を宮内庁に依頼してきたことがある.宮内庁としては「秋篠宮家が内廷皇族になっていただければ,悠仁さまの教育は,私費ではなく公費をもって充実させられる」と申したが,紀子さまは「それじゃあ愛子ちゃんと同じ教育になってしまうでしょ? 愛子ちゃん以上の教育を受けさせたいのです」とのことで拒否された.もちろん「愛子さまと同じ教育」という点だけに嫌悪を示されたわけではなく,自由を愛する秋篠宮家にとってみれば内廷皇族の生活は今さら嫌なのだろう
ところで「紀子さまが悠仁さまを東大に入れたがっている」という話が宮内庁でよくあがっていた.紀子さまの教育熱心さがそのような噂に繋がったのであろうか,「さもありなん」と思ってしまうのが秋篠宮家の信頼のなさだろう
ということで,悠仁さまの教育について,宮内庁は一切関与しておらず,紀子さまの一存で決められているようだ.もちろん元宮内庁職員として悠仁さまが立派に成長していただくことを祈ってやまない
ところで私が把握している限りの皇族の皆様の偏差値は次のようなものだ
愛子さま 偏差値75
悠仁さま 偏差値50
眞子さま 偏差値45
佳子さま 偏差値40
秋篠宮殿下 殿堂入り
あくまでこれは私のイメージであるから,違っていたらお許し願いたい
20200101
秋篠宮殿下「カンニング事件」の顛末
令和元年11月30日の誕生日会見で,秋篠宮殿下は「前回は私の隣に今の陛下がおられて,私はそこで行われる所作を,分からなければ隣を見ていればいい」驚きのカンニング発言をした.この気質は実は昔からあるのだ
秋篠宮殿下の成績はさっぱりだった
暗記は比較的お得意らしく,一夜漬けが効く科目はそこそこの成績をとれていたそうだ.だがこれも高校までのこと.大学での学問というのは,単に暗記するだけではなく,自分で考え構築する必要がある.秋篠宮殿下はこのような作業が大変苦手だったようだ
生粋の遊び人であり,自然文化研究会というサークルを作り,テニスやスキーに興じていた.紀子さまと出会ったのもこのサークルでのことである.もちろん年齢を考えれば「遊びたい」年頃であり,これだけをもって非難することはできない
学習院大学での単位取得にはかなり苦労された.大学の講義では教室の席で友人らと雑談ばかりしていたそうだ.しかしレポート提出の講義ならば,もちろん宮内庁職員が「おしのび」で代筆することが可能なので何とか突破していた.なにより大学側も色々と「配慮」してくれるので,レポート提出期限が近づくと職員が大学教員と電話などで連絡を取りつつレポートを仕上げるのだ
秋篠宮殿下は「スマート」ではないが「クレバー」な方だ
大学の講義も「関心があるかないか」ではなく「単位がとりやすいかどうか」で選ばれた.もちろん世の若者の大半は「大学卒」という切符をもらいに大学に進学しているのが現状であるから,これだけで非難するのはかわいそうかもしれない
だが,皇族という立場を存分に生かした「忖度」を求めるようなことをされたのはいただけない
これは秋篠宮殿下が大学四年生の時の話だ.いくら皇族とはいえさすがに単位が足りなければ卒業はできない.怠惰な秋篠宮殿下は,単位数がギリギリであったため,最終学期に講義を多めに取られた.そのため「教室試験」の講義も取らざるを得なかった
先ほども言ったように秋篠宮殿下は,講義に出ても話など聞いていないのだから,ノートも取っておらず「教室試験」に耐えられるわけがない
困った殿下が「試験で何を書けばいいのか解らない.ほとんど白紙で提出しても大丈夫か確認して欲しい.もし留年したら国家の一大事になりかねない!」などと宮内庁に泣きついてきた.宮内庁と学習院はあるいみツーカーであるため,すぐに学習院側にどのような試験が出されるのか確認を取った.だが,さすがに試験内容を秋篠宮殿下だけに先に伝えるのは「問題あり」ということで見送られた
しかしそこはさすがの学習院.講義の最終日に,担当の教員が「試験問題の内容を全員に告知」,さらに「試験日は教室に何でも持ち込み可能」という神対応をしてくださった.この神対応のおかげで殿下はなんとか単位を取り,卒業できたのである.もちろん持ち込み用のカンニングペーパーは,我々宮内庁職員が用意し,殿下はそれを教室で書き写しただけなのだが
20200102
紀子さま,海外に「公務なのに私的訪問」の矛盾
「皇室の無駄遣い」と言えば美智子さまが真っ先に思い浮かぶ.だがそれを凌駕するかもしれない期待の新人がいる.それは紀子さまだ
1月1日の読売新聞の社会面を見て驚いた.なんと今上陛下の新年のご挨拶よりも,紀子さまの海外公務記事の見出しのほうが大きな扱いになっているのだ
美智子さまのみならず,紀子さまにも「二重権威」の懸念が,それどころか雅子さま&美智子さま&紀子さまで「三重権威」すら発生する恐れすらある
かつて美智子さまは皇后となられるや「女帝」と呼ばれたが,紀子さまは皇嗣妃の時点で「女帝」と呼ばれるかもしれない
また,この記事でもう一つ驚いたのは,次の文章だ.引用しておこう
皇太子妃の外国訪問は,相手国からの招請を受けて夫婦そろって公式訪問するのが通例だった.今回は,総裁を務める団体の公務として私的訪問になる見通し
読売新聞2020年1月1日朝刊
「公務」なのに「私的訪問」するという矛盾.「公」と「私」は対立する概念であるが,これが混同してしまうという恐ろしさ.なんと新聞が紀子さまの「公私混同」を認めるという異様な記事になっている
「公務」として行く以上は,公費から渡航費や警備代などが出るものと予想される.にもかかわらず,これを「私的訪問」と位置付けてしまうのは問題があるのではないだろうか? このようなあいまいな業務こそが,皇室をブラックボックス化しているため,明確な基準を設けたほうが良いだろう
今後,眞子さまや佳子さま,悠仁さまの公務のあり方にも大きく影響するのであるから,きちんと「宮家の公務」の定義していただきたいと願わずにはいられない
あまりこういうことは言いたくないのだ,釘をさす意味を込めて書いておく
海外公務は国内公務以上に金品の授受がザルであり,ヴィトンやエルメスといった海外ブランドを山ほどいただくことになる
天皇家の場合は受け取ったものは基本的に宮内庁預かりになるのだが,宮家にはそういった決まりがないためやりたい放題だ.既に記事にしたように秋篠宮家の財政内情は滅茶苦茶なのだ
関係者に話によれば,紀子さまは今年7月にオランダで開かれる「母子手帳国際会議」と,10月にスペインで開かれる「肺の健康会議」に臨席されるらしい.2回も海外渡航ともなれば,数千万円分のブランド品をノンチェックで仕入れることが可能であり,これを転売すれば大儲けになるだろう.まさか「眞子さまと小室圭さんの破談金捻出のためにブランド品転売?」などと妙な噂が立たないことを願わずにはおられない
20200103
悠仁さま「春飾り」は,宮内庁職員の“お手柄”
悠仁さまの素晴らしい「春飾り」がネットをにぎわせているが,果たして誰の作品なのだろうか?
悠仁さまが制作された春飾りを宮内庁は発表した
昨年12月に紀子さまと共に皇居・大道庭園を訪れ,職員の指導を受けながら,コケを配置したり,化粧砂を敷きつめたりしたという
朝日新聞デジタル 1/2(木)
そして完成品が以下の通り
素晴らしい出来栄えに感嘆せざるを得ない.が,果たしてこの作品を作るにあたって「悠仁さまが実際に着手されたのは何パーセントほどであろうか?」という疑念が尽きない.もちろん皆さんの予想通り,10%以下であろう.しかしこれは悠仁さまを責めるものではない.小中学生の宿題などというものは親がある程度面倒を見て然りなのだから
悠仁さまの作品といえば,宮内庁職員組合文化祭美術展を思い出す.「車両用電球信号灯の模型」(2015年) や,「粘土細工(トンボ)」(2018年)が記憶に新しい
いずれも素晴らしい力作であったが,悠仁さまがどこまで制作に当たっておられたのかを知る身としては,色々と辛いものがある
端的に言えば,悠仁さまの作品の多くは,宮内庁職員がほとんど作ったものに,最後に悠仁さま入魂の調整が入ったものに過ぎない.もちろん世間を見渡しても,小中学生の夏休みの研究課題というものは,両親が仕上げる場合は多い
だがここまで壮大なものを「悠仁さま作」として発表することは,悠仁さまの重荷になってしまわないかと心配である.年齢には年齢に見合った体験をさせるべきではないだろうか? カメラのライカは,最後のネジ締めをドイツでしているので「メイド・イン・ジャーマニー」と銘打っているが,実際には中国製らしい.それと同じことをしているように思えてならなかった
もちろんこのような発表の背景には,紀子さまの愛子さまへのライバル心があることは容易に想像がつく.「悠仁さまを立派な天皇にする」ということは紀子さまの執念であり,そのためには愛子さまより立派なものを悠仁さまが作ったと触れ込みたいのだろう
しかし私には愛子さまの「犬」の習字や,「粘土細工」にこそ,その年齢に見合った感性の素晴らしさと,天皇皇后両陛下の温かい教育のあり様を感じるのだが…
20200104
小室圭さん「暴露本」が皇室を浄化する?
来年2月に迫った結婚延期の期限だが,秋篠宮家は「破談」にしたくても出来ない事情である.それはつまり「暴露本」の出版だろう
我々が創造する「皇室の毎日」とは天皇家の生活のことだ.実は同じ皇室であっても,宮家というのは実際には普通の一般家庭に近かったりもする.皇族費だけで宮家の生活が支えられているわけではない.そもそも皇族費は宮家予算を部分的に賄うためのものであることが前提なので,残り分は自分で稼ぐことが想定されているのだ
宮家の公務はバイトなどと言われることがあるが,もともと公務で金銭を受けること自体は合法なのだ.だが昭和の世に宮家ビジネスがあまりに横行しすぎて(名義貸しだけで年1000万円を,一回の講演会で100万円を受け取っていた事例などいくらでもある),国会でも問題になり,その後はさすがに堂々と多額の金銭を受領することはできなくなった.それに加え,平成の世になって,宮家も天皇家と同じくらい「公」的存在あることが求められるようになったため,バイト公務が極端に辟易されるようになった
そこでバイト公務ではより巧妙に金品を受け取るようになった.宮内庁に共有してくれる家計簿は表向きのもので,実際には裏帳簿が存在する.というのも,たとえば秋篠宮家に行けば,どこから入手したのか解らない高価なものがポンポン置かれていたりする
20191207
このように宮家の懐事情には暗い影があり,通常の会社であれば国税から査察を受けていて然りだ.だが,そこは皇室ということで,そのような調査がなされたことはない.宮家の私生活というのはブラックボックスなのだ
実はこのブラックボックスが解体される可能性が出てきた.そう,小室圭さんの「暴露本」だ
もし現時点で眞子さまと小室圭さんの結婚が破談となれば,小室家は「全て」を失う.フォーダム大学や奥野総合法律事務所も小室圭さんに便宜を図らなくなるだろうし,佳代さんのパトロンたちも消え去るだろう
更に破談となった時に,秋篠宮家が「破談金」を小室家に支払わなければ,小室家は路頭に迷う可能性すらある
そうなれば小室家が食べていく手段はただ一つと言ってよいだろう.つまり「暴露本」の出版だ.小室圭さんは眞子さまと親しい仲にあり,お二人の秘め事のみならず,様々なことを知る人物である
宮家のブラックボックス資産から小室家にわずかでもお金が流れていたことを告白すれば,これは大変なスキャンダルになる.また秋篠宮家の贅沢三昧の実情もおのずと明らかになるだろう
また,一説によれば,三菱UFJ銀行への就職や,フォーダム大学への留学に秋篠宮家が便宜を図ったも言われているが,もしこれが事実であり暴露されたならば秋篠宮家は一巻の終わりだ
このように小室圭さんの「暴露本」は,皇室という神話を終焉させる危険性がある.秋篠宮家のみならず宮内庁もこれの危険性を十分認識しており,これを未然に防ぐために「破談」となれば「迷惑金」は必ず隠密裏に手渡されるだろう
だが国民の多くは,むしろ「暴露本」の出版を応援しているようだ.もはや小室圭さんは,秋篠宮家の問題をあぶりだしたという点で評価されているのだ
当サイトに寄せらた声のいくつかを紹介しよう
秋篠宮の自由主義を娘が行ったことなのだから,暴露本を出されようが,リベンジポルノを出されようが皇室の秘密をばらされようが仕方無いんじゃない
両親が自由には,責任が伴う事を教えなかったんだから自業自得
国民に馬鹿娘の尻拭いをさせる位なら,親として責任取って皇室してください
一般人になってから,小室親子と泥仕合でも何でも,お好きなように
ほんと,暴露本出版大歓迎だわ
内容が事実なら,国民は知る権利がある
それを恐れて「口止め料」を税金で払おうなんて,二重の背信行為だろ
小室Kよ,ここまで来たらすべてをぶちまけてしまおうじゃないか
もうあんたには日本で生きていくまともな道は残されていない
毒を食わらば皿までだ
むしろ「暴露本」の登場は,秋篠宮家の事実を国民に知らしめるという意味で「健全」だと思われているようだ.あなたはイギリス王室の暴露本の如き,秋篠宮家の「暴露本」の登場を待ち望むだろうか?
20200105
美智子さま「焦り」の裏で進む,愛子さま「帝王学」
愛子さまがお誕生になられた時に「生まれてきてくれて,ありがとう」と涙ぐまれた日から18年の月日が流れて「女性天皇」議論が真剣に出始めた.雅子さまが愛子さまに施す「帝王学」とはいかなるものであろうか?
一部メディアでは,雅子さまが愛子さまへ「帝王教育」をしなかったと報じているが,これは誤報である.正しくは美智子さまの手前,公に「帝王教育」ができなかったのである.美智子さまは知性も美貌も兼ね備えた雅子さまの華々しい登場に嫉妬しイジメていた事は過去にも説明した通りだ
当時,皇太子であられた天皇陛下も雅子さまにプロポーズされた時に「僕が一生全力でお守りします」と誓われたが,まさか母親が雅子さまにとっての最大の障害になるとは予想だにしなかったろう.天皇陛下と雅子さまも子宝に恵まれればプレッシャーのあり方も変わると願っていただろう.だが,その思いも愛子さま誕生後にあっけなく踏みにじられることとなった
上皇陛下は愛子さまの誕生を喜びになられており,ゆくゆくは愛子さまが即位されてもよいというお考えだったことは夙に知られる
だが,美智子さまは男子の世継ぎを産めなかった雅子さまを激しく罵る一方,ご自身が世継ぎとなる男子を二人産んだ事に対して優越感を浸っていたのだ.美智子さまはお茶会で「知性も美貌も兼ね備えたといっても世継ぎを産めないようじゃ,皇后の器ではないという事ね.私は二人も天皇家の為に男子を産んだというのに」とご友人にこぼされておられた
結局のところ美智子さまは,ご自身以上に雅子さまに活躍して欲しくなかったのだ.ゆえに海外親善の仕事を割り振らなかった事を皮切りに,ことあるごとにお茶会で雅子さまを「石女」を揶揄して攻撃し続けたのである
この「人格否定発言」に前後して,時の宮内庁長官が秋篠宮家に第三子を所望されたことがすべてを物語っていよう
そんな状況の中,雅子さまが堂々と愛子さまを天皇にさせたいと言ったらどんな事になるかは安易に想像がつく.なので雅子さまがとられた行動は表向きには愛子さまには「帝王教育」もしないという事でしたが,来年には学習院大学進学そして英国の大学への留学も考えられてるという.美智子さまの目を盗み着々と愛子さまの「帝王教育」も進み,「女性天皇」議論が真剣に持ち上げられる程となった.雅子さまの行動は愛子さまを守るための行動だったと私は考える
ふと目にした週刊誌にも次のようにあった
もしかすると愛子さまが将来天皇になる道が開かれるので…私はそんな空気を感じます.愛子さまは,おそらく学習院大学に進み,文学部で歴史を先行する可能性が高いでしょう.女性天皇についての議論が進む時期は,ご本人が成人になる前の大学在学中だと考えられます.帝王学を学ばれることになれば,お父様同様に学習院大から英国の大学などへ留学となるのではないでしょうか
FRIDAY 2020年1月10日・17日号
美智子さまの頭の中にあるのは自身の保身のみ
美智子さまにとって自身の「立場」さえ保証してくれれば,時期天皇が愛子さまになろうが,悠仁さまになろうが関係ないというスタンスだろう.保身がすべてということだ
そんな美智子さまにとっての一番の恐怖は,雅子さまからの仕返しだろう.美智子さまは皇后となり頂点となった瞬間に香淳皇后いじめを始めた,雅子さまが皇后となられた今,自分がいじめられる番になるという恐怖のなか生活されてるのだ.まさに自身が蒔いた種がブーメランの様に振り返ってきている
もっとも,幸いなことに雅子さまは「慈愛に満ちた」お方なので,「復讐してやる」などとは一ミリも思われていないと確信する.だがその一方,自分の身を守る為に,上皇后という地位を作り,一般参賀にも参加する事により自身の力を誇示しようとしてる様に見えてしまうのが情けない.まさに美智子さまには「自愛に満ちた」という言葉が似合うと思われる
20200106
秋篠宮殿下の「愛人」と「風俗通い」
皇族一の色男である秋篠宮殿下.そんな秋篠宮殿下に度々囁かれるのは愛人説や風俗通いだ.これは果たして本当なのだろうか?
三笠宮寛仁殿下は,破天荒な性格だった.何かと束縛の多い皇族暮らしのストレスに嫌気がさして「皇籍離脱宣言」をしたことはその最たるものだろう
ほとんどの皇族方がメディアの取材を個人的に受けることはないが,寛仁殿下はこれを積極的に受けた.しかもその中で,銀座の高級クラブ通いや,性風俗通いまでも告白されたのであるから驚きだ.まさに奔放な性格の持ち主だった
もちろんこれは宮家が「公的存在」として周知される以前だからできたこと,そして傍系宮家だからこそ許される「暴挙」であって,今同じことをすれば国民から総スカンを受けること間違いない
皇族でない私からしてみれば,傍系宮家の当主など「責任少なく,儲けは多い」象徴であったが,その寛仁殿下をして「ストレスが多い」と言わしめている皇族の感覚は,一般国民のそれとはまったく構造が違うのだろう
ところで秋篠宮殿下は,寛仁殿下の「自由奔放さ」に憧れていた節がある.大学時代から髭を蓄え,外車を乗り回していたし,サークル活動を通して積極的に男女交遊にいそしんでいたことからもうかがい知れよう.紀子さまとの出会いも大学のサークルだ
当時の秋篠宮殿下は,まさか自分に皇位継承が回ってくるとは露にも思わず,寛仁殿下よろしく「自由奔放」に生きていく将来設計をしていたのだ
「火のない所に煙は立たぬ」という言葉がある.これが真であるか否かは別にして,秋篠宮殿下には「タイに愛人がいた」「風俗街を歩いていた」といった報道が時々持ち上がる
タイ愛人説は有名なので知っている人も多いだろう.秋篠宮殿下はタイがお気に入りで良く訪れるのだが,その理由はタイに愛人がいるからというのである
たとえば1996年4月に,アメリカからクリントン大統領が来任した際に,秋篠宮殿下は宮中晩餐会を欠席し,ナマズ研究のためにタイ訪問の日程を優先させた.米大統領来日も,タイ訪問のかなり前から日程は明らかだったのであるから,タイ訪問をずらせたにもかかわらずだ.そこで「タイにいる愛人に逢いに行ったのでは?」と週刊誌が騒いだのだ.またタイ愛人説のみならず,タイの風俗街を散策されていたことなども報じられた
もちろんタイ愛人説も,風俗通いも週刊誌の憶測記事なのであるから,事実でないのならば,皇族らしく騒がないで堂々とするべきだ.だがこれに過剰反応を示したのが紀子さまだ.何か思い当たる節があったのであろうか?
紀子さまは殿下に同行した宮内庁職員への事情聴取を希望された.「本当のところはどうなの?」と真偽のほどを問われた職員は「私が存じている限り,殿下が愛人と逢われたり,風俗街を歩いても風俗店に入っているところを目撃しておりません」と答えるのがやっとだった
紀子さまに疑われたのは不本意だったのだろう.数日後に秋篠宮殿下は宮内庁を訪れ「タイで少し遊んだだけなのに,なんでこんな騒ぐんだ! やましいところは何もない! 寛仁殿下のほうがよっぽどだろう!」と大声で仰ったそうだ
私はタイの現場を良く知らず,同行した職員も「見ている限り,見ていない」そうなのであるから,秋篠宮殿下の言葉を信じたい.殿下の風俗遊びについてはまた別に論じることが多くあるが,少なくともタイでは遊んでいないと思いたい
なお,この宮中晩餐会欠席にはかなりの非難が起こり,毎日新聞の紙面にすら秋篠宮殿下を批判する記事が掲載された.これに対し宮内庁は「国事行為でも,宮家皇族が私的用事で欠席した例がある」とかいろいろ弁護したが,宮中晩餐会を欠席した事実は変えようもないのでどこか口籠った反論になってしまった
20200107
美智子さま,愛子さまに「雅子さまの“悪口”」を吹き込む
雅子さまが長年適応障害で苦しまれてきたことは周知の事実だ.しかし事実だとしても,言って「よいこと」と「わるいこと」の分別くらいつくものだ.ましてそれを愛子さまに吹き込むだろうか?
平成という時代を通じて,天皇家と秋篠宮家は親密だった.秋篠宮ご夫妻のみならず,眞子さま,佳子さま,悠仁さまも,公式・非公式を問わず,頻繁に皇居に訪れていた
しかしその一方,天皇家と東宮家には溝があった.「皇太子」という重い立場を鑑みれば,秋篠宮家よりも皇居への出入りが多くて然りのはずである.だが,適応障害で苦しまれていた雅子さまのみならず,皇太子殿下までも皇居にいらっしゃるのは必要最低限であり,ご両親との間には深い溝があった
この溝の深さを象徴するのは,皇太子殿下の「人格否定発言」だ.雅子さまの人格やキャリアを否定するような動きがある….この衝撃的な発言は,ご両親である天皇皇后両陛下に相談されることなく発せられた
メディアは犯人捜しをすぐに始めた.あわてて天皇陛下は文章を発表し,その真意を明らかにするよう殿下を促した.しかし冷静に考えれば,「ご両親に相談できなかった」という事実は,そこにこそ人格否定発言の原因があると告白しているようなものだ
端的に回答を言えば,美智子さまが雅子さまの人格を否定されていたのだ.「石女」だの「無銭飲食女」だのと雅子さまの悪口を酒の肴にして,毎週のようにお茶会が開かれていた
このような平成皇室の異様さ,言い換えれば「陰口体質」の酷さを考慮すれば,皇太子殿下が頑なに皇居にいらっしゃらなかった理由は明白であろう.そう,これは雅子さまを守るための無言の抗議なのであろう
美智子さまは雅子さまを一方的に毛嫌いされていたが,あまりにも酷いものがあった.愛子さまが小学校に進学される少し前の事に起きたことを紹介したい.愛子さまの進学を記念して,皇太子ご一家は挨拶のために皇居に訪れ,陛下と美智子さまを交え歓談となった.歓談といってもどこか他人行儀でギクシャクした空気が流れているのだが…
途中,雅子さまが席を立ち化粧室に行かれたときに事件は起きた.美智子さまは愛子さまを近くに抱き寄せると「あなたのお母さんは弱い人なの.お母さんみたいになっちゃだめよ~」と仰った.その場の空気が凍った.天皇陛下も皇太子殿下も何が起こったのか理解できず呆然とされていた
お解りだろうか? 平成の時代,皇太子ご一家が皇居に行かなかったのは,愛子さまを守るためなのである.いつぞやの会見で,上皇陛下がが,愛子さまと会う機会が少ないことを嘆いていたが,その原因は美智子さまにあると言わざるを得ない
20200108
愛子さまの「結婚観」と,眞子さまの「恋愛観」
かつて最も国民から愛された眞子さま佳子さま.とある御仁は,佳子さまを「インペリアル・アイドル」と褒めちぎっていた.だがそれも過去のこと.眞子さまがお相手選びを間違えたことですべてが一転した.はたして皇族に求められる「結婚観」「恋愛観」とは何なのだろうか?
多くの国民は皇族方には,その品位に相応しい方と結婚していただきたいと願っている.とりわけ男性皇族が結婚する場合には,お相手の女性は皇籍に入ることになるため「審査」がある.しかし時代とともにこの審査の「基準」も一般人の平均に沿うようになってきている
美智子さまは初めて皇后となられた一般国民だったが,それでも大金持ちの一族であり,「平凡な国民か?」と言われればそうではない.雅子さまも同様で,たとえ一般人でも,ご本人はスーパーエリートで,親族郎党も皆それなりの地位にある方だ
かかる意味で最も「平凡な国民」だったのは,紀子さまだ
しかし国民は紀子さまが「平凡な国民」ということで邪険にしたことはなく,その結婚を祝福していた.今になって紀子さまが批判されるのはそのあり様が,「国民の象徴たる一族」に相応しくないことに由来する
よって,良識を備えた方であれば,たとえどのような身分・立場・門地の人間であっても,お妃として国民は祝福するに違いない.まして国民から貴ばれる皇族が「この人なら間違いない」とお選びになったからには,国民がそれを信じないというのはおかしな話だ
このように考えると小室問題の本質が見えてくる.婚約発表があった当初,ほとんどの国民は「あの眞子さまがお選びになった方なら,良識ある方に違いない」と信じ,お二人の未来を祝福していたに違いない
しかしこの国民の思いは裏切られた.小室圭さんの母・佳代さんとその元婚約者との間に起きた金銭トラブルが発端だ.佳代さんが出した「とりあえず10万円程お願いできますか」「パピーの生命保険の受取人を私にして下さる事」という異様な文面のメールに国民は仰天したし,責任をもって説明すべきところを小室母子は沈黙を守り逃げてしまった.ここで逃げずに,誠実に対応していれば国民感情は今と違ったものになっていたろう
この「眞子さまのお相手なら大丈夫と信じていたのに裏切られた」という感情こそが,小室問題が秋篠宮家への失望にまでつながったと考えている
ところで秋篠宮家を弁護するわけではないが,殿下は「佳代さんの金銭トラブルの解決すること」のみならず「国民に説明責任を果たすこと」を大変強く望まれていたし,何の説明をすることもなくフォーダム大学に勝手に留学したことにも激怒していた
しかし事実として,トラブル解決も説明責任も現時点で果たされていない.眞子さままでダンマリを決め込んで,虎視眈々と嫁降するチャンスを狙っている.おそらく眞子さまにとって国民の期待は「重荷」なのであり,美智子さまではないが「周囲の雑音」なのだろう.小室圭さんは,国民の「余計なお世話」を振り払う絶好の機会なのだ
かかる意味で,国民が眞子さまに寄せる想いは「辛い片思い」になった.そして佳子さまに対する国民の期待もまた「片思い」だったと思わずにはいられない.やはり佳子さまにとって国民の期待は,ダンスのレッスンに集中できなくさせる「周囲の雑音」に過ぎないのだろう
国民も馬鹿ではない.うすうす姉妹の本心,ひいては秋篠宮家の本心に気が付いていてる.これまでの国民の期待が強かっただけに,裏切られたときの反動も強いのは当然だ.その責は秋篠宮家にあると言わざるを得ない.激しい国民感情が交錯するのも当然のことだろう
異性への愛は人間にとって本能的なものであり,これを抑えるのは容易ではない.ゆえに「結婚問題」にこそ,その人の本性,その家の教育が顕れると言っても過言ではないだろう.眞子さまにおかれては「一夜の恋愛」と「生涯つづく結婚」を混同しているきらいがある
眞子さまは,己がリビドーのうごめくまま,国民よりも小室圭さんを選んだのだ.思えば父・秋篠宮殿下も,昭和天皇の喪中のなか「紀子と結婚できないなら皇籍離脱する!」と騒いで結婚を強行した過去がある.血は争えないとはよく言ったものだ.佳子さまもダンスレッスンの講師と懇意だとスクープされているし,サッカー部の先輩といろいろあってスクープされていた.秋篠宮家の家庭教育はいったいどうなっているのか?
一方,浮いた話を聞かないのは,愛子さまだ.この差は何なのか? やはり家庭教育であろう.もっとも週刊誌報道によれば,通称「のび太君」と呼ばれる男性と夏休みを過ごされたことなどがスクープされている. そののび太君は,学習院の元生徒で現在は名門私立高校に進学し,高身長のイケメンに成長しているそうだ
しかしこののび太君は,愛子さまの「恋人」というよりも,家族公認の「友人」であり「親友」なのだと拝察する.というのも皇族方の恋愛というのはトップシークレットなので,一緒にいるところが堂々と撮られているということは,そもそも「恋人」ではない可能性が高い
果して愛子さまはどのような結婚をされるのであろうか? しかしそのお相手は必ずや国民が納得する人物であるに違いない.天皇家は厳粛たる空気のご家庭だ.愛子さまが「恋愛」と「結婚」を区別できないはずがない.だからこその私の懸念は,皇統問題などに配慮して,愛子さまの結婚の選択肢が狭まることだ
20200109
皇族が結婚するのは難しい
上皇陛下と美智子さまがご結婚された時,私はまだ宮内庁に務めていなかった.ゆえに以下の記述は伝聞に基づくものであることをご了承ねがいたい
男性皇族が結婚することは難しい.宮家ならまだしも,皇太子など高位の皇位継承者ともなれば,結婚どころ,恋愛することすら困難だ
先の大戦で無条件降伏し,戦後体制下になるや,戦中・戦前の頃のような「天皇の権威,皇室への絶対的畏怖」というようなものは薄らいだ.そのためか昭和20年代初頭ごろ現・上皇陛下の,お相手を探そうと,宮内庁が相手の家に打診をしてもほぼ100%断られるようになったという.戦中・戦前とは異なり,敗戦の将に嫁ぐことは必ずしも名誉ではなくなってしまったのだ
ゆえに,上皇陛下が美智子さまと「恋愛結婚」できたことは,まことにめでたき慶事と言わざるを得ない
良く知られていることであるが,美智子さまが皇室に入られることに反対する女性皇族は非常に多かった.それまで皇太子妃・皇后となる女性は,華族や皇室関係者の方であることが「常識」だったからだ
宮内庁もまた,違う角度から,美智子さまにいくつかの懸念をしていたようだ.特に次の二つが問題になったという
このうち❶について,すなわち美智子さまの宗教の問題についてはご存じの方も多いだろう.皇室は神道の中枢でありその存在そのものが宗教的なものだ.ゆえに他宗教との親和性が度々問題となる
じつは昭和も平成の時にも,皇太子妃の候補者を探す際に,お相手の宗教については「神道・仏教が望ましい」という条件があった.ここにキリスト教が含まれていない理由は,「天皇とキリストのどちらが偉いのか?」といった教学的な問題が背景に横たわっているからだ.現代人でそのような教学的問題に関心を持つ人は少ないだろうが,皇室は日本の伝統を継承している存在でもあるため,気になる人にはとても気になるのだ
だが美智子さまはクリスチャンだった.昭和天皇もこれに「違和感」をお持ちになり,宮内庁を通じて懸念を伝えた.しかし皇太子殿下は,美智子さまにゾッコンであり,極めて結婚の意思は固かった.結局,押し切られる形でお二人の結婚は認められたが,その宗教については「自分の意思で未だ洗礼を受けていないから問題ない」という妥協点を見出した
つづいて❷の問題,つまり美智子さまの性の乱れについて述べよう.結論から言えば,結婚する前から他の男性と経験があり,生娘ではなかったことが問題となった.馬鹿らしいと思う人も多いだろうが,皇太子妃の条件には「処女が望ましい」というものがあった.結婚後に元カレがでてきてリベンジポルノでもされたら大変だというわけだ
なぜ,美智子さまの「非生娘」が問題になったのであろうか?
それは美智子さまが候補者になった時,宮内庁が作家・三島由紀夫に連絡を取ったことに端を発する.というのも美智子さまは三島由紀夫と「お見合い」し,ご縁がなかったという結果になっていたからだ.聞くところによれば三島由紀夫側からから「お断り」をしていたらしい.その理由を宮内庁は知りたがっていた
三島由紀夫からの返答は凄まじかった.なんと「お見合いのあと,正田家の娘さまから,“試し乗り”のお誘いを受けまして….さすがに難しいということでお断りしました」というのだ.美智子さまにとって“お見合い”は,今でいう“出会い系”と同じようなものだったのかもしれない
思えば美智子さまはいつも上皇陛下を「子供扱い」していた.美智子さまが上,上皇陛下が下という皇室には似つかわしくないいびつな関係であった.これは皇太子妃時代から変わらなかったという
このような上下関係が生じた原因は,結婚後初夜の上下関係にあったのかもしれない
20200110
小室圭さんに渡り続ける「眞子さま“闇”マネー」
今年二月に眞子さまと小室圭さんはご自身の「将来」について何らかの発表をする見込みだ.そろそろ小室問題の核心に入っていかなければならない時期が来たようだ
普通ではないことが多すぎることが普通になった某家
各種メディアを通じ既に明らかになった事実として,小室家の家風は「普通の家庭」とは全く異質なものであるという点である.「利用できるものは徹底して全てを利用する」…そんな執念を感じずにはいられない.母・佳代さんの後妻業・パパ活のテクニックはまさに“男たらし”で,複数人の男たちから義援金で息子・圭さんの教育費2000万円をすべて充当したのだから,呆れるしかない.母親ばかりクローズアップされるが,小室圭さんも利用できるものはすべて利用する凄腕だ.自身の留学費「数百万円」を,母・佳代さんの元婚約者から借り受けながら,いざとなれば「あれは譲渡されたものです」を悪びれずにいるのだから,仰天してしまう
また,圭さんが受けたフォーダム大学留学のVIP待遇や,奥野総合法律事務所からの月30万円の給料も,母・佳代さん今もパトロンから支援を受けて贅沢三昧生活していることも,誰が見ても「皇室利用」なのは明らかだ.にもかかわらずこれを平然と享受し続けるというのは「神経が図太い」を通り越して,「通常の精神の持ち主ではない」と言わざるを得ない
どうして秋篠宮ご夫妻は,小室母子を止めないのか?
続いて問題となるのは,このような暴挙を許している秋篠宮ご夫妻の「常識力」だ
ある人は言うかもしれない.「秋篠宮殿下は平成30年の誕生日会見で“国民の理解と祝福”が得られなければ,“納采の儀”は認められないと仰った」と
だがこの意見は的が外れている.というのも,本当に「国民と共にある皇室」であるならば,そして日本の一般常識に照らし合わせるなら,秋篠宮殿下はもっと明確な形で「破談」を宣告するべきである.にもかかわらず,殿下は未だに日和見であり,先の誕生日会見においても,延期期限2月までに眞子さまと小室圭さんに「何らかの発表」をするように促しただけだ
娘の気持ちを尊重していると言えば聞こえは良いが,私から言わせれば「弱腰」にしか見えない.結局,殿下は重大な決断が,自らの意思ではできないお方なのだ.これは今も昔も変わらない.もちろん皇嗣という立場ゆえに自らの意思をバンバン表明するのは憚られるが,雅子さまを想いあえて「人格否定発言」をされた今上陛下の勇気と比べるとなんと情けないことか
また秋篠宮ご夫妻は,いまになって「消極的」に反対しているに過ぎないのだから,仮に小室佳代さんのスキャンダルが発覚しなければ,「積極的」に二人を祝福して送り出していただろう.この尻軽さには驚かざるを得ない
いよいよ本題に入るが,私は「トラブル発覚以前は,秋篠宮家は小室圭さんに大学入学や就職斡旋などの利益供与をしていた」と見ている.しかしこの蜜月関係は長く続かず,すくなくともトラブル発覚後に両家は絶縁状態になったようだ
私が最初に違和感を覚えたのは,小室圭さんは法律事務所のバイトに過ぎないにもかかわらず,メディアが「小室圭さんは弁護士を目指している!」「英語も堪能で国際弁護士にむけ下積みを経験している!」と喧噪したことだ.パラリーガルを何年続けても弁護士になれるわけではないのに,どうしてこのような報道をするのか不思議だった
この疑問が氷解したのは,小室母子が結婚儀式の打ち合わせに宮内庁を訪れた時だ.なんと母・佳代さんが「圭は国際弁護士を目指していますの」と紹介したのだ.つまり,メディアの「弁護士を目指している」報道は,そもそも小室母子が話した内容をソースにしているに違いない
この佳代さんの発言は現実のものとなる.なんと小室圭さんは,2018年8月にフォーダム大学に留学してしまった.海外留学というのは1年近く前から準備を整えておく必要があり,半年前の2018年2月の“納采の儀”延期が決定してから留学を決めたわけではないだろう.つまり,このフォーダム大学留学は,最初から既定路線だったことが解る
このフォーダム大学への留学は,お二人の交際がスクープされる前から決まっていたことだと思われる.秋篠宮家の計画としては,小室圭さんに国際弁護士の箔付けをしてから,お二人の結婚を正式に発表するつもりだったのだ
事実,眞子さまは,当初の予定を大きく前倒しして婚約内定の発表したことを自白している
昨年5月,予期せぬ時期に婚約報道がなされました.このことに私たちは困惑いたしましたが,結婚の意思を固めていたことから,曖昧な状態を長引かせない方がよいとの判断をし,当初の予定を大きく前倒しして婚約が内定した旨を発表することにいたしました
眞子内親王殿下のご結婚関係儀式等のご日程の変更について平成30年2月7日
眞子さまと小室圭さんの交際がスクープされることなく,当初の予定通りコトが運んでいたならば,小室圭さんの留学費を一体だれが工面していたのだろうか?
佳代さんの400万円借金すら返済を渋る小室家が,数千万円もかかるフォーダム大学留学資金を自力で用意できたとは思われない. もちろんそれは眞子さま,そして秋篠宮家が隠れて工面しようとしてたのだろう.多額の血税が,秋篠宮家を経由して,小室圭さんに渡っているのだ.まさに闇マネーだ
20200111
秋篠宮家職員の「自殺」と,「ヤフオク事件」に“黒い繋がり”
ご難場として知られる秋篠宮家だが,その元凶はなんといっても紀子さまのパワハラだ.職員の中から「自殺者」まで出ているその環境とは如何なるものなのだろうか?
紀子さまは「悠仁を立派な天皇にするため,あえて嫌われ者になっているのです」と知人に嘯いているらしい.もちろんこの発言は,ご自身のパワハラを正当化するための言い訳だ
皇室においてはヒエラルキーが絶対的な意味をもつ.どれだけ性格的に歪んだ方でも「皇族」というだけで「さま」だの「殿下」だのと尊称をつけられて呼ばれる.これに増長してしまう皇族方も少なくなく,紀子さまこそがその代表なのだ
昔,何かのドラマで,メイド長が,新人メイドを虐める際に,窓のサッシに埃が残っていたことを難じるのは「お決まり」だが,これとよく似た光景が秋篠宮家では繰り広げられているようだ
「わずかなミスで,一日中いびられて胃に穴があいた」というような悲鳴を良く秋篠宮家付きの職員だったN氏から聞いていたものだ.あだ名がモノというのも事実だ.容姿や顔立ち,出身地などから「樽」だの「芋」だの「水銀」だの頓珍漢なあだ名が横行していたようだ
ちなみに先の秋篠宮家付き職員は,紀子さまにいびられ,精神的に病んでしまい休職に追い込まれ,紀子さまから「リストラ」を喰らって本庁に戻ってきた一人だ.ここまで詳細述べても個人が特定できないほど休職者は多いというから驚きだ
先ほどのN氏から貴重な話があるので残しておきたい
週刊誌などで度々,話題になっているが,秋篠宮家付き職員の「自殺率」というのは異常に高い.すでに報じられているように3名の方が亡くなっている
秋篠宮家付き護衛官47歳T氏(縊死)2004年
秋篠宮家付き護衛官58歳K氏(縊死)2005年
皇居護衛官19歳N氏(拳銃自殺)2006年
いずれも2004年~2006年に集中している.実はこの自殺の原因について,当初は「まさか紀子さまのパワハラが…」という声が宮内庁内でも囁かれた.奇しくも紀子さまのパワハラ問題も週刊誌を賑わせていたが,さすがのメディアも「パワハラが原因で自殺?」とまでは書けなかったようだ
だが先のN氏が言うには,パワハラが原因ではなくて,もっと違うところに原因があるというのだ
N氏が自殺との関連性を指摘したのは,なんと「ヤフオク事件」だ
赤坂御用地は皇居には宝がごまんとある.これが何らかの形で流出してヤフオクで売られていたという事件が起きた.2008年のころだ
じつは皇族方の物品財産は職員に任せきりという側面があり,よほどのプライベートなものでない限りは冷暖房完備の倉庫に保管される
実は2000年以降「皇室の宝物」が大量紛失する事件が相次いでいた.天皇家とは異なり,宮家の財産は目録化されていないので,「無くなった」「泥棒が入ったみたい」と言われても,何がいくつ無くなったのか解らないというのが通例だ
N氏の見立てでは,自殺したこの3人が「皇室の宝物」の大量紛失に深くかかわっていたのではないかというのだ.その根拠として,3人とも非常に生活が派手で,ブランド物の財布や時計など身分不相応な品を見せびらかしていたそうだ.確かに,当時の週刊誌を読み直しても,たしかに多額の借金があったにもかかわらず,生活が派手だったということが書いてある.つまり,自殺したこの三人が宝物を持ち出して売ったお金で贅沢していた可能性が高いという
私はひねくれているのでN氏より一歩進んで推測すると,2000年ごろから紀子さまは「お金がない!」と何度も宮内庁に怒鳴り込んできていた.悠仁さまの教育費など,ともかく秋篠宮家はお金が必要なのだ
❶秋篠宮家の金欠問題,❷「皇嗣の宝物」が紛失する事件,❸ヤフオク事件,❹職員の自殺のあいだにある因果関係は不明であるが,不思議な事件は重なって起こるものだ
不思議でならない
不思議でならない
大切なことなので3度言いました
20200112
「愛子は,母親と似てヒキコモリ」と高笑い
平成皇室の汚点は数々あれど,美智子さまの気性の激しさほど「恥ずかしい」ものはないだろう.今回は美智子さまの「鬼畜」の所業を紹介したい
引退前,上皇陛下は2010年の誕生日会見で「愛子と会う機会も限られ,残念ですが,交流としてお話しできるようなことはまだありません」と述べた.この異例の発言は,いわゆる「愛子さまのイジメ・登校拒否」騒動を受けてのものであり,世間を騒がせた
愛子さまのイジメ・登校拒否については別の記事で私見を述べたいと考えている.ここでは同級生からのイジメではなく,美智子さまからのイジメについて述べたい
心温まる皇室であるならば,傷心の愛子さまを祖父母との交流の中で癒すのが常道であろう.だが当時の皇太子ご夫妻はそうはしなかった
その理由は単純である.美智子さまが愛子さまを嫌ってらっしゃったからだ.この感覚が私にはよく理解できなかった.世間一般でも,たとえ嫁のことは嫌いでも,孫まで嫌いというのは珍しいのではないだろうか?
美智子さまの「孫憎し」は,「嫁憎し」と同じくらい強度が強かったように思える
美智子さまが主催されるお茶会では,来賓同士の挨拶が一時期「逆さバイバイ」だった.ご存じの方も多いろう.愛子さまは手の甲を向けてお手振りされることが多く,それが自閉症患者の特徴と合致すると言って一部メディアが喧噪したのだ.それに美智子さまたちも悪乗りして,愛子さまを貶めていたという恐ろしい光景だった
よってたかって大人たちが愛子さまをイジメ抜くというのは本当におぞましい光景であった
もちろん愛子さまは自閉症などではない.愛子さまは右手のみならず左手も器用なため,お手振りをされる際に左手で振るときがあり,その際には向きから言って手の甲が外側に向いてしまうだけだ
これ以外にも美智子さま「お茶会」でのいじめがあったので紹介したい
本記事冒頭部でも少しふれたように,愛子さまは同級生のイジメを原因として,一時期,不登校状態になっていた.こういう皇族方のセンシティブな情報というものは極度に統制されているため,詳しい事情は私も知らない.だが,少しの間,登校を控えていたことは事実だったようだ
この知らせを受けるや最も喜んだのはもちろん美智子さまだ.愛子さまを心配することもなく,お茶会の席で「愛子は,母親と似てヒキコモリだから困ったものだわ」とニコニコと仰った.周囲も美智子さまの歓心を買おうと「皇室の恥ですわね」「雅子さんは本当にポンコツですわね」などと次々と…
まことにおぞましいお茶会であった.このようなことをされて,雅子さまは愛子さまを連れて美智子さまにお会いになりたいと思うだろうか? 雅子さまは,皇居に住まう「鬼」の毒牙から愛子さまを必死に守ったのである
美智子さまこそが適応障害の元凶だったのである
20200114
昭和天皇「皇統を秋篠宮に移してはならない」
この噂の震源が,宮内庁内に,それも美智子さまの言動にあることは間違いないので,その点をこの記事では紹介していきたい
さて,ある人は次のように思うかもしれない.そもそも皇族方の生活は一般人のそれよりも制限されているので「不貞」を行うことは難しいのではないか…と.だが,実際には,そこまで監視の目は厳しくない
たとえば故・寛仁殿下は自他ともに認める遊び人で,足繁く性風俗やクラブなどに通われていたそうであるから,愛人の一号や二号もたれていたとしても驚かない.平安時代中期に著された『源氏物語』に登場する冷泉帝は,主人公・光源氏と藤壺中宮の不義の子という設定であるから,皇族方の「秘め事」というのは昔から横行していたのかもしれない.皇族とて人間なのだから,三大欲求があって全く不思議ではない
男系男子派などは「血統」を極端に重んじる.現代では科学の力で親子関係が瞭然となるのだから,この男系男子派は,「即位の条件にDNA検査を付け足せ」と主張しているのかと思いきや,そういうわけではないようだ
もし男系をどうしても維持したいがために旧宮家を復帰させるのであれば,DNA検査をして現在の皇室との血縁関係を調査すべきではないのか? この疑問をぶつけて男系男子は明瞭な回答を出してくれない.彼らの言う男系男子とは「信念」であって,実際の血縁関係がなくてもよいのかもしれない.(なお『源氏物語』の場合,光源氏は男系男子なので,たとえ不義の子であったとしてもその息子・冷泉帝の「男系」は守られている)
天皇陛下は,上皇陛下や昭和天皇と同じく落ち着いた威風であるが,秋篠宮殿下は自由奔放な方だ.そのため, 秋篠宮殿下は,不貞の子であるという噂が昔からある
この噂の出どころは,ネット上の想像力からではなく,おそらく宮内庁の内部からなので,その点は報告しておきたい
というのも入江侍従長と美智子さまが懇意だったことは宮内庁内でも有名だったからだ.また入江侍従長との噂だけでなく,美智子さまは「陛下との夜の生活」にご満足しておられなかったのか,夜な夜な一人パーティなどに出かけられ,午前様になることもしばしばだったそうだ.皇太子妃時代のお茶会では,性生活に関する不満を赤裸々に語られることもあったという.よって美智子さまが「不義」にいそしんでいるという噂は,昔の宮内庁職員たちの間に広く知られたものだった
陛下は温和な方だったので,美智子さまの「放蕩」に気が付かなかったのだろうか? それとも気が付いていても止められなかったのだろうか? その真偽は今となっては解らない.もしや美智子さまは,上皇陛下とのあいだに今上陛下をお産みになり「義務」から解放されたことで,二番目の子供は「満足する相手」と作りたいと思われたのかもしれない
とある宮家皇族の方が「皇族はいつも国民の眼に晒され,規則に束縛される毎日なので,ルールを破るときの背徳感は何物にも代えがたい」というような趣旨の発言をプライベートでされていた.小室圭さんに対する眞子さまの想いもそのようなものなのだろう.はたして美智子さまも背徳感に酔いしれて秋篠宮殿下をお産みになったのであろうか?
昭和天皇が仰っていたと時折言及される「礼宮に皇統を移すな」「浩宮の次は浩宮の子」という言葉の出どころは何処なのだろうか?
ネットやSNSが充実した現代では,あまりに多くの情報が溢れていて,そのソースを確かめることが難しいこともある.しかし,先の「雅子さま馬アレルギー」報道を見ても解るように,たとえソースが明確であったとしてもフェイクが流布される場合もある.なので注意が必要だ
逆にソースが不確かでもファクトなものもある.それが今回紹介したい「皇統を秋篠宮に移してはならない」という昭和天皇のご発言だ
実ははこのご発言は,昭和の時代に宮内庁に務めたことのある人物ならば,昭和天皇が秋篠宮殿下や川嶋家に不快感をお持ちだったことはよく知られた事実でしかない
おそらく当時の宮内庁職員らを情報源にして,週刊誌メディアではなく,ウェブサイトやSNSを通して,国民に広まったのだろう
昭和天皇と香淳皇后は「おくゆかしさ」を愛される方だった.ゆえに人気アイドルかのように週刊誌に取り上げられ,衣装代に年数千万円もつぎ込まれる美智子さまの振舞に「皇室をゆがめている」と大変ご不満だった.息子・明仁皇太子殿下を「子供扱い」することも気に召さなかったようだ
昭和天皇が危惧された美智子さまの最大懸念は,その“性の奔放さ”さだ.イギリス王室ですら不倫だのなんだのでスキャンダルまみれなのだから,日本の皇室で同じことが起きていても全く不思議ではないし,むしろこれまで表に出てこなかったことのほうがおかしい
美智子さまは“性に奔放”な性格で,結婚後も愛人がいるのではないかと度々囁かれていた.昭和天皇が秋篠宮殿下に不信感を何度も示されていたのは,心の奥底のどこかで「秋篠宮殿下の父親は明仁皇太子ではないかもしれない」という恐怖心があったことは容易に想像がつく.なにせ秋篠宮殿下の性格はまったく兄・徳仁殿下と似ても似つかないのだから
同じ恐怖が紀子さまに対してもあったに違いない.大学のサークルで秋篠宮殿下と知り合った紀子さまも,美智子さま同様に「肉食系」女子だ.昭和天皇は結婚にあまり乗り気ではなく,むしろ反対だった.その結果,秋篠宮殿下と紀子さまの婚約発表は,昭和天皇が崩御された後になった
この婚約発表は,昭和天皇が亡くなられて半年後のことで「時期尚早」との声が宮内庁内でも多かったが,秋篠宮殿下は「結婚できなければ皇籍離脱する!」と騒ぎだし,時の両陛下も追認された
どうして秋篠宮殿下は,結婚を強行されたのか? 昭和時代に「結婚反対」され,結婚するなら混乱している「今しかない」と思われたのではないだろうか?
20200115
悠仁さま「罰則付き報道規制」の真実
巷でよく言われる,悠仁さまの「罰則付き報道規制」とはいかなるものであるのか?
皇室報道は常識が通じない.そもそも皇室は徹底的な秘密主義であり,生々しい内情が暴露されることはその神秘性を損なうとして,宮内庁からは基本的に「アゲアゲ」の“大本営発表”しかしない
それと関連して時折言及されるのが,悠仁さまの「罰則付き報道規制」だ.具体的には宮内庁記者会で申し合わされた次のメモのことをいう
<秋篠宮ご一家に関する報道機関との申し合わせについて>メモの内容
趣旨:秋篠宮ご一家のお子様方に関し,両内親王殿下におかれては,ご成長に伴いそれぞれご活動の幅を広げているところであり,また悠仁親王殿下には,今年9月で2歳になられることから,今後,外出の機会が徐々にお増えになるものと思われる.その際,ご一家のご活動やお子様方のご成長を国民に正しく伝える一方で,お子様方が静謐な環境下で健やかにご成長をいただきたいとの思いは,国民共通の願いである.ついては,今回,宮内庁と報道機関相互の話し合いにより秩序ある報道体制を確立することとしてはどうか.
申し合わせ概要 申し合わせの内容:宮内庁は,原則として,以下の機会に悠仁親王殿下もお入りになった秋篠宮家ご家族のお写真及び映像又はそれらを撮影及びペン取材する機会を報道機関に提供する.
○新年 ○初春(2~3月頃)○初夏(5~6月頃) ○夏(7~8月頃)
※悠仁親王殿下お誕生日のお写真も兼ねており,例えば夏休みに取材をお受けいただいた場合には,お誕生日のお写真は特に提供しない
○秋篠宮殿下お誕生日(11月)
その他,宮内庁として適当と思われる機会には,宮内庁は上記以外のお写真等の提供を行う.各報道機関は,上記以外の場合の秋篠宮家のお子様方の取材及び撮影並びに映像を使った放映・報道は自粛する.上記に反する行為を行った報道機関に対しては,宮内庁は,当分の間,便宜供与を行わない.なお期間は,それぞれの違背行為の内容や取材の態様等を勘案し,宮内庁が定める. 以上.
端的に言えば,「宮内庁が用意した映りの良い写真以外は使うな.それ以外のを使ったならばそのメディアを締め出す」といったものだ
一昔前まで,メディアは異様なまでに秋篠宮家を大絶賛していた.その事実と合わせてこの「罰則付き報道規制」は,皇室のメディア操作の一端ではないかという疑念が起こった
だがこの宮内庁記者会は,朝日新聞・産経新聞など大手メディアの記者が所属しているだけで,週刊誌報道や独立したジャーナリストにまで影響を与えるものではない.よって「罰則付き報道規制」に皇室報道全てを統制管理するようなものではないので,その点は注意がいる
もっとも世の人々のほとんどはこういった大手メディアの報道で皇室に触れ合うので,宮内庁記者会の情報統制する効果は大きい
この「罰則付き報道規制」の本質は,実際に情報統制がどの程度されているのかではないだろう.むしろ問題なのは,「罰則付き報道規制」が秋篠宮家に対してのみ出されて,東宮家には出されなかったことである
悠仁さま2歳のころには,メディアは雅子さま愛子さまバッシングの嵐だった.雅子さまは夜の赤坂御所を徘徊しているだとか,愛子さまは自閉症・発達障害だとか書きたい放題だった
むしろ「罰則付き報道規制」をかけるなら,秋篠宮家ではなく東宮家に対してするべきではなかったのだろうか? これが当時の私の考えである
この背後には,美智子さまのご意向があると私は確信する.つまり,雅子さま憎し,愛子さま憎しの反動で,秋篠宮家が愛おしくなり,悠仁さま推しに移ったのだろう
20200116
美智子さま「愛子より,佳子が美人で,私に似ている」「愛子は不倫の子」とご発言
美智子さまの秋篠宮家ひいきは有名であるが,その理由は非常に底の浅いものだ
美智子さまは東宮家よりも秋篠宮家がお気に入りだった.もちろんその理由は雅子さまが憎くて憎くてしょうがなかったからであるが,雅子さま憎ければ愛子さまも憎しも酷かった
特に愛子さまへの容姿への罵詈雑言がひどかった.毎週のように開かれるお茶会では次のようなご発言が美智子さまから聞かれた
「愛子は雅子さんに似て顔面のレイアウトが崩れていますね」
「愛子の胴回りは誰に似たのでしょうか」
などなど.この発言を受けて,取り巻きが次のようにご発言
「愛子さまは美智子さまとは似ていらっしゃいませんが,視力の悪い方からすれば愛嬌のある顔でございますよ.もちろんこれは美智子さまの原因ではございません.眞子さまと佳子さまはとてもお美しく育ってございます」
この発言を受けて美智子さまは次のように答えられた
「佳子が一番,私と似ていて美しいですね.佳子と眞子は間違いなく私の孫です.でも愛子の母はアレですからね.本当に徳仁の血が入っているのかしら.雅子さんのことですから,どこで男を作っていることやら…愛子は不倫の子かもしれません.それくらい愛子の体型や顔は黄金比から離れていますね」
愛子さまへの罵詈雑言はこれだけに限らないが,思い出して書いていると気分が悪くなってくるのでこれくらいにしたい
ところで愛子さまと言えば,少し前に「激やせ」が騒動になった.週刊誌は行き過ぎたダイエットや拒食症が原因と騒ぎ立てた
だがその原因の一つには,美智子さまによる「陰湿な陰口」を気にされ,愛子さまが精神的に悩まれたことが大きなウェイトを占めていると思う
愛子さまは心優しい方である.たとえ祖母の美智子さまから罵詈雑言を言われていようとも,愛子さまにとって美智子さまは愛すべき祖母なのだと確信する
20200117
悠仁さま「知的障害」「自閉症」は本当か?
ネットでは悠仁さまが障害児なのではないかと噂されているが,その真偽はどうなのであろうか?
悠仁さまには“きな臭い噂”が絶えない
産み分け,試験管ベイビー,知的障害,自閉症,聴覚障害,などなど…
もちろんこれらは噂に過ぎず,事実ではない内容も含まれている.たとえば悠仁さまが知的障害や自閉症だというのは間違いだ.確かに悠仁さまは,利発ではなく,ヒステリックであり,コミュニケーション能力に問題があるが,なにか障害があるという雰囲気はない
紀子さまは,悠仁さまのプロデュースに懸命だが,あまり無理をさせずに生活させてあげるのが悠仁さまに最も良いのではないかと思っている.とくに作文コンクールや工作発表などにおいて,宮内庁職員の「手助け」があるものを「悠仁さま作」として発表するのは如何なものかと思う
報道によれば10年ほど前,3歳のころから悠仁さまは盆栽に興味があったそうなのだが,さすがにそれには無理があるだろう.これに騙される国民がいるというのも困ったものだが…
悠仁さまは年頃よろしくややヒステリーな性格の方だと聞き及んでいる.紀子さまから「愛子さまに負けるな!」の大号令で,無理なスパルタ教育をされているのだろう.かわいそうに.その反動は職員に対するヒステリックな反応に出ている
悠仁さまはボードゲームや,将棋,カードゲームなど対戦する遊戯がお好きだ
だが,立場が立場のため,また性格が性格のため,ご学友が少なく遊び相手がいない.そのため職員がゲームの対戦相手を務めるのだが,負けてあげないと悠仁さまは癇癪を起され,大号泣される
ただし負ける演技もむずかしい.わざとらしく負けても悠仁さまのプライドを傷つけるのだ.この演技が下手で,紀子さまに告げ口され,キツイお叱りを受けた知人がいる
悠仁さまが5年生の頃,将棋に大変熱心になられ,連日,自宅で職員相手に将棋に打ち込まれた.悠仁さまが好まれるのは「大接戦の末,勝利を収める」というストーリーだ.だがこの職員は,迂闊にも,わざと自滅的な手を打って負けてしまった.悠仁さまは「ご機嫌を取ろうと,わざと負けたんだ!」と思われたのだろう.大変激怒され,駒を職員に投げつけその場を立り,紀子さまの元に走っていった
紀子さまに何を吹き込んだのか解らないが,その職員はその日,紀子さまから「態度が悪いわね.結婚されたばかりで大変なのよね.地方に転勤になったらどうするの?」と嫌味たっぷりに言われたという.しかし何を改善してもよいかもわからず,ただ紀子さまからご叱正されても,床を見つけて「申し訳ございません」と謝るしかなかったという
以上のようなエピソードは秋篠宮家では日常茶飯事のものだ.子は親に似る.秋篠宮殿下や紀子さまが「皇族不適格」なのは周知のとおりだ.今からでも遅くはない.悠仁さまの教育は天皇陛下と雅子さまにお任せしたほうが良いのではないだろうか?
もう遅いのかもしれないが
20200118
小室佳代さん「黒い交友関係」
眞子さまと小室圭さんの結婚問題について,「宮内庁は身元調査しているのか!」とよくお叱りを受けた.しかし宮内庁も何もしなかったわけではないのでその仰天エピソードを紹介したい
宮内庁は省庁の一つであり,そこの職員は“低級”官僚が務めている.国家公務員総合職から宮内庁に来ることは通常ない.よって生え抜きの宮内庁職員のなかには,基本的に「超優秀」な人物はいない
基本的に省庁は,政治家や皇族の方々の意向に沿い,就業マニュアルに沿って業務を遂行する組織なのであって,職員が「スタンドプレイ」で何かをするということは通常ない.スタンドプレイをする職員は「空気が読めない」「和を乱す」として煙たがれる
よってしばしば「小室家についてどうして宮内庁は事前に調査しなかったのか?」と批判を受けることがあるが,宮家から依頼がないにもかかわらず宮内庁が独自に小室家の身辺調査をするはずがない,というのが真相である
当初,秋篠宮ご夫妻が,小室圭さんについて「大丈夫!」と太鼓判を押していた以上,宮内庁が勝手に身辺調査することのほうが不敬である.よって小室圭さんの一件は,秋篠宮家に責任があると思う
小室圭さんの母・佳代さんとその元婚約者との金銭トラブルが明らかになると,秋篠宮家・宮内庁は小室母子を呼び寄せ何度も状況確認と状況改善の依頼をした
しかし小室家は「自分たちは悪くない」「金を返す気はない」「どうしても返したいのであれば400万円を秋篠宮家が肩代わりして欲しい」といった無責任な仰天発言を繰り返し,しまいには説明責任すら果たさないまま小室圭さんはアメリカに留学してしまった
ここにきて秋篠宮ご夫妻の「不信感」も頂点に達したのか,宮内庁に身辺調査を依頼してきた.宮内庁は,関連企業を通して興信所・探偵事務所などを通じて調査を依頼することになった
その調査を通じて最も問題視されたのは,小室佳代さんの交際関係だ.お二人の結婚の行く末に大きく関わることなので,本ブログで公開しようか迷いもあったが,すでに週刊誌にも部分的に報じられてしまっている事実であるから,これを紹介しておきたい
実は小室佳代さんは,反社と呼ばれる方々とのお付き合いが深い.少なくとも二人の反社関係者とつながりがある
友人のAさん.山口組系二次団体の元構成員.恐喝,特殊詐欺で逮捕歴あり.背中には登り龍の入れ墨.佳代さんとは20年来の「戦友」であり,佳代さん周りで揉め事があるたびに出動して解決してきた
たとえば小室本家で圭さんの祖父母が亡くなるや,佳代さんの代理人として本家に乗り込み,大声をあげたり睨みをきかた.毎晩,高級寿司の出前を注文し,すべて本家に支払わせていた.遺産分割の話し合いでは,圭さんに現金や証券など可処分遺産が相続できるように要求した
元恋人のBさん.稲川会系二次団体の元構成員.児童買春,恐喝,窃盗,詐欺で逮捕歴・懲役歴が複数あり
佳代さんの夫が亡くなるや半年も経たないうちに佳代さんと同居していた.同棲していた当時は,彫金師が本職との触れ込みだったが,実際には偽ブランド品の転売で日銭稼ぎをしていた.佳代さんとの仲が悪化するやAさんに追い出される.その後,不審死
とのことだ.このような黒い交際が目立つ佳代さんが,皇室関係者になることのリスクは大きい.眞子さまはそれでも小室圭さんを選ぶのであろうか?
20200119
眞子さま小室圭さん「初夜」はいつどこで?
皇室において本来,婚前交渉など「はしたない」ことであるが,美智子さま以降,「試し乗り」はおおっぴらに行われているようだ.はたして眞子さまと小室圭さんの「初夜」はいつだろうか?
内廷皇族が外出・外泊する際には必ず宮内庁に届け出なければならない.一方で,宮家は自由だ.公務や祭祀に関すること以外で,宮内庁が宮家に過干渉することは殆どない.ゆえに宮家皇族が無断外泊しようと午前様になろうと,宮内庁はそれを感知しえない
ただし秋篠宮家は「筆頭宮家」という重い立場にあるため,宮内庁からの干渉も多く,内廷皇族に近い扱いを受けることが多い.だが,現行の皇室典範では皇位継承権の外側にある眞子さま,佳子さまは,公務の時以外はほとんど一般人と変わらない毎日を送られている
もちろん世間の関心は高いため,パパラッチなどに苦労することは多いだろうが
下世話な話題で申し訳ないが,眞子さまご婚約の一報が流れたとき,宮内庁内では「眞子さまと小室圭さんの間には既に肉体関係があるのか?」「初夜はいつどこで迎えたのか?」が話題になった
眞子さまは,あの“試し乗り”美智子さまの初孫にして,“パンチラ”紀子さまの長女だ.婚約発表まで「我慢」できるはずがないというのが宮内庁の非公式見解だった
ところで眞子さまが外出する際にはボディガードが常時つくが,これは秋篠宮家が独自に雇った職員が充てられており,眞子さまに恋人がいることは宮内庁にとっても寝耳に水だった.それくらい秋篠宮家と宮内庁の間には溝があり,情報の共有がまったくなされないていのが現状だ
こういった経緯もり,宮内庁には秋篠宮家のことを良く思わない職員が多い.そのためこういった慶事があるたびに,下世話な想像力が花開くのだ
宮内庁の有志一同が導き出した結論は,眞子さまイギリス留学中に,小室圭さんと肉体関係を持ったというものだ.イギリス留学中ならばボディーガードもつかないしやりたい放題だ.奇しくも小室圭さんもこの時期,アメリカ留学している.また週刊誌の報道によれば,小室圭さんがアメリカ留学に発つ際,母・佳代さんは避妊具を手渡し,大小さまざまな性玩具を買い与えていたらしい.お互いにやる気満々だったのだろう
もちろん留学以前から,合体しまくっていたに違いないという意見も多く出たが,先ほども言ったように,日本国内で行動する限りボディーガードが常に尽くし,週刊誌の眼もある.美智子さまと紀子さまの血を引くとはいえ,さすがに「我慢」できるのではないかという結論になった
2月に眞子さまは今後の見通しについて発表する予定のようだ.ご懐妊の一報が先にならなければよいのだが
極めて下世話な話で申し訳ないが,箸休めということでご容赦願いたい
20200120
反秋篠宮ブログが相次いで「閉鎖」
ここ数日の間にいくつか皇室ブログが閉鎖したらしい
いずれも美智子さま,秋篠宮家に批判的な論調のサイトだ.私は皇室ブログ界の歴史は詳しくないが,いわゆる老舗の皇室ブログというのは,すべて親秋篠宮家系とのことだ
これら老舗ブログを少し読むと,雅子さまに「休み疲れ」だの「下皇后」だの,今上陛下に「引退しろ」だの罵詈雑言が目立つ.また,事実にもとづかない雅子さまバッシングどころか,愛子さま影武者説を真面目に信じているところも少なくない
そして,秋篠宮家を称賛する週刊誌記事ならば,無批判にすべて信じるという傾向がある.そしてこういったサイトの管理者は,もれなく中国韓国を罵倒しする保守的な思想の人間だ
こういったクズサイトばかり残っているというのは不思議な現象だ.美智子さま直伝の紀子さまによる策動があるのではないかと思ってしまうのも無理はない
当サイトも秋篠宮家には厳しい立場だ.ここのところ当サイトにアクセスできないという人から報告が相次いでいる.今後のサイトの運営方針も,より安全な方法を模索していかなければならないかもしれない